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♢♦︎1日目♦︎俺のネクタイ何処へ♢

縛り付けられた世界、ルール規律秩序。

物心ついた時からあった絶対のルール。

俺はそんなルールから、3年間、逃れ

られる。


決められた話、決められた食事、どれも

全てつまらないものばかり。私を癒す物

はただ1つ。待っていてね。きっと3年で

私の運命の人を仕留めてみせるから。


どうして朝って来るんだろう。ずっと夜

じゃ駄目なのかな?せっかく眠っていた

2000年以上の月日に、ボクは何の価値も

覚えられない。朝と夜の決まり、誰か

破ってくれるのを待っている。


………全て無駄な事だと分かっていても

誰かがきっと変えてくれる。だって

ずっと貫き通していたあの絶対的ルール

が終わろうとしているんだから。

───朝起きて私は髪をとかす

…本当はとかす櫛もないのに。


───朝起きて俺は家を出る

……ああ、今日も遅刻するのか。


────朝?ボクはずっと寝てるよ。朝から

夜まで、夜から朝まで

………いつになったら起きれるのかな。


今日も、あの人がいるかな。私の、運命の人


今日も、見れるだろうか。俺の、好きな人


今日も、話しかけてくれるかな。ボクに。


そろそろ衣替えをする季節になり、3人の

男女は出会う。1人はずっと己の運命の人を

探して。1人は己の想い人をずっと見て。

そして、1人は─────────






『ブロロロロロ…』


……五月蝿い車の重々しいエンジンの音。


『……でさ〜……うん、……マジで?!

キャハハ…!!』


周りをちっとも気にしない耳が痛くなる

甲高い声。


『………と…りと、……璃叶、璃叶!!!!!!!!!

もう45分だよ!!!!!いい加減起きなって!!!!』

「うわっっっっ?!」


そして、俺の睡眠を妨げる母親の声。

うるせぇなぁ…そんな怒鳴ることないだろ。

目を擦りながら布団から足をちょこっとだけ

出してみる。


「寒っ!!!!!凍え死ぬ凍え死ぬ凍死する凍死する…」


同じ文字ばかりの言葉を唱えながらまた

魅惑の布団に顔を勢いよく押し付ける。


「ぶへっ」


情けない声と共に、また俺は夢の中へ行……


「けると思ったかバカ叶め」

「?!蓮桜(れお)兄、お前なんでここに…?!

…あっ、またノックせずに入ってきたのか!!」

「馬鹿野郎。ドアがら空きでノックもクソも

あるかこの馬鹿」

「酷過ぎないか?」


さっきから何回バカバカって連発してやがる

流石の弟様もおこだぞ?ぷんぷん

……というかドア、開けっ放しだったか?

いつもちゃんとドアは閉めてるはずなんだ

けどな。


「おい、何ボケっとしてやがる。早く支度を

するという選択がお前にはないのか」

「蓮桜兄は一言多いだろ!!!!!」


全く、どうしてこうも毒舌なのか。この冒頭

から俺をここまでするかと思う程貶してくる

無駄に顔だけ、顔だけ良い男。こいつは俺の

兄で、もうすぐ大学生になる。俺が今年で

高校に入学するから…えーと、5歳ほど

歳が離れている。すなわち俺は15って訳

だな。もちろん、初めて読んでもらっている

人でも分かりやすいように紹介したまでだ。

決して俺が計算が不得意とかそういうのじゃ

ないからご安心を。


「……流石に遅すぎるぞ。おい、俺はもう

先に出とくからな。入学早々遅刻なんて

やめとけよ。親父に俺まで雷落とされる」

「(結局は自分のためかよ…)へいへい」


ガチャ、という音と共に兄は大学へ少し

足取りを早くして行ってしまった。

さて、俺もそろそろ行かなきゃならん。

気を取り直して制服を取る。も、肝心の

ネクタイがない。

"肝心のネクタイがない"


「………………」

「璃叶〜?」


すぐさまドアを開けて部屋を飛び出る。

なんで我が家は無難に二階建ての家ではなく

三階建て、しかも俺の部屋は屋根裏部屋

なのか。だから飛び出るなんて真似したら

速攻落ちるよな、うん。


「痛ってぇ……」


下からドタドタと足音が聞こえる。きっと

母だろう。


「璃叶〜〜?!いい加減に行かないとお母さん

怒るよ?!」

「いやほんと、それだけは、それだけは

愛する息子に免じて勘弁して下さい愛しの

お母様…!!」

「ん〜っもうほんっと可愛いなぁ〜!!!!!

やっぱり璃叶も産んで正解だったよぉ〜」


ほんと、ほんとに勘弁してくれよ。

息子が遅刻寸前という緊急事態に目もくれず

抱きつくとかアンタは何を見てきたんだ?


「……あれ?璃叶、ネクタイは?」

「それが無いんだよ!!!!!」

「いつから?」

「きっ、昨日、から……」

「きのぉ?!なんで探さなかったの!!!!」


ごもっともなご意見にただただ俺は

しゅーんとなる。はは、なんで探さなかった

んだろうな俺の馬鹿野郎。蓮桜兄の言葉は

あながち間違ってなかったかもな!!!!


「………………どうしよう母さん、俺

制服で学校選んだのに…」

「へぇあ?!お母さんそれ初耳だよ!!!!なんで

話してくれなかったの〜!!!!!」


ぽかぽかと俺を叩く。ごめん、母さん。

ちっとも痛くない。


「い、いや……親父には一応話したけど…」

「もしかしてお父さんあんなに反対してたの

ってその理由?!」

「たっ、多分…」

「そりゃ反対するよ!!!!対して夢とか語らず

軽い口取りで『この高校行きたい』なんて

言うから〜!!!!」


またもやポカポカ殴られる。ちょっと強めだ

けれども痛くない。


「いや、ほんとそれについてはまた別の機会

でな?な?俺今ほんとピンチだから……」

「……そうやってまた誤魔化すぅぅぅぅ〜」

「仕方ないだろ!!!!今ネクタイ探してんの!!!!!

緊急事態なの俺!!!!」

「まぁまぁ、もう行ったら?どうせ璃叶の

ことだし、布団に挟まってたとかで見つける

見つける!!」

「何か俺の大事な物が失われてる気がする」


信頼とか、プライドとか。

ってかそんな事言ってる間にもう50分

である。俺の学校は徒歩30分、電車で大体

5〜10分で着く。電車なら間に合うかもだが

現実はそう甘くない。なんの徒歩30分だと

思ってるんだ?駅に行くまでの時間が徒歩

30分。駅までに30分とか学生にとっちゃ

地獄以外のなんでもないだろ。死ぬぞほんと


「あ、パンかご飯どっちにする〜?」

「食う時間なんてねぇよ!!!!」


ほれ見ろ、母さんなんて興味なくなって

吹っ切れてやがる。薄情な母親だぜ、全く。


『ピンポーン』

「あれ?お客さんかな?こんな時間に……

ヤクレトさんかな?」

『ピンポーン、ピンポンピンポンピンポン

ピンポーン』

「何回押すんだ!!!!!」


近所迷惑だぞ!!!!!というかヤクレトは今日は

明らかに来ないだろ…。


「元気なお客さんだこと!!ねっ、璃叶が

出たら?ほら、ほら」

「は、はぁっ?!ちょ、なんでそうなるんだよ

俺は学校があって……っ!!!!」


半ば強制に押され玄関のドアを開ける。

と、そこには見慣れた青色のストライプ柄の

布をヒラヒラと持っている人がいた。

なんだ?本当に見たことがあるぞ。どこかで

ずっと探している…。


「……ネクタイィィィィィィイ………?!」

「にへへへへへへへぇぇ」


えっ、なんで?なんでだ?というか誰だ?

笑い方が凄く気持ち悪いの極みなんだけれども。

いやそれよりも!!良かった見つかって!!!!

少し変だけど届けに来てくれたのは凄く

ありがた


「……がっ、学校、紅葉…下、待って……る」


そう言ってネクタイを持ったまま走って行って

しまった。え、俺のネクタイ…………………


「ふぃ〜朝イチのヤクレトは最高…れ?

璃叶くん?どしたのフリーズ?」

「……行ってきます」


なんだ、ついてないな、今日に限って。

鞄持って靴履いてせめて牛乳飲んで。

食パン咥えて曲がり角で曲がってやろうかな…

いややめとこう。今はあの偽善野郎を捕まえて

ネクタイを取り戻す事が最優先だ。

待ってろよ俺の愛しのネクタイ……!!!!


「これからずっと使うんだからなあああああ

あああああああ!!!!!!!」


そうして俺は家を後にした。これから、

俺の人生最大の後悔が生まれる数時間前の

ほんの出来事であった。


初めまして初めまして、ぐっともーにん

みなさん。そらあめ、そらあめでござい

ます。『告白する相手を間違えたので

とりま人生リセットを希望する』に

お目を通して頂きましてありがとう

ございます✨作者自身語彙力がくそ程

ないのですが、あまりにも書きたい欲

(文字にしたい欲)が限界を超えてしまい、

こうなるという結果に至ってしまい

ました。申し訳ありません⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎


本当はちゃんとした世界観作りたかった

だけで政治とか全く詳しくないんですよ

(裏話)

自由が縛り付けられた時代……そんなの

即死ですよ。既に死んでこの世にいない

です。でも自由っていろいろとあります

よね。好きな事をする時間だって自分は

幼少期の頃思ってました。単純ですもの

おほほ。…ゴホン(軌道修正)

それにしても、犯罪ならともかく、

男女の交際禁止やまさかの車の所持さえ

許されないとか、逆に移動手段ってもう

これ電車しかねんですか?って書いてて

思いましたネ。そう思うと璃叶くん

かなりドギツいんじゃあありゃしゃあ

せんかね(ありゃしませんかね)というか

全体的に学生にダメージある奴じゃない

ですかこれ。今更ながらに思いますし

お寿司。……本当はパスタ食いたい。


さて、そんな理不尽すぎる世の中(今も)

で、なんとそのルール、規律、秩序が

全部無くなるという衝撃的大ニュース!!!!

やったー!!!!!!!!!若者達大はしゃぎできる!!!!

よし、手始めにワイハから攻めてこうぜ

…ワイも仲間に入れてぇ(´・ω・`)

そんな事はさておき。璃叶くんもかなり

驚くんじゃないですかねぇ。そんな

反応が楽しめる(はずの)次章、読んで

頂けると光栄です( ´﹀` )

中途半端な区切りで申し訳ないですが、

後書きはここまでにしたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうござい

ました〜!!!✨

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