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最強の無能力者  作者: まさかさかさま
第一章・動き出す指針
45/65

時旅 葉・?話

 雨。

 雨。

 ぽたぽたぽたぽた。

 足元を雫が濡らす。

 ぽたぽたと。

 私の頬を雫が伝う。

 雨。

 おかしい。

 日は出ているのに、どうして雨が降っているのだろう。

 太陽はあんなに照っているのに。

 空は雲ひとつ無い美しい蒼穹。

 こんなに身体は熱いのに。蒸発してしまいそうなほど、熱いのに。

 私の胸の内はただただ曇天で。足元を水滴が濡らす。

 淀んだ双眸から、とめどなく零れる透明な液体。

 進もう。

 進もう。

 どこに?

 どこにだろう。

 知らない。

 わかるもんか。

 ここではないどこかだ。

 どこだっていい。

 なんでもいい。

 どうでもいい。

 こんな世界、どうせどこに居ても変わりはしない。

 どこに居ても、どうせろくでもない現実が待っている。

 歩こう。

 歩こう。

 どこまでも。

 一時間歩いた。

 三十秒あるいた。

 二秒あるいた。

 コンマ一秒あるいた。

 気が付けば辺りは暗くなっていた。

 いつの間に時が経ったのか。

 最近、体内時計がおかしいのだ。

 一秒進んだかと思えば十秒進んでいたり。

 十秒戻ったかと見せ掛け一年進んでいたり。

 一年跳んだかとおもえば一万年は止まっている。


 なんでもいいか。

 いくら進んでも、もうそこに良人はいないのだから。


 好きな人は死んだ。

 彼氏は死んだ。

 良人は死んだ。


 好きな人は死んだ。

 後輩は死んだ。

 美唯ちゃんは死んだ。


 好きな人はいなくなった。

 親友はいなくなった。

 火巻はいなくなった。


 嫌いなやつだけここに居る。

 自分だけここに居る。

 私だけここに居る。


 憎まれっ子世にはばかった。

 一人意味無くはばかった。

 いなくなろう。

 そしてここではないどこかに消えてしまおう。

 歩け。

 歩け。

 進め。

 進め。

 倒れる。

 倒れた。

 痛い。

 立てない。

 立つ力は残っていない。

 足は百年は昔に使いきった。

 なら這え。

 這え。

 前進。

 全身。

 漸進。

 そういえばお腹がすいた。

 もうどれだけ物を口にしていないのだろうか。

 一日か。

 千年か。

 一億年か。

 √九秒か。

 ああ、三秒か。

 お腹がすいた。

 何を食べよう。

 ここには何もない。

 いや、あるか。

 三つだけある。

 一つは道。

 一つは空気。

 一つは時計。

 一番食べられそうなものを思考する。

 空気にしよう。

 お腹が減ったから空気を食べよう。

 そうと決まればやることは決まっている。

 調理だ。

 料理の腕には自身がある。

 ええと、なぜだったっけ。

 誰か、好きな人のために、何度か手料理をこしらえたことがあるからだ。

 自分の食べる分はいつも冷凍食品の詰め合わせだったけれど。

 あいつには、美味しいものを食べてほしかったから。

 たまに作ってやったんだっけ。

 だから料理には自身がある。

 ところであいつって誰だっけ。

 忘れたくないのに。

 思い出したいのに。

 流れた時が、滞った時が、戻った時が、淀んだ時が私の記憶を麻痺させていた。

 ああ、そうだ。

 りょうとだ。

 私はなんでこんなことを忘れていたんだろう。

 信じられない。

 あんなに好きだった人のことを忘れていた。

 だけれどもう、顔は思い出せない。

 薄ぼんやりとしか思い出せない。

 りょうと。

 漢字はどう書くんだったっけ。

 どこまでが苗字で、どこからが名前だっけ。

 りょ・うと?

 りょう・と?

 まさか、り・ょうとではないと思うけれど。


 あれ?


 りょうとって誰だっけ?

 空気とどっちが大事だっけ。

 空気だ。

 だって空気は食べられる。

 こんなにも私を包んでくれている。

 あいつはいなくなってしまったけれど。

 空気はいつまでも私に付きまとう。

 さあレッツクッキング。

 まずは空気を空気で揚げる。その空気を空気ナイフで切り裂き、断面に空気を擦りこんで、再び空気同士を密着させる。途中で調味料として空気を小さじ一杯入れ、より空気らしくする。隠し味として空気をちょっぴり混ぜて、そしてここでなんと十二種の空気を、それぞれ五個ずつぶちこむ。おまけに、その辺の空気棚に入っていた空気を取り出して、空気もろともかき混ぜる。空気お玉で空気をすくい、軽く味見。うん、実に空気な味だ。空気と空気と酸素と空気と窒素と二酸化炭素が絶妙なハーモニーを生み出している。これは凄い。天然素材の百パーセント空気。持ち運びも便利で、どこでもいつでもどれだけでも食べることが出来る。空気は偉い。私を見放さない。あいつも、あの子も、やつも、私も、私のことを見放し、どこかへ行ってしまったけれど、空気はいつでも私の側に居てくれる。

 空気はこんなにもいとおしい。

 ああ、どうすれば空気は私を愛してくれるのか。


 そうだ私も空気になろう。


 空気になって消え去ろう。

 そうしよう。

 それがいい。

 いや、君は消えないよ。

 あれ、その声は空気さん、そんなところにいたのね。

 君は僕と一緒になることで、永遠に空気として存在することが出来るんだ。

 そっか、空気になることで、永遠に空気として存在出来るんだ。

 じゃあもうとりあえず空気になっておこう。

 形も思考も記憶も道も時計もない、空気になろう。

 さあ、一緒にエアライフを満喫しよう。



 ばいばい。



 ……。


 …………。


 ………………。











 やだ、














 い、や、だ、

















「う「あ」「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ」「ぁ「あ」「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ」「亞「あ」「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ」「あ」「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ」「ぁ「あ」「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ」「「あ」「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あ「あ」あっっっ」


 声が戻る。

 意思が戻る。

 身体が戻る。

 自我が戻る。

 記憶が戻る。

 私が戻る。

 世界が戻る。


「――――っは……っは……う、ううぅうう、ぁ、ああ、あぁあああ……」


 見開いた瞳孔で周囲を確認する。

 そこは見知らぬ町並みだった。

 私の在籍している第五十学区でも、以前在籍していた第三十二学区でもなかった。

 だけれど、神屠学園内であるということだけは分かる。

 見知らぬ土地だけれど、各地に神屠学園特有の公共物が溢れているのだから間違いない。

 ここは現実世界だった。

 そして当然、突如奇怪な叫び声を上げた私が、街を行き交う人々の奇異の視線に晒されないわけがなく。

 通りすがりの背広姿の成人男性が肩に触れ、

「大丈夫、ですか?」

「触んないでっ!!!」

 その手を払いのけ、夜の街を駆け出す。

 駆けながら、ある事実を頭の中で反芻する。

 思い出した思い出した思い出した思い出した思い出した。

 昨日――――いや昨日かどうか定かではないけれど、先日、良人と美唯ちゃんが病院で非望の死を遂げたのだ。

 その事実を受け止められず、私は病院から駆け出て、走り続け、呼吸が出来なくなっても走り続け、足が動くのをやめても走り続け、理性が失われるまでひたすら徘徊し続けていたのだ。

 全て思い出した。

 私はここに居る。存在している。空気なんかにはなっていない。

 安堵する。

 だけれどその安堵はすぐに崩壊する。

 良人も美唯ちゃんもここには居ない。存在していない。死んだ。それも美唯ちゃんは私が殺したようなものだ。あの時、良人の手術をする美唯ちゃんを止めていれば。集中治療室の扉を開け、私が止めていれば。美唯ちゃんだけでも助かったかも知れない。だけれど私は、良人が助かってほしいという一心で、止めることが出来なかった。

 見殺しにした。

 たった一人の後輩を、私は自分の意思で見殺しにしたのだ。

 しかも結局良人は助からなかった。

 美唯ちゃんと、それから実先生が命を賭して手術を成功させたのに、良人の命は尽き果てた。

 無駄死に。犬死に。骨折り。くたびれもうけ。死にもうけ。

 そして私の親友だった火巻 柚喜は、良人と美唯ちゃんの死、それから――――私に美唯ちゃんを止めるか止めないか選択させたという、有りもしない責任を感じ、完全に瞳から光を失わせていた。私も酷かったが、彼女も彼女で酷かった。よく覚えていないけれど、火巻は私とは別のベクトルで塞ぎこんでいた。ただ私に謝り続けていた。その後、火巻の姿は見ていない。

 考え得る限り最悪の結果。最悪の現実。これが私の今。今。

 いや、考え得る限りの、その限りを越してより酷い。

 酷い、酷い、酷い。 

 なんでなんでなんで。

 おかしいおかしいおかしい。

 こんなのってない、どうかしてる。

 ただ私は、美唯ちゃんと良人、二人共に助かってほしかっただけなのにっ。

 二人が並んで笑んでいるところを見たかっただけなのにっ!

 あれ? あれ? なのにどうして二人とも死んでるの?

 どうして二人とも死んだの?

 私が悪いの?

 私が無力だったから?

 何もしなかったから?

 でも何も出来なかった。

 しようが無かった。

 私はどうすればよかったのだろうか。

 どうすれば異無兄妹を守れたのだろうか。

 こんなことになる前に、良人を軍部の手から解放すればよかった?

 でもそうしたら美唯ちゃんが殺される。学園に利用されると同時に、人質に取られていた美唯ちゃんが殺される。

 じゃあ、先に美唯ちゃんを学園の魔手から助けていればよかったの?

 でもそうしたら良人が殺される。軍部に利用されると同時に、人質に取られていた良人は殺される。

 じゃあ、良人と美唯ちゃんを同時に助ければよかったの?

 そんなことできるはずがない。

 そもそも、どちらか片方を助けることすら不可能に等しいのに――――学園と軍部、どちらか一つ相手取ることすら無謀なのに、同時に二つなど出来っこない。

 助けようとして、結局二人とついでに私もまとめて殺されるのがオチだ。それか更に酷い事態に陥るか。

 どうしようもないじゃない。

 知っていたところで、どうにもならなかった。

 ましてや、その事実を――――良人も美唯ちゃんも互いに人質に取られていたという事実を、私は、良人が病院に搬送されたあの日、初めて美唯ちゃんに聞かされたのだ。

 どう対処すればよかったのか。

 あの時点で既に手遅れだったのに、私はどう対処すればよかったのか。

 そうだ、あの時。

 良人に告白した日のこと、私は良人に真実を迫った。だけれど、少し待ってほしいという願いを聞き入れてしまった。あそこで良人をぶちのめし、無理矢理にも聞きだし、協力していれば。

 いやだから、そんなことをしたところで、結局、私なんかが力になったところで、軍部にも学園にも刃は立たなかっただろう。

 刃は立たなかった。だけれど、もう少しまともな未来を選べていたかも知れない。躍起になってがむしゃらに手を尽くせば、あくまでかも知れないというだけで、ほとんどその確率は皆無なのだろうけれど、まだマシな結末になっていたかも知れない。

 私はその機会を逃した。自らの意思で。

 やり直せるものならやり直したい。

 私はこんな私は嫌だ。

 どうにもならなかったとしても、せめて何かをしたかった。

 ただ美唯ちゃんが手術するのを傍観しているだけではなくて、私も良人のために何かしたかった。

 無力なのは嫌だ。

 何も出来ないのは嫌だ。

 こんな惨めで無力で無能な私は嫌だ。

 もう一度やり直したい。

 好きな人の笑顔を見たい。

 後輩の笑顔を見たい。

 また、あの屋上で笑いあいたい。

 取り戻したい。

 あの時が取り戻せるなら私はなんだってする。

 何だって捧げる。

 命だっていらない。自我だっていらない。魂だっていらない。


 存在だっていらない。


 時だっていらない。


 時。


 時計。


 あの時計の針を戻すことが出来るのならどんなに良いことか。


 時を戻す異能力。


 そんな都合の良いものがあればどんなに良いことか。


 だけれど私の異能力はただの役立たずだ。


 事象を観測する意識を加速解釈することに特化した能力形態。


 つまり、意識を加速することで、物事をスローモーションで捉えることに突飛している、ということ。


 それが私の異能力が特異とする分野。


 だけれどせいぜい、1秒を0.8秒に意識下変換することぐらいしか出来ない。それもほんの数秒。しかも大量の念粒子と集中力を消費しなければならない。

 こんな能力に意味なんかない。

 だからこそ私は劣悪者が揃う、劣級十五組に在籍しているのだから。

 役立たず。

 無能。

 無能。

 私は無能。

 無能力者。

 最弱の無能力者。


 時。


 時計。


 指針。


 なぜ時は未来に向かって進むのか。


 進んでほしくないのに。


 止まってほしいというわけではないけれど。


 なぜ時は前しか見られないのか。


 本当にほしいものは、楽しかった思い出は、いつだって過去にあるのに。


 なぜ暗いだけの前を見詰めて進み続けるのか。


 私は後ろに進みたいのに。


 戻りたいのに。


 過去。


 戻りたい。


 あの屋上で、


 また、


 皆で、


 弁当を……。


 いや、


 良人と、ただ馬鹿な会話を、交わしたい。


 それだけ。


 それだけが私の望み。


 誰でもいい。


 誰か、私の望みを聞いてほしい。



 こんなどうしようもない結末をぶち壊してください。



 いや、


 誰に頼んだところで無駄か。


 夢を見させられ、そして結局最後には陥れられるのがオチだ。


 上げて落して嘲笑われるのがオチだ。


 だから私がやらなければ。


 私の力。


 もう無能は嫌だ。


 だから、


 私に、


 こんなどうしようもない結末をぶち壊す力を下さい。



◆◇◆◇



“ようやく決心がついたのかい”


“?”


“覚醒する気になったのかい”


“あなた、だれ?”


(うつつ)


“うつ、つ?”


“世界から外れた存在だよ”


“ここは、どこ?”


“どこでもないよ。ただの狭間。いや……隙間、かな”


“私は誰?”


“迷子”


“迷子?”


“時の迷子。種保持者だったもの。覚醒したもの。第一の鍵保持者になり行くもの。まあ肩書きは何でもいい。ようは、君には才能がある”


“才、能? 違う。私はただの役立たず”


“そうだね。君はただの役立たずだ。君は、ね”


“?”


“だからさ、君は――――君という自我は、君の持つ才能――――即ち、『鍵』の付属品に過ぎないんだよ。キーホルダーで言うところの輪や紐、もしくはチェーンの部分って言えば分かりやすいかな? 君は、その世に『鍵』を留めておくための入れ物なんだ”


“鍵、って?”


“君の内に秘めた『鍵』。それを育てるのが君の役目さ”


“私、そんなもの持ってない”


“まだ、持ってないよ。これから手に入れる。この狭間から、そっちの世界に戻った時、君の『鍵』は芽を出す”


“芽?”


“君に伝わるように言うならば、異能力が覚醒する。時を巡る力――――いや、時を迷う力、『時計錠(クロックロック)』”


“時計、錠……”


“そちらの能力はオマケなんだけどね。その能力を使用することで『鍵』を育ませることが本筋だよ”


“意味が、わからない”


“意味なんかわからなくていいよ。付属品が真実を知る必要なんかない。ただ踊らされていればいい”


“あなた――――不快”


“褒められると照れるね――――くすくすくすくす”


“……”


“まあ、これは君にとっても嬉しい話のはずだよ”


“何を言ってるの。もう私には何もないのに。嬉しいことなんか何もない”


“過去に遡れる。そう言ったら?”


“嘘”


“なら自分の目で――――自分の身体で、確かめてくればいい。世界に帰った時、君は時の迷子になっている。存分に迷い求めるといいよ”


“あなたは……何?”


“それは最初に答えたよ――――ぼくは(うつつ)


◆◇◆◇


 目が覚めた時。

 そこには、色鮮やかな桜の木が並んでいた。

 桜並木。

 薄桃色の花弁が散っている。

 風が吹くとそれらが舞い上がり、まるで新入生を歓迎しているかのようで。

 私を歓迎しているかのようで。

 私はそれが、怖かった。

 私はその場でうずくまる。

 得体の知れない恐怖に駆られる。

 ここは見覚えがある。

 知っている。

 前にも同じような体験をしたことがある。

 背中に当たるランドセルの感触が、今私は“あの時”にいるのだと自覚させる。

 ここは、


 ――――小等部の入学式?



「怖くないよ」


 道端で、頭を抱えて震える私に、そう声を掛ける男の子。


「怖いなら、目を瞑っていればいい」


 そいつは、遠慮もせずに私の手を掴み、


「僕が、こうやって手を引いてあげるから」


 歩き出す。


 そこで確信する。


 男の子に手を引かれながら、確信する。




 私は過去に戻って来ている。




 脳髄を混乱が襲う。脳髄が混沌とする。


 だけれど、思考を埋め尽くす疑問符を処理するよりも、今はやるべきことがある。


 男の子の手。


 私はそれを払いのけて、言ってやる。


 なんかもう、半ば反射的に。




「触るな。死ね変態野郎」




 そして私の時間旅行がはじまった。


◆◇◆◇



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