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ダークソール   作者: 涼風
2/8

プロローグ2

[いや撫でただけだろ?]

[そんな撫で方あるわけないでしょ⁉︎

目つきがいやらしかったわぁ ‼︎

それに見つめなくてもいいでしょ]

[いやらしいわないだろう普通に兄弟のコミュニケーションだよ]

「そんなコミュニケーションあってたまるかぁ!」

ミーシャは顔を赤くしヤカンの如く鼻息を荒くさせている。今にも殴りそうだ

「ミっ ミーネェー落ち着いて」

「まったくミーシャはすぐ怒るよなぁ」

「誰がそうさせてるのよぉ!」

ドコォと鈍い音がヨルの頭にひびいたミーシャの細いか弱い腕からありえない威力だ。

「いった〜ぁ」

ヨルは少し涙目になりながらミーシャを睨む

(まったくミーシャは細い腕なのにどんだけ力あるんだよ、まったく)

「ヨォ ヨルニィー大丈夫⁉︎」

「あぁ大丈夫だ」

そう言ってヨルは笑いながらミリアの頭を優しく撫ではじめた。それを後から少し羨ましそうにしなが怒っているミーシャがいた。

(まったくミーシャはすぐ怒る、まぁでもそろそろ機嫌なおしてもらわないとなぁ)

「ヨォイショっと」

そうしてヨルは地面から立ち上がりミーシャに近付いて行きミーシャを撫で始めた。

「なぁ⁉︎ なぁ⁉︎ 何するのよぉ」

少し驚きながらミーシャは顔を赤くし俯いてる。

(昔からミーシャは撫でると機嫌直すからなぁ)

「いやなんとなく撫でたかったから⁉︎」

「何よ撫でたかったからって、まぁ撫でたいなら仕方ないわねぇ」

なんともわよくわからない言葉を吐き出したミーシャにヨルは苦笑いしている。ミーシャは少し怒りながらも落ち着いていく、その俯いた顔は嬉しさと恥ずかしさが垣間見える

(何よぉ撫でたかったからって、でもヨルにこうされると嬉しいし落ち着くわぁ……)

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