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第二話 目覚め
第二話です
長らくお待たせしました。
ビーッビーッビーッ、、、
機械が発する奇妙な音と共にその少女は目覚めた。
チャプン、トッ
(ここは、何処だろう?私のなまえは、り、、あ?わからない。)
記憶も名前も曖昧だ。
リアは自分の姿を見た。
培養カプセルに入っていたので服は着ていない。体はボロボロで中の回路が顕になっている。
(まずは着るものを探さないと。)
着るものはないかと部屋を見渡すとカプセルの近くに綺麗に畳まれた女物の服があった。
(これを着ればいいのでしょうか?)
それはセーラー服を思わせるようなデザインだった。リアはおもわず、
「かわいい、、、」
と口にする。
試しに着てみた所、ぴったりだった。
(こわいな、まるで私専用に作られた服みたい。)
ただ一つだけ問題点があるとしたら、
上の服だけ短い。そして、その上からベルトで締める構造になっていることだろうか。
とても着ずらいのだ。
(なんか肌が削れそう、まぁ、いいか)
そうして機械仕掛けの少女リアの旅は始まる。
リアちゃんかわいいですよね?(圧)
作者の数あるお気に入りです。
どんな旅になるのか楽しみにしてくださいね!