表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/78

16.希望の花




「もし、君が良ければなんだけど、僕と契約してくれないかな」


「え? ......しかし、私のご主人様は死んでしまってるので......正式な手続きがおこなえません。 なので、それが発覚すれば......あなたにも罰則が」


「大丈夫、わかってるよ」


僕は手に巻かれていた包帯をとって、奴隷の証を見せた。


「......それは......あなたも......奴隷、だったんですね」


「うん、僕は訳あって捨てられた奴隷だけどね。 だからそういう心配はしないでもいいよ」


「しかし......それでも、私は」


自分が殺されるかどうかの場面で、僕に逃げろと言った人だ。おそらく本当に迷惑をかけてしまうと、迷っているに違いない。


僕は口に手をあて話を切り出した。


「えーと、僕さ......訳あって、ここ数年の記憶が無いんだよね」


「......え、そうなんですか」


記憶がないは嘘だけど、数年間ダンジョンへ閉じ込められていたなんて、説明するのは面倒だしされてもこの人も困惑するだろう。


「うん、だから僕は最近の話がわからないんだ。 君は、おそらく僕よりはこの国の情勢にも詳しいでしょ? だから色々と教えてほしいんだよ」


ネネを捜すには情報が必要。情報収集するにしてもこの五年でどう世界が変わっているかを知っていた方がいい。

......それに、彼女は見た感じまだ十二そこらの少女だ。そんな子をこのまま放ってはおけない。


「君の知識を僕に与えてほしい。 その対価に僕は君を護ろう。 もちろん報酬も支払うよ......どうかな?」


「なぜ、それほどまでに......」


「僕が君を必要としている、それだけだよ」


「ひ、必要?」


僕が頷くと、彼女は少しうつむき思考した。


やがて、考えが纏まったのか、顔をあげ提案への答えを出してくれた。


「......ほ、本来であればここで失われた命です。 その条件であなた様が良ければ......是非お願いしたいです」


「よし、なら決まり。 ありがとう」


「わ、私のほうこそ......ありがとうございます、です」


彼女の手にある証にオーラを流し込む。


「これでよし、契約完了」


「は、はい、ありがとうございます。 なんなりとご命令ください!」


「いやいや」


契約することでの利点は2つある。①契約者同士は互いの居場所がわかる。②魔力を供給しコントロールできる。


①は彼女がピンチに陥ったりはぐれてしまったときに、すぐ駆けつけることができる。


②は僕のオーラを流し込み彼女を身体強化し安全性を高められる。


別に僕は彼女の主人になるつもりもないが、以上の面から契約をした方が色々都合が良い。というわけで契約を結んだ次第である。


てか、名前......何て言うんだろう。今更だけど。



「そういえば、名前、聞いてもいいかな」


「あ、すみません......私、リアナと言います。 歳は十二、魔法の系統は一応、水属性です。 よ、よろしくお願いします」


「リアナか、いい名前だね。 僕はレイ、よろしくねリアナ」


「はい、レイ様......!」


「さ、様はいらないかな、あはは......」



【とても重要なお願い】

先が気になる!更新はよ!と思った方はブックマークや広告の下にある☆☆☆☆☆で評価してくださると、執筆のモチベになります。よろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ