第三話 謎
いつも通り短いです。
ここはどこだろうか、どうやら何かの研究所の様だが。周りを見渡しても誰もいない。何かの機材であったであろう物もコードが剥き出しになりショートしている様だ。
少女リアには記憶がない。社会の物や現象、一般常識の様なものは覚えている。ただ、自らは何なのか、なぜ培養カプセルに入っていたのか。自分に関する情報だけが抜け落ちた様に空っぽで。
まぁ、そんなことは今はどうでもいい。この建物がどうなっているのか知るのが先決だ。
あわよくば自分の情報が見つかればと思い、建物内を探索したが見つからず、壊れてから相当な時間が経っているようで紙などは風化していて文字は読めなかった。
しかもリアのいた部屋の外に出て気付いたことだが建物の半分ほどが
―――――無かった―――――
そう、なかった。
しかも、なにかに破壊された様子ではなくスパッと
切り取られたかのようだった。
「えっ、なにこれ、」
いくら建物がボロボロでも刃物でさくさく切れるものではないはずだ。
しゃん、、
奇妙な光景を見ていた矢先、小さな鈴の音のようなものが聞こえた。
(何?)
しゃん しゃん しゃん しゃん しゃん、、
その音を聴いて顔を上げると
誰もいなかったはずのこの場所に一人の少女がいた。
えっと、お久しぶりです。すみませんッッッ!!!!!(スライディング土下座)
更新頻度が泥、いや、ナメクジでほんとごめんなさい!!!
なるべく更新するのでもうちょっとまってくださ、い、