~無能力者を舐めるなよ~
初投稿だよ!!文章が拙く、誤字脱字も目立つかと思いますが、ご容赦下さい。
※この物語はフィクションです。
〜プロローグ〜
20XX年 日本には、「ギフト」と呼ばれる特殊な能力を持つ者達が、産業、防衛、情報技術、などの面で活躍し社会的地位を高めていた。
次のニュースです。「……能力者の……氏が……の分野において世界初となる…を成し遂げ…。」いつもと変わらない朝、俺はいつものように朝起きて、支度をする。赤池元、これが、俺の名前、ギフトが一般的になってきた日本で人口の2割にも満たない能力者を育成する高校に通う、高校一年生だ。いつも通り、家を後にし学校へと向かう、入学初日に自己紹介で大滑りし、友達も尊厳も失った俺は、暗黒の三年間の一年目を謳歌している。ちなみに俺のギフトは、不明、なんでも能力が弱すぎて検査機器に反応しなかったらしい。酷い話だ。校内カーストもギフトも最底辺ではあるが、一応何事もなく日々を過ごしてはいる。そんなことを考えていれば、学校が見えてきた。靴を履き替えて、教室へと入る…かと思いきや担任教師であり、独身のミステリアス美人(自称)の深水鳴海先生に肩を叩かれた。「赤池、貴様…今日の日直だったはずだが?なぜ、予鈴ギリギリの登校なのだ?」どうやら、忘れていたらしい、テヘペロと心の中で可愛子ぶってみせたが、深水先生の怒りを解かなければ生徒指導室行きだ、それは嫌なので、とりあえず形だけの謝罪を述べて退散する。席に着くと隣の席にはクラスメートが座っていた、彼女は梶村茜、特殊な煙を生み出して、対象を催眠状態にする、「魅惑の煙」というギフトをもつ少女である。ちなみに今日の日直の相方だ。「おい、赤池…乙女に仕事を押し付けて重役出勤した気分はどうだ?」「最高です。」素直に答えると腹を殴られた。暴力反対。そして、一限目が始まった。一限目は深見先生による。ギフトの分類についての授業だ。「…ギフトは、その強力さや希少度によってstage5を最高とした、stage0から5の六段階に分けられる。……例えば、梶村の「魅惑の煙」はstage4だ。ちなみに、stage5は今現在、我が国には、十二人しかおらずどれも強力かつ希少なものだ。」どうやら、お隣さんは希少なギフトを持っているらしい。ふと気になったので、俺のstageについて質問してみたら、目を逸らされた。なんなのよ…。