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転生したら、守護霊でした  作者: じ・お。
一章 少年との出会い

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見習い魔女の冒険

アインの修業が始まるとおなじく、ミリーに冒険の機会が訪れます。

ミリーとリタの冒険が始まります。

2か月前に戻る。


アインが修行を始めるのと合せて、ミリーも新しい力を得るための行動に出る。

思いがけず旋風竜の精霊核を手に入れたため、スタッフの性能を上げるための触媒とすることに決めた。


早速ナージャに相談して杖の再生の儀を執り行うこととした。


再生の儀とは、魔道具である杖を作り変えるための儀式だ。

格の低い精霊核であれば杖に古代文字ルーンとして刻み込むだけでよいが、旋風竜の精霊核は風の上位精霊をも使役する高位格のため、杖を分解して組み込んだほうがいいらしい。


そこで、必要な触媒を確認したところ、手持ちのものでは足りないことが判明した。

ロランの商隊で取り扱っていないか聞いたところ、魔術触媒は需要が少ないので依頼がないと仕入れないのだと言われた。


「私たち巡回商人は食料や生活物資を運ぶのが目的ですので、そういう変わった商品は滅多に仕入れることは無いんですよ」

申し訳なさそうに、ロランが言う。


「なに、かまわんさ。ダメもとで聞いてみただけじゃ」

ナージャも、あまり期待はしてなかったらしい。


次に草人の長の家へ向かった。

そこで、このあたりに魔法生物の生育場所が無いかを尋ねる。


火蜥蜴、風虫、水魚、土蛇


これらを総じて魔法生物と呼んでいる。

それぞれ、火、風、水、土の精霊力から生まれた生き物で、魔道具の作成に欠かせない。

魔道具の分解に必要なものはどれでも構わないが、製造する魔道具の特質によって属性を判断する必要がある。


「このあたりは、風虫の群生地ではあるんですが、この季節は旋風竜のせいで見ることはあまりないですね」

より強い精霊を使役する旋風竜は風虫にとっても天敵だという。


「水魚、土蛇は土地柄のせいかこの辺では見たことがありません」

水魚はきれいな水が豊富な土地、土蛇は泥地や肥沃ひよくな山地に生息する。


火蜥蜴であればここから北に馬車で数日の所に活火山があり、そこで見ることがあると言う。


「ふうむ」

ナージャは顎に手を当て考える。


「ミリー、お前自分で取ってこれるか?これも修行じゃ。リタにも付き合ってもらえ」


これまで、師匠と離れて行動することが無かったため、少し不安な表情をしたミリーだが、

「わかりました、お師匠。私、取りに行ってきます」


そうして、小さな魔女の冒険が始まった。


馬車を前にアインとカイル、ナージャが見送りをする。


アインが心配そうに、ミリーに声をかける。

「気を付けてね」

ミリーが安心させるようにアインの頭を撫でる。

「大丈夫、ちゃんと帰ってくるから」


カイルはいつも通りで、

「ミリーを守ってやれよ」

「あら、私のことは心配してくれないの?」

少し心配そうな表情で、

「。。。油断するなよ」

ベぇっと舌を出すリタの頭を小突く。


ナージャは旅の無事を祈る祝福の魔術をかけてから。


「いっておいで」

と、二人を送り出した。


「はい!行ってきます」

元気に手を振りミリーたちが旅立っていった。


女性のふたり旅が始まります。

彼女たちは無事に戻れるのでしょうか。

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