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第2話 学校生活 始まる

ついに流歌の学校生活が始まった。

先生「では中町さん。皆に自己紹介をしてください。」

流歌「新しく転校してきました、中町流歌です。皆さんよろしくお願いします。」

先生「じゃあ、あそこが君の席だ。皆と仲良くやってくれ。」

流歌の席は名前と同じく真ん中らへんだった。しかし彼女は目立つタイプではないのクラスメイトの関心は半端である。

???「ふーん。あなたが転校生ね。」

流歌「あなたは?」

???「私は天音海咲。よろしく。それと後ろの子も私の友達なの。仲良くしてね。」

少女2「静森円香です。よろしく。」

流歌「よろしく。」

海咲「あなた県外からきたの?」

流歌「ええ。」

海咲「珍しくないわね。ここはもともと山地だったのを無理矢理削って平らにしてから都市開発したところだから、日本全国から人が集まるのよ。それで今人が少なかったところからそこそこ人が集まった町まで成長したってわけ。」

流歌「あなた達はずっとここの生まれ?」

海咲「ええ。私達がちょうど生まれた頃からここ(中央都)ができたの。発展していくのをこの身で体感してるから感慨深いわ。」

円香「ちなみに中央都はたくさん区があるけど主に5つの区が行政的に大きいわね。北方市、南方市、、西方市、東方市、そしてここ中央市ね。他にもいろんな市があるの。」

流歌「そこは東京や他の県と同じね。」

海咲「ところであなた何か部活や委員会に入る予定あるの?生徒会とか。」

流歌「両親から家賃は自分で払えって言われてるから部活や委員会はちょっとやる暇がなさそうでね、バイトしようと思ってる。ちなみに2人は何かやってるの?」

海咲「私は秘密。」

円香「そうねぇ。まだ今日あったばかりだから、仲が深まったらおいおい話すわね。」

キンコンカンコン

海咲「あ、授業が始まったわ。話はまた今度。」


〜放課後〜

海咲「中町さん」

流歌「あ、天音さん。」

海咲「よかったら円香と3人でこの町を回って店やら紹介したいんだけどいい?」

流歌「ごめんなさい、さっそくバイト探さなきゃいけないの。それに、私自転車通学だから。また今度お願い。」

海咲「しかたないわね。じゃあ、連絡先だけ交換しときましょ。」

流歌は海咲と円香と連絡先を交換した。

海咲「それじゃまたね。」

円香「またね中町さん。」

流歌「うんばいばい。」

後日、流歌は帰宅後に3人で中央市の街を遊びまわったという。


流歌はさっそく自転車でいいバイト先がないか探した。

流歌「ここ……ファミレスかな?アクセスは放課後でも良さそうね。時給は…800円か。まぁ学生ならそれくらいなのかな。すみませ〜ん。」

流歌はさっそく面接をしてもらった。

店長「うちは結構学生さんも多いし人手があるからシフトは柔軟に組めるけど…どれくらい働きたい?」

流歌「週3〜4で平日は16時半から4時間、休日は昼から6時間ぐらい働きたいです。」

店長「なるほどねぇ。まぁ、なんとかやってみるよ。若いうちは体力があるだろうから、頑張って。」

流歌「はい!」

店長「さっそく今から働いていく?」

流歌「えっ!?わ、わかりました。」

いやとは言えず流歌はさっそく先輩従業員から仕事の基礎を教わったりウェイトレス仕事をして働いた。

店長「お疲れ様。この仕事続きそうかい?」

流歌「週3〜4ぐらいで短時間ならなんとか頑張れそうです。それに、家賃がかかってるんで意地でも頑張ります!」

店長「そうか。頑張れ。期待してるよ。」

こうして、流歌の学校生活は始まった。無事友達もでき、バイトも見つかった。しかし、学業とバイトを両立させていくのは大変だろう。しかし、新しい町での、新しい学校での生活のため、彼女はこの苦学生活を耐え抜くことを決意したのだった。


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