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アイマイな宙...。  作者: 七原 詩織
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幼馴染と私。

1981年4月


山河高等学校入学式。

校長先生の話が長いせいだ。入学式だというのに男子が早々に眠気と戦っている。

そしてついに、個名が呼ばれる時が来た。

「入学生、起立!」

寝ていたのがバレたのか、教頭先生の非常にキツい声に緊張が高まった。

キレの良い返事や、怠げな返事などそれぞれ十人十色。

「緒形 元臣!」

私の幼馴染の名前が呼ばれる。

彼は小さい頃、目はぱっちりしてるし、笑えばえくぼができる可愛らしい子だった。昔から見ている自分からすれば、元臣という堅っ苦しい名前が似合わない子だ。

でも、時が過ぎ大人っぽくなった今。

名前相当のサッカーの強さ。ここにも推薦で入った。

「須賀 真莉!」

私の名前が呼ばれる。

返事をしてゆっくりと座った。肺に溜まった息を吐き出す。1年だけで5クラスあるこの学校。なのに、奇跡的に元臣と一緒になれた。

学校にも馴染めそうだ。

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