可愛いらしい彼女に、ヒートシンクを!
道端に落ちていた彼女を、僕の家まで担ぎ込んだ。
どうやら熱があるみたいだ....。
僕「大丈夫ですかーー?」
道端彼女「風邪をひいたみたい....」
僕「そっか!」
僕は彼女の脇の下に体温計をぶっ刺した。
1分経過....。
ぴぴっと体温計が鳴ったので、体温計を見た。
39.6度
僕「これはあかん....」
僕は、彼女のヒタイにヒートシンクを貼った。
しかし、彼女の熱がどんどん上がる...。
40度を超えた。
僕は、彼女の体にヒートシンクを貼った。
しかし、彼女の熱がどんどん上がる....。
60度を超えた。
僕は彼女の足の裏にヒートシンクを貼った。
彼女の熱がどんどん上がる....。
90度を超えた。
僕「おかしい....放熱してるはずなのに....」
ついに、彼女が停止した.....。
停止した彼女を起こそうとした時、彼女に付いているヒートシンクが剥がれた。
ヒートシンクを手に持った僕の脳内に、衝撃が走った。
僕「グ...グリス塗り忘れてるやんけ!」