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夢物語  作者: チョビ
3/4

姉ちゃんと姉妹

「おっ今日は早いんだな」

「うん」

「まさかずっと起きてた訳じゃ…」

「ち…違うよ!今日はたまたまはやく起きただけだよ」

「そうか…ならいいんだ」



今日の天気は晴れ。俺の気分は曇り。

昨日は色々とありすぎて脳が処理しきれず、ただいまオーバーヒート中。まぁただ何も考えて無いだけだけどね。そんな今日も3人仲良く…いやまいに、にらまれながら登校中その原因は

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「かずき今日も姉さまに迷惑かけたんでしょ」

「かけてねぇよ」

「ほんとにぃ〜?」

「お前こそ迷惑かけてるんじゃないのか?自称姉ちゃんの妹」

「はぁ!?ちょっ…なに言って…」

「あれ〜違うのか〜?確か、ありがとう姉さま。とか言ってなかったかぁ?」

「なんで私の夢を…」

「ん?私がどうかしたか?」

「な…何でもないわ姉さま!さあはやく行きましょう!!」

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と言うことがあったからだ。

そうこうしてる内にもう学校についた。そしてすぐ教室にむかい席につき本を読む。

ちらほらと人が来始めた。そろそろたくやがくるかなと思ったがいっこうに来ない。さらにたくやの変わりと言わんばかりに人が集まって来て、昨日のことについて聞いてくる。そいつらを適当にあしらっていると、先生が来て、

「おーい。ちゃんと座れよー。ホームルーム始めるぞー」

もうこんな時間か。今日はたくや休みなのかな?あいつが休むなんて珍しいなぁと思っていると、学級委員のれなが、

「先生ーたくや君今日休みですか?」

と聞いた。

「いえ、まだ連絡がきていないので後で確認します」

「あ…ありがとうございました」

と言って、れなは少し驚いた顔をして席に着いた。でもあいつが無断欠席するなんて珍しな。なにかあったのかな?と思ったが、今は自分のことに専念することにした。


キーンコーンカーンコーン


やっと昼休みだ。本を読もうと思い。本を取り出した瞬間、

キーンコーンカーンコーン

「二年二組かずき君」

また呼び出しか。生徒会室に向かおうとしたら

「二年一組かなさん、はなさん至急生徒会室に来てください」

えっ!なんでアイツらまで?まさか…



「姉ちゃん何であいつらまで呼んだんだよ!」

と俺は姉ちゃんに聞いた。

「いやお前が誰に告白されたのか調べたんだ。まさかあの二人だったとわな」

えっ?まさか姉ちゃんの知り合い?

コンコン

ドアがノックされた。

「入っていいぞ」

ガラガラ

ドアがあいた。そこには、はなとかなが立っていた。

「久しぶりだな」

「えっと…」

とはなは困った顔をした。

「もしかして忘れてしまったのか?かずきの姉だよ」

すると二人の顔がパッと輝き姉ちゃんのところに寄って行った。そして、姉ちゃんは二人の頭をなでていた。これまいが見たら絶対うらやましがるな。と思っていると、

「なんだかずきもなでらたいのか?」

「なでられたくねぇよ」

「にしても本当に久しぶりだな、はな・かな」

「「うん!久しぶり!!」」

「本当に仲がいいんだな。姉ちゃんいつ知り合ったんだ?」

と俺は軽い気持ちで言った。すると姉ちゃんはすごく不思議そうに、

「何言ってるんだ?二人とは小さい頃からの知り合いだぞ?」

と言ってきた。小さい頃から?そんな昔から知り合いだったんだと思っていた。しかし、次の姉ちゃんの言葉を聞いて俺は、驚愕した。

「そもそも、お前が昔一番仲が良かったじゃないか」

俺が一番仲が良かった?嘘だろ?記憶がないぞ。そもそも俺は昨日初めて会ったんだぞ…

俺が驚いたような顔をしてると、かなが

「えっ!まさか、かずき私たちのこと忘れっちゃったの?」

「えっ…あ…」

と俺が言葉に困っていると、はなが

「昨日会った時から少し違和感を感じてましたが、まさか…」

「う…うん思いだせない…ごめん」

「おい冗談だろかずき?あんなに仲良く遊んでたじゃないか」

「……」

うっうっうっ

見上げると二人は泣いていた。

俺は何か言おうとしたが、言葉が見つからずただただじっとしていた…

「あっあの私そろそろ帰りますね」

と言ってはなは姉を連れて生徒会室を出た。


俺はじっとしていた。と言うか動けなかった…

しばらくして姉が、

「今お前が何を考えているかわからないが、くいの残らないように行動しろ。これが今私の言えることだ」

「姉ちゃん…ありがとう。俺ちょっと行ってくるよ」

「あぁ行ってこい」

「うん!」

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