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#2 初めてのミッション!

ミッションルール

制限時間があるよ!

制限時間は異世界の奴の強さによって変わるよ!

でれないよ!

大きかったり、小さかったり、参加者が逃げ出さないように見えない壁があるよ!

倒したら終わるよ!

異世界の奴がみんな殺せたら終わるよ!

今のところわかってるルールはこれだけだよ!


「うおえぇぇぇぇぇえ」


初めて人の死体を見た。

もちろん、親戚の人が亡くなったときなどは葬式に行って見ることはあるが、そんなもんじゃない。

テレビの企画なんかだと思ってたのに、そんなんじゃない。

俺は正直、内心ワクワクしていた。だってそうだろ。男ならスキルとか武器とか言われたら興奮してしまう。例えテレビの企画であってもこんなかっこいい体験できたし、まぁいいかで終わらせてしまうところだった。

でも今は違う、恐怖心と逃げ出したい気持ちでいっぱいになってる。

殺された人も明日は結婚式だと言ってたのに。

それなのにこんな…。

こんな状況どうすれば。

そうだ、仕掛人みたいな人たちならなにか知ってるかもしれない。テレビの企画じゃないにしても、この状況が分からないんだったらあんなに冷静じゃないはず。

ぼくは、少し希望が持てた。

ゆっくり顔をあげれた。



「failureした方がar人生おもr○い」



大きいモニターに写ってたのとほぼ同じ顔。

「チャプリン…ッ!」

3匹ほどの群れで行動していた。

顔は人間で、体はゲームとかにでてくるゴブリンそのもの。

気味が悪すぎる。

俺は逃げた。

勝てっこない。だって人が死んでたんだ。

俺は無我夢中で走った。途中見えない壁にあたって、焦った。



「もう、、けっこう距離はとれたか?ハァハァ…」

けっこうな時間目も開けられず走った気がする。

呼吸を整え、大きく息をすう。

どこかに隠れた方が良いのだろうか。

しかし、隠れてどうなるのだろうか。時間がきてしまったらみんなどうなるのだろうか。

頭の中で色々考える。

まった、チャプリンとかいうふざけた奴が実際いるのなら自分もスキルというのをつかえるんじゃないか!?

スキル「回避」効果「敵の攻撃をよけやすくなる」

どうやって使うんだ?よけやすくなるというのは、動きがはやくなるんだろうか。

でも、ゲームみたいに身体能力が向上したわけでもなく、今のところ全然普通だ。強いて言うなら胃が痛い。

本当に詰んだ気がする。

「はぁ、どうする。俺、死ぬ?」

他の参加者は俺みたいに混乱してるのだろうか。それともスキルを使いこなして倒してくれてるのだろうか。

いや、みんな混乱してるに違いない。

とりあえず、他の参加者を探し行くか。

そう思ったとき、

「ピギャャャャャャャャャ!!!」

この声は!チャプリンの断末魔か!?

誰かがチャプリンを倒してくれてるのか!

俺は声の聞こえた方に走った。



「む、むごい…」

走った先には、原型がないほどにぐちゃぐちゃにされたチャプリンと、怯えて動いていないチャプリン、それと二人の男が立っていた。

「よし…こいつで最後か」

一人は背の低い青年で、もう一人は180くらいのスポーツマン系の顔をした男だった。

二人とも銃のようなものを持っている。

「あ…」

俺は言葉も出ないのかよ…ッ!

見ていると、スポーツマン系の男が話しかけてきた。

「おい、お前生き残ったのか。久しぶりだな~生き残った奴見るの。ま、こんな雑魚戦一人や二人くらい生き残る奴がいてもおかしくねぇか。」

雑魚戦?いや、人が一人しんでるんだぞ。俺は少し腹が立ったのを抑えて言った。

「おい、ここはいったいなんなんだ?なんでお前らは、こんなにつえーんだ?なんでつえーのに助けてやんなかった。」

「おいおい、そんな起こった顔すんなってぇ。最後の一体お前にやるからそれで勘弁してくれよ。」

「お前らが倒せばいいだろ。」

「別にいいが、ポイントもらえないぜ?」

「ポイント?」

「あぁー、お前そういえば初めてだったな。教えてやるよ。こいつら倒すとポイントがもらえて、スキルとかいろんなもんが買えたり、このゲームを終われるんだよ。」

「ゲーム?」

「そ、ゲーム。この異世界の奴ぶっ殺すゲーム。まぁ終わるために相当な量、ポイントいるんだけどな。」

ここは異世界だったのか…

だとしたら、いろんなことで辻褄があう。

「で、最後のこいつ殺すのか?お前がぁ。」

いちいち、かんにさわる言い方をしてくるが、譲ってもらえるもんはもらっておこう。

やるか…

「死ね!」

俺はこん棒が壊れるまで殴り付けた。






俺らは最後だとこれで思ってた。










主人公 平井陽

おじさん

ちび青年

スポーツマン系の男

その他

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