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5、城に別れを

更新遅れました。すいません。


そのせいかいつもより長いです。


これからは一週間に一話くらいのペースでいければ、と思いますが、暖かい目で見守ってください。


また、以前の話に追記しましたので、ここに報告しておきます。


長々と失礼致しました。

 いきなりだが質問しよう。


 もしも、目の前に猫耳カチューシャがあったとしたら。

 あなたはそれを身につけてみるだろうか。

 YESかNO、どちらかの一択だ。


 俺だったら間違いなくNOを選ぶと思う。

 何故そんな恥ずかしい事を自ら進んでやらなければいけないのか、と。

 そういうのは一部の人がやるべきであり、望まない人には強要しない方がいい。

 その一部の人、というのに変態が含まれていたりもするのだが、全力でスルーしようと思う。


 さぁもう一度聞こう。

 猫耳カチューシャをつけるか否か。

 具体的に言うと、これは十代後半の人に問いかけたい。


 先程俺はNO、と答えた。

 しかし、その思いに反して俺の右手には猫耳カチューシャがある。

 そしてそれを両手で掴むと、ゆっくりと頭にはめようとしていく。

 しかもこの猫耳カチューシャは、猫になれるという曰くつきのカチューシャだ。

 俺は、いつもなら絶対に猫耳など死んでもつけない。

 しかし、この『猫になれる』という特性が俺には今どうしても必要だった。


 女子ならまだいいさ。

 だけど俺は男だ。

 変態に間違われる可能性の方が高い。

 実際に変態いたし。


 カチューシャを、完全につけてしまった。


 傍から見ると、何やってんだコイツ、という目で見られるような凶行をしている。

 恥ずかしがってやっているからダメなのであって、正々堂々としてしまえばいいとは言うが、流石に男が猫耳をつけるのに正々堂々も何もない。


 いや本当は内心嫌なんだって。

 でも、しょうがないんだよ。

 あまりの絶望を目の前にして、俺の感情は消え去ってしまった。


 最後に、少し質問を変えて問う。



 あなたなら、どうしても猫耳カチューシャをつけなければいけない状況の場合、全てのプライドを下水道に捨てて、猫耳をつけることが出来ますか?



 俺は、それにYESだった。

 現に今、俺は猫耳がついている。



「全く、冗談にもなりゃしねぇよ……」



 気を緩めてしまえば、恐らく涙が零れ落ちてしまうだろう。

 しかし、それだけは俺に残された最後の、ほんの少しの男としての部分が認めない。


 例え、それ以外のプライドを既に滅却していたとしても。

 それだけは、最終防衛線だ。


 でも。



「猫耳つけられる男子、誰か俺以外にいませんか……?」



 だけど、YESと答えられる他の誰かを求めてしまう。

 どうしても、自分だけが猫耳をつけているという事実を認めたくない。


 最後の誇りが少しだけ崩れ、一筋の涙が俺の頬を伝った。

 その涙が全てを流したかのように、世界から色が消えた。

 そして静かに目を瞑ると、明かりも消えた。

 何も見えない、闇が広がる。


 猫耳は正義?

 猫耳は萌え?


 それは違う。


 猫耳とは即ち覚悟だ。

 覚悟を試され、精神を研ぎ澄ますための物だ。

 人々が愛する猫耳は多くの人々の覚悟と、勇気の上にあるのだ。

 正義や萌えといったものは、覚悟を乗り越えた人達に敬意を表したもの。

 猫耳の本質は覚悟にあるのだ。


 それを今、身を持って体感した。


 これでようやく分かった。

 いや試してみた事によって理解する事が出来た。


 とてもじゃないが、俺には勇気が足りなかったんだ。

 あぁ、あの変態が今なら尊敬出来る。

 あんなおっさんが猫耳をつけられるなんて。

 俺は変態以下なのか。



「もう、諦めよう」



 最後の誇りを頭の中でデリートする。

 涙は既に乾いていた。

 重い瞼をゆっくりと開くと、色の無かった世界に色が射す。

 一陣の風が吹く。爽やかでいて、力強い風が心を包む。

 覚悟は出来た。

 胸を張れ。

 今ここに、猫耳は力を授けた。


「俺は“猫耳男子”」


 それ以外の何物でもない。


 周りの目線なんて気にするな。

 猫耳に全てを預けると、一瞬の硬直を覚えた。

 しかしそれも一瞬の事であり、体が自由になると目線がかなり下になっていた。

 両手両足で地面を踏んでいる感覚。

 声を出してみる。



「にゃあ」



 それは猫そのものの声だった。

 声だけではない。

 姿形も猫になっているはずだ。


 これこそが、俺の求めた能力、猫化。

 装着者を一時的に猫の姿に変化させることが出来る。


 初めて感じるヒト以外の五感。

 これが、猫耳の覚悟を乗り越えた者に見える景色だと思うと、感慨深い気持ちになった。

 こんな気持ちになれる辺り、思考能力は元のままなようだ。


 それもそのはず、猫化した瞬間に心までも猫になってしまったら本能のままに行動する“動物”になってしまう。

 もしそんな事になったら不良品すぎる。

 いや、そもそも猫になれる猫耳カチューシャなんて普通は存在しないから、不良品も何も無いな。


 これだけは言っておこう。

 流石異世界。




 さて、ここまで好き勝手猫耳に関する考察を述べてきたけど、ようやく解説に移ろうと思う。


 まず、変態をぐるぐる巻きにして執務室に放り込んだ。

 もちろん書き置きを添えて。

 なんか料理名みたいだな。


 “変態のロープ〆 ~書き置きを添えて~”


 絶対美味しくない。


 ともかく。

 仕切り直しで脱出を試みようとしたが、一つの素晴らしい考えに辿り着く。



「猫になればいいんじゃね?」



 と。

 その時は目がランランと輝いていたと思うが、その後にある地獄の事など全く知る由も無かった。

 猫耳の悲劇とでも呼ぼうか。

 あれは地獄だよ。


 幸いにして、猫化出来るアイテムはすぐ傍にあった。

 そう、変態が身に着けていた猫耳カチューシャだ。

 恐らくそれが変態を猫化させ、城への侵入を可能としたはずである。

 その時点で見えない障壁の下は小動物が通れる位の隙間があるのだろう、と推測していたのもあり、物は試し、と変態の頭からカチューシャをかっぱらった。

 この推測が合っていないのならば、変態が侵入できた理由が物理的に説明出来ない。

 テレポートでも出来るのか?

 いや、それは無いか。


 そして猫耳の変態から猫耳を取ってしまえば、パンツ一丁の変態と化す。

 変態な事は変わりなかった。

 服ぐらい着ておこうよ。


 それはさておき。

 猫の運動能力があれば急角度の屋根も安全に下れる。

 もうこれは猫耳つけるしかないだろ。


 そして、先程までの葛藤に至る。


 意外と軽い考えだったのに、ここまできつかったのは俺が猫耳という概念を誤解していたのと、まだまだ若い小僧であった事が原因だろう。

 猫耳強し。




 という訳で、現在の装備品は猫耳カチューシャ。

 防御力は皆無。

 特殊能力は猫化。

 恐らく装着者の猫化と猫化解除は何回でも出来ると思われた。


 とりあえず一回元に戻ってみようと思う。

 テストだ。


 心の中で猫耳を拒絶する。

 感覚が一瞬だけ遮断されたと思えば、目線が高くなり、二足で立っていた。



「成功っと」



 試しに顔や身体中を触りまくってみるも、どう考えてもヒトだった。

 これで猫化は自由に出来る事が証明されたので、やっと安全に脱出が可能になる。



「よし、行こう……」



 もう大分無駄に時間を使ってしまっている。

 主に城の中で迷ったのと変態のせいで。

 まぁ変態に至っては戦利品を手に入れる事が出来たし、良しとしてもいいかもしれない。


 勿論、城内で迷った事からは何も得られず、メイドさんに土下座したという恥ずかしい黒歴史だけが深く深く心に残った。

 いや傷はついたから何も無かった訳じゃないようだ。


 さて、もう脱出しよう。


 猫耳に意識を集中、瞬く間に猫になった。



「にゃあぅ」



 出発を告げる一鳴き。

 しかし猫の体はヒトである俺には扱いづらく、なかなか自由に歩けない。

 最悪の欠点だがヒト以外の身体を得た事がないのだからしょうがない。


 そこはもう気合いと根性とヒトの感覚を捨てて、何とか動けるようにはなった。

 そのまま屋根に降りていく。



(おぉっ)



 思わず感嘆する程に簡単に傾斜を歩けた。

 流石に落ちそうにはなる程の角度だけど、カチューシャ補正のおかげで普通の猫よりも身体能力が上がっているのかもしれない。

 それに高さに恐怖をさほど感じない。

 それにしてもこれが猫、という感覚か。

 猫になれてよかった。

 それでも注意する事は怠らず、あれ程痛い目に合わされた見えない障壁も気付かない内に通過。


 第一難関、急角度の屋根をクリア。

 まぁ変態にも出来た事だ。

 奴より劣っているなど屈辱の極みでしかない。



「にゃあ」



 人間の言葉を喋る事は出来ないので、安堵の声は鳴き声になってしまう。


 ……いや待てよ、これも俺の先入観。

 猫は猫らしく鳴く事しか出来ない、と思いこんでいるのかも知れない。

 後、変態が猫状態の時、鳴き声しか出していなかったのもあり、余計にその先入観は強まっていた。


 姿形は猫であろうとも、鳴き声も猫であろうとも、元は人間!

 猫耳カチューシャよ補正しろッ!!



「にゃ、ゃったぁ」



 出来たあああああッッ!!!


 試しに「やったあ」と言おうとした所、まだ不明瞭な点は残るものの、ヒト語を喋ることが出来た。

 うわ何コレ凄い嬉しい。



「ふにゅぅ……」



 猫化状態での意志疎通はこれから頑張っていこうと思う。

 まぁ使う機会があるのかは分からないけど。

 溜め息は普通に出来るようだ。


 はい、話が逸れました。


 屋根を下ると、そこからは壁から少しだけ飛び出ている極めて狭い壁の一部を渡っていく事になる。

 恐らく外観を整えるために一部だけが飛び出ているのだろうが、それすらも俺は利用する。

 幸いにして猫一匹が通れる狭さ加減なので、猫化状態のままで行けば通れる。


 あれ、まさかコレ、猫専用とかじゃないよね?


 うんそんな偶然ある訳ないし、少なくとも城の中では野良猫は見ていない。

 ただの偶然。

 そうに違いないと信じたい。

 だから渡っている最中に反対側から猫が来るなんて事、あってはいけないのだ……!!





 結論から言うとあの道は猫専用だった。


 所々に休憩所代わりの屋根無しベランダがあり、対抗猫とも何匹か会ったが、相手の方がうつ伏せになり、俺を私を踏んでいけ、と言わんばかりだった。

 遠慮したが猫に遠慮など無用か、と思い、ゆっくりと慎重に踏み越えていき、深く感謝をして渡らせていただいた。


 猫多いよ、この城。

 にゃんにゃん城とでも呼んでやろうか?

 まぁそのせいで猫に擬態したあの変態の侵入を許したのだろう。

 そして猫に擬態している俺の脱出も可能としている。


 それで猫ロードをずっと進んでいくと、城の裏側に出た。

 こちらの方は猫通り(?)がほぼ無く、空いていた。

 下を見ると庭があったので、飛び降りる事を決断。



「にゃいびーんぐ」



 猫化状態で空中へ飛び出す。

 途中で猫化を解除。



「うおっ!」



 重力には負けない。

 そして地面に当たる前に魔法でクッションを展開。



「(受け止めろ、昇る風よ)“風のクッション”」



 ぶわさっ、と上昇気流に身体を受け止められながら重力に少しずつ身を任せていく。

 最後は両膝を軽く曲げて着地。

 ここまで物音はほぼ立てていない。


 魔法の展開のワードがそのまんまだけど自分で分かればいいのだそれで。

 ちなみに今のは着地地点の上空に上昇気流を発生、徐々にその強さを弱めていけば地面に立つ事が出来る、という訳だ。

 確かにクッションでしょ?


 猫ロードを歩いている時に既に分かってはいるが、周りに人がいないかを再度確認。

 この時に呼吸をしてはいけない。


 ……うん、誰もいないようだ。 



「さて、こっからどうするか」



 舌舐めずりをしながら、何があるのかを把握するため色んな場所に目を向ける。

 今いる場所からもう少し行くと城壁があるのだが、相当な高さがあって、普通なら登れないだろう。


 そう、普通なら。



「飛んじゃえばいっか」



 ずるい?

 いやずるくない。

 自分が使える物は最大限使わなければ意味が無いのだ。


 待てよ、目に見える城壁を超えても、目に見えない障壁はあるんじゃないか?



「今までがそういうパターンなんだもんな……。

 障壁張り過ぎだろここ」



 これでまた障壁に正面衝突、とか学習能力が無さ過ぎる。

 ので、飛ぶのは却下。


 では、それ以外に城壁を超える方法はあるのか。

 と言われると咄嗟に思いつくのは限界高度まで飛翔して、そこから城壁を突破するというもの。

 だけど色々規格外の障壁の事だ。

 それについても対策済みなんだろう。


 それにしても不思議な障壁だ。

 執務室を出た時から感じていたが、風は通って来るし、景色も見えるのに、何故人体を通してくれないのだろうか。

 そもそも執事さんの説明にあった魔法四種では、こんな万能障壁は張れないんじゃないか?


 ……あぁ、また疑問が増えた。

 いつか解き明かす事にしようか。

 時間があるのかは分からないけど。


 ちなみに、この庭はいかにも裏庭、といった佇まいだ。

 日陰も多く、針葉樹が幾本も生えている。

 背の高い木だけでなく、足元くらいの高さの植物もたくさん生えている。

 むしろそっちの方が圧倒的に数が多い。

 色々と虫がいそうだ。


 とりあえず端っこまで歩いていく事にする。

 端っこ、とは城壁までという事だ。


 歩いていくと感じるが、かなりの虫や猫などの気配がある。

 ここから虫や動物を媒介にして、病気が伝染してしまったらどうするのだろうか。

 それくらいの対策は取っているのかすら分からないし、そもそもこちらの医療技術がどれくらい進歩しているのかが分からないので、基準がない。


 そんな自然が途切れ、突如として人工物が現れた。

 城壁である。

 端っこまで来たのだ。

 試しに城壁を触ってみるが、とてもじゃないが素手では壊せないし、生半可な武器では壊せないくらいに硬そうだった。



「でもこれ越えないとダメなんだよな」



 どうしようか、うんうんと唸っていると、向こう側から足音がした。



「向こう側……?」



 動物?

 人間?

 いやこの城壁をどうやって越すのかが分からない。

 そもそも手段が無いと思う。



 足音は近付いて来る。

 どうやら城壁に真っ直ぐ向かって来ているようだ。

 自然と胸の鼓動が速くなってきた。

 息も荒くなりそうだが、どうにか鎮めている。



「……!?」



 ピタッ、と俺がいる場所の城壁を挟んで真反対の所でソレが止まった。

 そんな、気配がする。



(俺を狙ってきた!?

 いや、そんなはずはない……よな?)



 念のため、臨戦態勢に移行。

 正直本気でビビったら太刀打ちできないと思うが、一応防衛しないと命に危険が及ぶ。


 もう完全に動揺しまくっていた。



(あぁもう来るなら早く来いよマジで心臓に悪いから)



 挙句の果てには冷や汗が流れ出し、身体の至る箇所がプルプルと震えてきた。

 精神の限界が近い……!!



 その時、カチッと何かを押す音がした。



(ひぃぃぃっ!?)



 余りに唐突の事過ぎて内心で悲鳴を上げてしまった。

 いや内心で留まってくれたのが奇跡に近い。

 ビビったマジで!


 先程の音と連動していたのか、壁の一部が横にゆっくりとスライドし、向こう側と繋がった。



 そして何故か、向こう側にはたくさんの荷物を抱えた執事さんがいた。



(ふぁっ!?)



 完全に思考が停止。

 心の中で叫びを上げて何も考えられなくなった。



「……勇者殿でしたか。

 納得行きました」

「えぇ、ああどうもはい」



 いや何普通に受け答えしてんだよ自分。


 取り乱していたのは自分だけだと気付いたので、慌てて思考が働き始めた。

 というか何で執事さんいるんだよ、俺いても平常心だし。

 ビビり過ぎたせいで、まだ動悸がおかしい。


 執事さんは何事も無かったかのように、城側へ入って来ると、一旦荷物を地面に置いた。

 なんか動物が荷物を狙ってる気配がするが、気にしてられない。


 そして何やら懐から袋を取り出すと、俺に差し出してきた。



「せめてもの餞別です。

 後で中身をご覧になってください。

 城から出た後は、勝手に扉は閉まりますので」



 それでは、と言って執事さんは荷物を再び持つと、城の方へ歩いて行った。


 しばらくの間執事さんがくれた袋を持ち、後ろ姿をぼけーっと見て突っ立っていたが、ぶるぶるぶると頭を振って気合いを入れ直す。



「え、なにこれ脱出出来るの?」



 ようやく今の状況を確認。

 恐る恐る外に出る。

 まずは首だけ出してキョロキョロ見回すが、罠や障壁の類は何もない。

 超ビビりながら完全に外に出ると、今入って来た扉がスライドして閉まり、城壁は普段通りに戻ってしまった。



「何だろう、外から出る用のボタンでもあったのかな」



 半ば放心状態のまま呟く。

 今となっては謎の問いだ。



 よし、整理しよう。


 なんか執事さんが外から帰って来た。

 それで俺に謎の袋をくれた。

 残された俺は城からの脱出に成功。

 よっしゃあ逃げろー!


 いや執事さん、俺仮にも勇者だけど、止めなくて良かったのか。

 どう考えても外に出る、って分かってたよあの人。



「はぁ……」



 急展開についていけず溜め息しか出ない。


 ざわざわ……と、城壁の外にある森の木々がざわめいた。



「うん、早くここからも退出しよう」



 どう考えても歓迎されていない。

 そうとなれば走って逃げるに決まっている。


 でも最後にこれだけは言っておきたい。



「さようなら、ありがとう城と国王と執事さんとメイドさん」



 城や城にいる人々に別れを告げ、その場から走り去る。


 まぁ、誰の耳にも届いて無いと思うけどね。





やっと話が動いた……


なお、自分はケモ耳は十分に可愛いと思います。(どうでもいい)

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