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チョコの香りと目覚めるアイ

隆史が大根に向かって

「大ちゃん師匠、何か聞こえませんか?」

「大ちゃんって安直だな、まぁいいや、そうだな、なんか2階の方から聞こえてくるなぁ」

「大ちゃん師匠、いきましょう」

「俺の葉っぱを持つんじゃねぇ」

と隆史は大根の大ちゃんの葉っぱを持ち2階に上がっていくと徐々に声が聞こえてくる。

「オーナー、オーナー、謎の生命体が1階の厨房から上がってきています」

隆史は大ちゃんの葉っぱから持ち替えて、大ちゃんに抱きつきながら、2階のドアを開けると

隆史のタブレットが黄色く光っていた。

「オーナーその生命反応をどうにかしてください、それはモンスターの可能性があり、オーナーに危害を加える可能性があります」

「ウゴッモゴッ」と隆史の胸の中で大ちゃんは暴れ、またしても隆史に強烈な葉っぱのビンタを食らわせる。

「殺す気か?、それになんだその黄色のやつは?」

「さて…何でしょうか?」

「私は、オーナーのチョコレートの錬金術中に生まれた、魔導端末です」

「それは研究の成果だな、ははは」

と隆史は喜んだところを再度大ちゃんが葉っぱで激しく突っ込む。

「だから研究バカも大概にしろっ」

「へい」と大ちゃんに土下座をすると

魔導端末が

「これからは私がオーナーの体調管理、スケジュールを完璧に管理します。」

「おう、頼むぜ、え〜と名前はなんだ、隆史?」

「へっ!、愛らしいからアイ?」

「命名完了、私はアイ、宜しくお願いします。これから、朝食の時間です。レシピをを提案します。」

「そっかぁ、そうなるかぁ、良し、大ちゃん、アイ、飯だ」

「「おう、はい」」


食後に隆史は商業ギルドマスターのところに営業許可証を貰いに行った。


大ちゃんからアイに提案する、

「なぁ、アイ、俺はチョコレートエリクサーをこの世界に行き渡らせたい。様々な人にな」

「はい、その気持ちよくわかりますがオーナーはチョコレートエリクサーを失敗作と思い込み、公表はしないでしょう」

「それでだ、ここの大ちゃん様が、子どもたちと一緒に商業ギルドに売り込んでやろうと思ってるんだ、どう思う?」

「それはオーナーに聞いてみないとわかりません」

「それじゃ俺は隆史の師匠だ、弟子の作品は師匠の物だ、どうだ?」

「素晴らしく古い考え方ですね。ですが、チョコレートエリクサーで世界中の病気等の心配が無くなることはいい事だと思います」

「そうか、乗ってくれるかぁ、流石後輩だな」

「乗るとは言ってませんが?」ボソッ

「がっつり稼いでやる(ウシシッ)」


何事もなく、隆史は商業ギルドから営業許可証を貰い帰路につき、店に戻ってくる。

「うお、おかえり」

「オーナー、おかえりなさい」

と大ちゃんは何故か店の奥のシンクを寝床にしていて、アイはカウンター席の端で黄色く光っていた。

そんな中裏口から子どもたちと、健太が店に入ってくる。

「ただいま〜」

「お疲れ様で〜す」

隆史たちは

「おかえりっ」

「おうっおかえり」

「皆さんおかえりなさい」

と三者三様に受け答えをすると

子どもたちはびっくりし、シンクを見ると大根が葉っぱでお尻?をボリボリかいている。

健太は健太でカウンター席の黄色く光っているタブレットが話してる事で驚いて

「おい、オーナーどうゆう事だ?」と問い詰める

子どもたちは美味しそうだと大ちゃんに向かって話していた。

「それは、研究が乗り乗ってだな、まぁ紹介しよう。魔導端末のアイ。そして師匠の大ちゃんだ」

「そんなこと聞いてるんじゃない」

と健太は怒鳴るが疲れてソファにぐったりと寝転ぶ。

子どもたちは「大ちゃんとアイちゃんよろしくね」と無邪気だ

すると大ちゃんが「いいか、子どもたち、俺は食材じゃない。そして隆史の師匠だ。」

「はい、分かりました」と元気よく返事をしている。

「私はアイ、皆さんの勉強の計算を0.1秒で終わらせることが可能です」と挨拶して、

隆史に

「教育に悪いだろ!」

とツッコまれる


そんなワチャワチャとした1日が終わった

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