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第1話 新しい町へ

個人の妄想文です。面白いもクソもありません。

20xx年 4月x日、少女はこの都市に引っ越して来た。

少女「ここが中央都かー。新しくできたばかりのとこなのに綺麗ねー。」

少女の名は中町流歌。とある田舎町から引っ越して来た女子高生だ。近年、日本中央部にできた新しい副首都であるこの都市、中央都に興味を持ち、親を説得して単身一人で引っ越してきたのである。4月からを選んだのは、2年生から全く新しい環境で学校生活を送るためである。

流歌「とりあえず住む場所を決めなきゃ。すいませんタクシー!」

駅から降りたところで流歌はタクシーを呼んだ。

運転手「お待ちー。どちらへ?」

流歌「中央都立中央高校に近いマンションをとりあえず回ってくれませんか?」

運転手「はいよ。」

流歌が新しく通う中央都立高校は、中央都でも中心部にある高校だ。勉強も運動も全国で真ん中……悪く言えば中途半端な学校だが、それ故短い3年間をどう過ごすかは生徒次第である。

何件か回ったところで、流歌は1番安いマンションを訪ねた。

流歌「すみません。ここ家賃月額いくらですか?」

大家さん「そうだな。だいたい1ヶ月6万円くらいかねー。」

流歌「高っ!!半額に負けてくれませんか?」

大家さん「そいつはできねーなぁ。そのかわり、まだ学生さんなら区役所に行って申請すれば毎月家賃を払ってくれるぜ?」

流歌「本当!?」

大家さん「ああ。で、どうする?ここに決めるか?」

流歌「はいっ!」

大家さん「決まりだな。区役所には早めに行って申請した方がいいぜ?」

流歌「わかりました。」

流歌が決めたマンションは1dkの部屋だ。女の子にしてはそっけないシンプルな部屋だが、生活していく以上は贅沢は言えなかった。

流歌「次は通学手段に自転車を買わなきゃ。」

流歌はさっそく近所の自転車屋にいった。

流歌「これください!」

自転車屋「毎度〜!」

流歌が買ったのはオレンジのママチャリだ。高くもなければ安くもなく、性能も良くも悪くもない普通の自転車。しかし、流歌はこれから足としてこの自転車と長く付き合うことになる。

帰宅後…

流歌「今日は流石に疲れちゃった…。洗濯機はないけど、テレビはあるみたいね。今日はテレビ見てもう寝よう。」

中央都に来て流歌の1日目はこうして終わった。


〜2日目〜

流歌「明日から学校よね。今日のうちに区役所に行っておかなきゃ。」

流歌は自転車を懸命に漕ぎ区役所に行った。

役員「こんにちは。まず住民登録するわね。移住は1人?あと住むところの家賃の援助の申請ね。時間はかかるけど審査が通ったら電話するわ。」

流歌「家賃援助してもらえないと私この町で生きていけません。よろしくお願いします!」

あらかたの用事はこの2日間で済ませた。明日から流歌の学生生活が始まる。



第1話 終わり

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