第14話 学園の準備
昨日出せなくて申し訳ないです。なるべく投稿ペースが一定になるように頑張ります!
前話に第1章終わりの言葉を入れました
血桜が目を開けたとき、そこはシュメールから呼ばれる前までにいた転生神の間に居た。血桜はそこから出て教会を後にした。
教会を出て途中に見えた、依頼先である学院に向かった。門の前に着き、そばに立っている男に話しかけた
「通してくれないかぇ?」
「お前は何者だ?学生ではないようだし気配からして冒険者か?」
「そうでありんすぇ。妾はSランク冒険者の血桜やぇ。依頼を受けんした」
「ほぅ、お前が学園長が依頼していた冒険者か。わかった、学園長の部屋はこのまま真っ直ぐ行けばわかるが案内しよう」
「ありがとうごさいんす」
血桜は門番は学園の中に入りすぐ近くにある学園長室に向かった。後ろから何人かの気配がしたが無視して部屋の扉をノックした
コンコン「なんだ?」
「依頼していた冒険者の方がお見えになりました」
「そうか、入れてくれ」
カチャッ、と鍵が開ける音がして扉が開いた。そこには長い耳を持ったエルフの姿があった
「お前はもう戻っていいぞ。冒険者の方はこちらへ」
門番の男は少し頭を下げ来た道を引き返していった
「さて、貴方が教員の依頼を受けた冒険者であっているかな?」
「そうでありんす。妾は血桜やぇ」
「そうか、では血桜殿と呼ばせていただこう。血桜殿のランクはいくつなのかな?」
「妾は一応Sランクやぇ。最近成りんしたから知らないのも仕方がないでありんす」
「なんと、Sランクとは…。まぁ、その辺は置いといて依頼の話をしようか。血桜殿も退屈だろう?」
「助かるでありんすね」
「まず、依頼内容だがこの学園の教師をやって貰いたい。
今はどこも人手不足でね、血桜殿には戦闘関連の教師を受け持って貰いたい。大丈夫てあろうか?」
「問題ありんせん」
「それはよかった。今回の依頼はまだ年数を指定していない。教師をして貰う関係上すぐに辞めてもらうと困ってしまうから最低でも五年間は教師として働いて貰う。何か希望はあるかね?」
「30年位がいいでありんすぇ」
「30年!こちらとしてはありがたいがいいのかね?冒険者なのだろう?」
「かまいんせん。少しの暇潰しでありんすから」
そこまで顔を動かさなかった学園長が苦笑いをして
「30年が暇潰しか……まぁ、わかった。血桜殿、教師として期待しているぞ。
明日から出て貰えるか?」
「わかりんした」
「そうだ、忘れていた。
私はこの王立センシュトム学園学園長
[マルシェリット・ウェリダトル]だ
少し題名と違うけれど思い付かなかったんだ。
許して……