日常2
もうそろそろストーリーは
盛り上がりますので、待っててください。
お昼を食べ終えヨル達は最後に、デザートのヨーグルトを食べ始めた頃、ヨルはふとある事を思い出した。
「ねぇ、母さん?」
「何⁉︎ ヨル」
「父さんは? 今日も街に行ってるのか?」
「そうよ、朝に出かけたから明日の朝辺りには帰って来るわぁ」
「そっか、父さんにまた稽古してもらおうと思ってたのなぁ」
「忘れたのヨル⁉︎ミーシャちゃんと3日後に街で洗礼をしにいくでしょ」
「そうよ、私のお父さんもヨルのお父さんと街に行ってるわぁ」
「あぁ〜 覚えてたよ」
「ヨルニィー絶対に忘れてたですぅ〜」
「まったくヨルは、しっかりしてよね!」
「悪かったよ、だけど洗礼かぁーやっとって感じだな」
「そうねこれでスキルが手に入るわ」
「どんなすきるかなぁー」
「ヨルニィーもミーネェーも羨ましいですぅ〜」
この世界では子供は10才になったら教会で洗礼を受ける、神に感謝しこれからの独り立ちを報告するのだ。
その際に神からスキルを授かる。スキルと言うのは言うまでもなくみんな知っているだろう、異世界モノやRPGで有名なあれだ、スキルの例をあげると剣術や魔法から錬金術や鍛治などがあげられる。
また、スキルは一人当たり2、3個貰える。また一つの事もある。スキルは重要しされるがギルドなどではさほど重要しされていない。
それは誰でも仕事ができるし、簡単な仕事や日雇いなどバイトみたいなものもあるからである。
実際、スキルは強力な力もあるが、自分の元々の潜在能力など自分鍛錬し身につけた能力も認められているからだ。因みに鑑定や錬金術や鍛治などのスキルは人々から羨ましがられる。それは、そのスキルを持っているだけで商売を始めらるからだ。
兎に角スキルは神から与えられる加護的な意味で人々は認識している。
この洗礼を受けられる時に、ギルドに登録できるようになる。ギルドでは、もちろんモンスターの討伐から、素材の回収依頼や薬草の採取や近所のお手伝いまで様々なものがある。
ギルドではランクというものがありランクは依頼の受けられるレベルをあらわす。もちろんそれだけではなく依頼を受ける人の信頼もあらわしている。実際には信頼よりいかに強いか、どんなモンスターを討伐したかなどが優先されている。
また、ギルドではモンスターの素材や薬草などの買取もおこなっている。
「やっとこれでギルドに登録できるなぁ」
「そうね、私もこれでお父さんの役に立てるわ」
「やっぱりミーシャちゃんもギルドに登録するのね?」
「えぇ登録します。クエストも討伐ばかりではないですし」
「そうね、でも危険はいつでもある事を忘れないでね! ヨルは特にね!高ランクを目指すのだからモンスター討伐も多く受ける事になるんだから!」
「わかってるよ母さん」
「やっぱりヨルは高ランクを目指すのね」
「わぁ わぁ ヨルニィーすごいですぅ〜 」
「まだギルド登録もしてないんだそんなすぐには危険な事にならないよ」
「わかっているわぁ 、でも今から常に自分の安全を優先してね⁉︎」
「わかってるよ母さん」