プロローグ
とある山奥の田舎にある村、ヨハル村という。
この村は小さく人口100人もおらず家も30軒ぐらいしかない。
しかし、そんな村のなか一際目立つ大きな
家があるそれがこの村の長の家である。
またこの村のほとんどが森につまれており大きな湖が特徴だ。
その湖のほとりに少し大きな岩と木と木の間にハンモックが付いている場所があるそのハンモックの上で横になりながら寝ている少年がいる。銀髪で目の色は黒く目つきが悪い年齢は10才といったところだ。詳細としては、銀髪の髪は長く目の半分くらいまで伸ばしており、後ろ髪は肩にかかるぐらい伸びており綺麗に紐で束ねてある。顔は目つきが悪いが普通にイケメンだ。この少年こそこの物語の主人公でありこの村の長の息子で名前はヨルという。
ヨルは気持ち良さげにハンモックに揺られながら寝ている、そこに二人の邪魔者が乱入してきた。
[ねぇ ねぇてばヨル 起きなさい]
この少女はヨルの幼馴染のミーシャで年齢はヨルと同じ10才で目と髪は赤くセミロングで強気な感じの女の子だ服装は白いブラウスに淡い水色のショートパンツでいかにも活発な少女である。また、肌は絹のように滑らかでどこかの貴族のように綺麗で誰がみても美人というだろう。
少年はその声がうるさいという感じに不機嫌に寝返りを打つ
[起きてよヨルニィー ヨルニィー?]
もう一人の少女はヨルの妹のミリアでまだ少し拙い話し方で年齢は5才で兄と同じく銀髪でかみは腰に届きそうなぐらい長い目の色は淡い緑でかなり可愛い顔をしている。
服装は白のワンピースをきている。顔はあどけなさはあるのは当然なのだが、目は少し潤っておりまるで子犬が助けを求めているかなような顔だ。何かお願いさればほとんどの者が断ることはできないだろう。
その可愛らしい声を聞いたヨルは優しい寝顔でミリアの方に寝返りをうつ。
その時、ブチッと何かがキレるような音がした。
[何よその反応の違いわぁ‼︎ ]
そのあまりの違いにミーシャはハンモックを揺らしヨルを地面に叩き落とした。
[痛いなぁー 何すんだよミーシャ]
[あなたが起きないからよ このシスコン馬鹿]
ハンモックから落ちたヨルは地面にヘタリながらミーシャを非難しながら頭をさすっている。
[ヨルニィー大丈夫⁉︎]
顔を傾げながらヨルのそばにやってきたミリア
そこでヨルは左手を伸ばしミリアの頬に手を当て見つめ合いその後、頭を撫でた
[うりゅー]
ミリアは恥ずかしく珍妙な声で顔を赤くしている
[なぁ ⁉︎なぁ ⁉︎ 何を 何をしているのよぉー⁉︎]
顔をヤカンが沸騰したかのように赤くし口は魚みたいにパクパクさせている。
初めての投稿です
色々あると思いますがよろしくおねがいします。