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17話 なんかすごく愛想が悪い人が来た!


 「これよりブリーフィングを行う。

 先の一連の防衛作戦により敵軍団の戦力の低下、そして他軍団の到着により、我が軍はこれよりハンプール奪還作戦を行う。

 このハンプールは北部とソーニッジ・バーウェアを繋ぐ中継地点となり、敵のバーウェア攻略の拠点となっていた。この地域の奪還は敵バーウェア攻略作戦を頓挫させるばかりか我々の北部奪還の足掛かりとなる重要な作戦となる。


 作戦概要はこうだ。

挿絵(By みてみん)

 我々は軍をウヌア・ドゥア・トリア・クヴァーラの4隊に別けて各自連携しあいハンプール市奪還を目指す。

 敵は市郊外に司令基地を置き、これの撃破が実質的な勝利となる。

 だが敵は河川の地形を利用して効率的な防衛線を引いている。

 君たち航空魔導士の活躍が鍵となっている。


 各部隊の侵攻ルートはこれだ。

挿絵(By みてみん)

 ウヌアは敵正面を攻撃し、ドゥアは敵中央を分断しつつ各方面の支援を行う。

 トリア・クヴァーラは敵陣系を突破しつつ敵司令部への直接攻撃を行う。


 今作戦の成功の暁には今大戦による対ファーナー帝国への有効的な反攻作戦の記念すべき1回目となる。これは国際的にも非常に意味ある勝利となる。


 なんとしてでも帝国軍から我々の街を取り戻そうではないか」



という、話がブリーフィング室で基地司令からなされた。

 魔法水晶によるモニターで戦況図を見せられ、非常に視界的に楽しいブリーフィンだった。


というかブリーフィング室初めて来た。今までずっと遭遇戦や哨戒からの防空戦、強襲からの対応戦だったから、まるで正規の魔導士になったみたい。

 しかも司令から

 「スフィアゼロ隊は遊撃隊として好きに動け。元帥命令である、遠慮することなく好きに戦い、地上部隊を支援しろ」

 と直々に言われた。


え、私達ってそんな期待されてるの……?

 というか!学院部隊で今回作戦に出るのがうちの部隊(スフィアゼロ隊)だけなんだけど!?


 「今作戦は本格的な攻勢であるからして、練度の高い部隊を優先的に参加させている。他の学院部隊は当基地の防空任務である」


 それが基地司令の説明だった。


 「まぁ……死んだら不味いからな。色々と」

 基地司令の説明に、不服な様子を見せていたらエルヴァンがそう言った。


 「え、じゃあ私達死んでもいいと思われてるの……?」

 「……死なねぇだろ。俺達なら」

 私の言葉に、エルヴァンはそう言い切った。


 「そうだな。俺達なら生き残れるさ」

 「全く……エルヴァンは何故そんな良い事を言うのかしら?」

 ゴトウィンとシャロディさんも続けて言う。


 ちなみにもうブリーフィング室じゃない。今は箒の格納庫である。


 「まぁいいだろ。それより、こいつが俺達に支給される新しい箒か」

 そう言ってエルヴァンが手にした箒、それこそが私達に支給された新しい箒である。


 新しい箒の名前は『ハイパー・バトルキャット』。

 このバトルキャットは今までのファントムファルコンとは比べ物にならないレベルで高性能になっている。いや、単にファントムファルコンが低性能だったというのもある。

 元は制空戦闘に特化していたハイパーじゃないバトルキャットだったが、改良により対地攻撃も得意になったまさにハイパーなバトルキャットである!

 見た目もカッコイイ!まさにグラ〇ィ〇スとかそういう機体っぽい!〇ラディウ〇とかわかんないけど!!


 なお、整備性・生産性は著しく悪く、その人気に反して整備魔導士からの評価は非常に悪く、これも旧式化が目立ってきている。


 それでも!その性能は高く!未だに機種変換を拒む部隊もいるとか!!


「流石にもう居ないぞ」


 と、シャロディさんに説明をしていたら、そう言い切った人が居る。この人は……。


 「クロウ01だ。悪いがお前らに本名に名乗りたくはない。お前らの部隊に付いて行く。精々俺の見えないところで堕ちてくれ」


 なんかすごく愛想が悪い人が来た!



つづく。

トム……否、バト猫さんが来ました。

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