第9話 王都への道のり⑤
もうそろそろ王都に着きます!
少しした後、ギルドマスターが新人の受付嬢を連れてきたがその者に見覚えがあった
「あの時の小娘かぇ、余程妾を怒らせたいんしょうね」
血桜は受付嬢が入るなり言った。受付嬢も誰が待ってるのかがわかったのか顔を青くしていた
「こいつを知っていたのか?」
ギルドマスターが聞いた。それを聞いた血桜は
「この小娘が最初に妾のランクを大声で言いりゃんしたからこんなめんどくさいことになりんしょうに」
うんざりとした様子で答えた
「この小娘に妾の祟りをくれてやろうかぇ?」
「別に良いが殺すなよ?」
特に止めようとしないギルドマスターに受付嬢は抗議した
「何でよ!何で私が言うことを聞かなくちゃいけないわけ!?」
等とごちゃごちゃと抗議していたが次のギルドマスターの言葉で黙殺された
「お前はSランク以上の力の持ち主に喧嘩を売ったんだよ。それに俺は決闘の許可を出していないぞ」
受付嬢は悔しそうに口をつぐんでいたが血桜が言葉をかけた
「妾を愚弄した報いを祟らせて貰うぞよ」
地の底から出たような声に、回りの温度も何度か下がったように錯覚させられる程だった。その声を聞いて受付嬢は気を失ってしまった
それから一月、ギルドから依頼される依頼を受けたり等して過ごしていた。
今回は依頼を受けにやってきていた。受付に行き王都へ向かうことを話した
「それでは王都行きの護衛依頼を受けてみませんか?」
「護衛依頼かぇ?」
「そうです。ちょうど後一人募集されていたところなんです。
他のパーティーの人と合同で依頼を受けて貰うことになりますけど。」
「そうなのかぇ?護衛依頼、面白そうでありんすね。わかりんした、その依頼受けんしょう」
「わかりました。では、二日後に門の前に行ってください」
「わかりんした」
こうして血桜は王都への護衛依頼を受けることにした
話数の調整や重複していた小説を直しました!
今後はこのようなことがないように頑張ります!