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第四怪 その3

 ヘムロッドさんが赤い金属片を投げつけるのと、前鬼と後鬼が突撃してくるのは同時だった。

 巨大な鬼が突進してくるだけでも恐ろしかったのだけど、その二体に命中したヘムロッドさんの金属片が引き起こした事態はもっと恐ろしかった。

 ぞぶり。そんな生々しい音と共に式神達は真っ二つになり、その上に何度も何度も見えない刃に刻まれたかのようにバラバラになってしまった。


 あっけない。

 向こうとしては切り札だったんじゃないかと思ってしまうような凶悪な式神も、ヘムロッドさんにとっては鎧袖一触(がいしゅういっしょく)で葬り去ってしまうような、取るに足りないものだったようだ。

 だが、木角は寸毫(すんごう)も動揺していなかった。


 「双鬼再生」


 ゆらり、と動いた木角の手の動きに合わせるかのようにバラバラに解体されてしまった式神の肉片が(うごめ)いた。

 まだ死んだわけじゃないのか⁉


 まるで映像の逆回しを見ているように、二体の式神は元通りに戻ってしまった。

 そして、再び突進してくる。


 「空木クン、笠酒寄クン。あの二体を少しの間引きつけられるかね?」

 「わかりました!」

 「……やってみます」


 想定外だったらしく、僕と笠酒寄にお鉢が回ってきた。

 やるしかないだろ、これは。


 笠酒寄は人狼に変身して(いつの間にか完全に人狼になっていた)、僕は能力でひきちぎってやる……つもりだった。

 ふわりと僕の髪が浮いて、確実に能力は発動したはずだった。

 だが、突進してくる二体の鬼は勢いそのままに向かってきている。


 なんでだ⁉


 動揺したのはミスだった。

 すでに間合いに入っている笠酒寄に式神の拳が向かう。

 宙返りで避けた笠酒寄だったのだけど、相手が二体なのはまずかった。


 空中に逃げたところを虫でも落とすかのようにはたき落とされてしまった。

 ばごん、と床板を割りながら笠酒寄(人狼)が墜落する。

 式神達はすでに次の動作に入っている。

 その大木のような足を持ち上げて、笠酒寄の真上に持ってきていた。


 踏み潰す気だ!


 気付いたときには僕の体は式神に向かって全力で突進していた。


 「なにしやがる!」


 跳び蹴り。


 なり損ないとはいえ、吸血鬼の身体能力から放たれる一撃の威力は保証されている。

 なのに、あっさりとそれは捕まってしまった。

 すさまじい握力によって僕の足の骨が軋む。


 思わず悲鳴が飛び出しそうになるけど、ぐっとこらえて再び能力を行使する。

 だが、やはり僕の能力は発動しているはずなのに式神達は平然としていた。

 二度目の失敗に動揺こそしなかったのだけど、直後に床に叩きつけられたことによって意識が吹っ飛びそうになる。普通の人間だったら破裂しかねない衝撃だった。


 「がっ!」


 口から耳から出血する。ついでに目からもちょっと出た。

 再生能力はあっても、痛い物は痛い。そして痛みは判断力を鈍くする。


 「……笠酒寄! 起きろ!」


 思わず叫んでしまったのは、笠酒寄が心配だったからなのと、きっと笠酒寄なら身体能力で食いつけるからだと反射的に考えたからだろう。

 割れた床板から笠酒寄が飛び出す。


 「■■■■■―!」


 獣の咆哮を上げながら笠酒寄はその右腕を振るう。

 鬼の巨体が、ぐらりと揺らいだ。


 「■■■■■■■ッ!」


 僕の動体視力でも捉えきれないようなスピードで笠酒寄の連撃が叩き込まれる。

 二体の式神も流石にこれには対応しかねるように防御一辺倒になり始めていた。


 「(よう)(わん)招来(しょうらい)


 しわがれたその声は木角のものだということはわかった。

 だが、この状態で一体何をするって言うんだ? とっておきの式神も完全人狼モードの笠酒寄には対応しきれていない現状で。

 一瞬、そう考えて木角のほうに視線をやってしまったのが間違いだった。


 「■■■!」


 悲痛な笠酒寄の悲鳴が聞こえた。

 さっきまで二本腕だった式神が、四本腕になっていた。

 二本で防御して、残りで笠酒寄を捕まえたのだろう。前鬼と後鬼、空いている四本の腕で追われてしまったら完全人狼モードでも無理だった。

 みしみしと笠酒寄の骨が軋む音が聞こえた気がした。


 「……こ、のぉぉぉぉぉぉお!」


 思うようには動いてくれない体にむち打って無理矢理動かす。

 室長がやっていたように変形能力でも持っていたのならばもっとスマートにいったのだろうけど、そんなものはなかったので式神の指を掴んで無理矢理引っぺがす。


 ぱきぱきと次々にぶっとい指の骨が折れる感触がしたのだけど関係ない。

 拘束が少し緩んだ時点で笠酒寄は自力で脱出してくれた。

 そして、同時に僕達は吹っ飛ばされる。


 着地点がちょうどヘムロッドさんの近くだったのは幸運なのか不運なのか。

 すぐさま立ち上がろうとして、気付いた。

 体が鉛にでもなってしまったかのように重い。

 おかしいと思って自分の腕を見てみると、べっとりとスライムのような何かがくっついていた。


 「な、なんだこれ⁉」


 引っぺがそうとしても、まったく上手くいかない。それどころかますます密着度合いが増したような気さえする。


 「式神に付与された術式だろうね。これ以上は動かない方が良い」


 冷静にヘムロッドさんは言うけど、そんなこと言ってる場合じゃない!

 今にも四本腕になった式神達は再び向かってこようとしているのだ。

 僕や笠酒寄でもこの有様なのだから、細身のヘムロッドさんならどんな惨事になってしまうのか想像に難くない。


 「ヘムロッドさん、どうにかならないんですか⁉」


 僕達はあくまで時間稼ぎ。本命はヘムロッドさんだ。


 「どうにかなるよ。時間稼ぎは十分だ」


 そう言うと同時に、ヘムロッドさんの横に輝く魔方陣が出現する。

 空間に浮かび上がったソレは多分、空間転移の魔方陣だったのだと思う。

 なぜならば、そこからは腕が飛び出してきていたのだから。


 最初は腕、そして足。胴体、顔まで見たところで僕は仰天した。

 だって、出てきたのは……室長だったのだから。百怪対策室室長、ヴィクトリア・L・ラングナーだったのだから。


 笠酒寄も僕も、言葉を発することが出来なかった。

 室長も沈黙したままだった。


 いつものジャージに白衣ではなく、ドレス姿だったのだけど見間違えるはずもない。

 僕達が助けたいと思っていた、室長だ。


 「さて、木角利連。キミがわざわざ手間暇掛けて拘束したヴィクトリアはここにいる。大人しく拘束されるか、全てを奪われてしまうのか、好きな方を選ぶと良い」


 口をあんぐりと開けているだけの僕達のことは無視してヘムロッドさんはそう言った。

 だが、木角はそれを鼻で笑った。


 「ふん、貴様の策はその程度か。そのような人形風情を見破れぬと思っているのか?」


 人形? 


 (あざけ)るような木角の言葉で、僕は目の前の室長をよく観察してみる。

 姿形は確かに室長だ。間違いない。

 だけど、だけど……あの独特すぎる雰囲気がなかった。清廉(せいれん)すぎて、全く別物だということが、否応なしに理解できてしまった。


 「最高の人形使いの技もその程度か。哀れみさえも感じるわ」


 おかしくてたまらないけど、それをできるだけ漏らさないように、そんな木角の口調だった。


 「ならば本当の最高傑作をお目に掛けよう」


 ぱちん、とヘムロッドさんの指が鳴る。

 今度はさっきとは細部が違う魔方陣が出現した。

 違うのは、魔方陣だけじゃなかった。

 だって、最初に出てきたのは銃口だったのだから。


 パダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!


 出現した銃口から、一斉に銃弾が吐き出される。

 こっちに向かい始めていた式神達も、この弾幕には防御の姿勢を取るしかなかった。

 弾丸の雨を浴びせながら、徐々に銃が、そしてそれを持っている人物がでてくる。

 いや、彼女は自分のことを『人物』とは表現しないのかも知れない。

 だって、ゴーレムなのだから。


 パダダダダダダダダダダダダダッ!


 一通り撃ちきったクリシュナさんは、FNミニミを持ったままで優雅に一礼した。


 「クリシュナです。以後お見知り置きを」


 事情説明のために統魔へと別行動を取っていたクリシュナさんがそこにいた。


 「魔術師が火器なぞに頼るとはッ! 恥を知れ!」


 激高する木角だったけど、僕としてはいい気味だ。

 そもそも、使える技術を使わないほうが悪いんだと思う。……日本で銃はまずいと思うけど、緊急事態だということでセーフにしておく。

 機関銃の弾幕を食らって、前鬼も後鬼も無残な状態になっていた。

 木角だけは無事なようだけど、式神が撃破されてしまった以上、戦力はがた落ちだろう。


 「次弾装填完了しました。射撃を開始しますか、マスター?」


 淡々と、背負っていた弾帯をミニミに装填してクリシュナさんは尋ねた。

 あと二〇〇発は軽くある。

 両手足を()ぎ取られたような状態の木角にこれを凌ぐことが出来るとは思えない。


 「双鬼再生」


 さっきも聞いたその言葉。クリシュナさんは反応して射撃をしたのだけど遅かった。

 穴だらけになっていた二体の鬼が再び元に戻る。

 今度は、弾幕に削られながらも向かってきていた。


 次々に穴が空いていくけど、その勢いが止まらない。

 二〇秒も経たずに撃ち尽くしてしまったクリシュナさんはミニミを投げ捨てて式神に向かっていった。

 室長の姿をした人形も向かっていく。

 襲ってくる巨大な鬼の拳をクリシュナさんは全身を使って受け止める。


 吹き飛ばされることこそなかったけど、衝撃でクリシュナさんの腕が変な方向にひしゃげていた。

 加勢に加わろうとして、僕達はヘムロッドさんに手で制される。


 え?


 その間にもクリシュナさんは次々に式神の攻撃を受け続け、段々と損傷が激しくなっていた。

 室長の人形も同じだ。もはやドレスはずたずたになってしまって、左腕ももげてしまっている。


 大きく振りかぶってから放たれた前鬼と後鬼の一撃によって、クリシュナさんはボロボロになって吹き飛び、室長の姿をした人形は砕け散った。

 ごろり、と手足が砕けて一回り以上小さくなってしまったクリシュナさんが僕のそばに転がる。陶器のようなその顔には無数の痛々しいひびが入っていた。


 「損傷率六〇パーセントを突破。中枢機関は無事ですが、戦闘行為の継続は不可能です」


 冷静に、体をめちゃくちゃにされているようには思えない声音でクリシュナさんは報告してくる。


 「よろしい。そこで命令があるまで待機だ、クリシュナ」

 「承知しましたマスター」


 これが平常ならどうでも良い会話なのだろうけど、現状は違う。

 僕達は四本腕の式神達に蹂躙(じゅうりん)されようとしている。僕も笠酒寄もへばりついてくるスライムのようなモノによって満足に動けなくなってしまっており、クリシュナさんも、室長の姿をした人形も戦闘は不可能。


 唯一無事なのはヘムロッドさんだけなのだけど、僕達が稼いだ時間でやったのはクリシュナさん達の転送だ。

 他の魔術を都合良く準備しているなんて事はないだろう。

 ……こんなところで僕達は終わりなのか? 室長の(かたき)が目の前にいるっていうのに、何も出来ずに終わってしまうのか? そんなのは、嫌だ。


 まだ、僕の目は見えている。

 全霊をこめて木角をにらみつける。

 膨れ上がっている破壊衝動を全てこめて。

 ぶわりと、髪が今までにないぐらいに浮き上がるのがわかった。


 だけど、やはり木角には全く干渉できていなかった。

 なんで……なんでなんだよ!

 床に拳をたたきつけたかったのだけど、すでにそんなことさえも出来ないぐらいに体の自由が奪われている。

 スライムのような『何か』は鋼鉄のような硬さに変化して、僕と笠酒寄をがっちりと拘束していた。


 「……式神は二体だけじゃない、か。キミを包み込むように守護している透明な式神、そういうのがいるね」

 「ふん、それがわかったからといって今更貴様に何が出来る。女々(めめ)しい人形しか創れぬような愚か者に、我ら陰陽師が連綿と受け継いできた式神術を破れるものか」


 黄色い歯を剥きだして笑うその顔は、とても見られてものじゃなかった。だが、それでも僕はにらみつける。(まと)っている透明な式神ごと貫けとばかりに。


 「ふん、小僧。どうやら異能の持ち主のようだな。そこの人狼もそれなりにはやるようだな。……どうだ? ヘムロッドを切って儂に付かぬか?」


 木角はそんなことを僕と笠酒寄に言ってきた。

 だけど、僕の答えは決まっている。


 「いやだ。お前なんかにつくかよ」

 「わたしも絶対に嫌」


 顔だけ人狼を解除した笠酒寄も同意する。

 こんなことで意気投合してもしょうがないのかもしれないけど、今だけはとてもうれしかった。

 笠酒寄も、室長をはめたようなヤツに取り入るような根性をしていなくて僕はうれしかった。

 どうやら木角は僕達の答えが気にくわなかったようで、般若のような形相に変化していく。


 「……この愚か者共がッ! 儂がせっかく情けをかけてやろうというのに、それを無下(むげ)にするとはな! では望み通り死ねぃ!」

 「待ちたまえよ、木角利連。キミの目的は私達の殺害かね? 違うだろう? それを考えてみるんだね。私達を殺すのは……いや、蘇った安倍晴明の最初の生け贄に『白林檎の園』第一期生の(むくろ)を捧げるのかな?」


 ぴたりと木角の振り上げられた手が止まった。


 「せっかくの強力な陰陽師を反魂しようというんだ。その力、試してみたくはないのかね? まさかキミの身内を手に掛けるのか? それは得策じゃないな。日本支部でも陰陽寮の流れを汲む人間は段々と減ってきている。手駒を減らすようなヘマはしないだろう?」


 一体、ヘムロッドさんは何が言いたいんだ?

 わからない。意図が全く読めない。命乞い、というにはちょっとそぐわない感じだ。


 「最初の犠牲者を決めているとかならばともかくとして、反魂術の成否を占ってみたらどうだい? すでに私が出来る細工は終わっているからね。後は天命を待つだけだ」


 ヘムロッドさんは観念してしまったのだろうか? こんなところで、こんなやつに殺されてしまうのなんて僕は嫌だ。


 「……ヘムロッドさん!」

 「黙っていてくれ空木クン。これはね、賭けではないよ。私はギャンブルには弱くてね。なるべく不安要素は取り除いておきたい」


 なにを、言っているんだ? ヘムロッドさんは何を考えているんだ? いや、何をやろうとしているんだ。

 ぐるぐると、走馬灯のように僕の頭の中で記憶が混濁する。

 家族、クラスメイト、笠酒寄、ヘムロッドさん、クリシュナさん、八久郎さん、そして、室長。最後に思い浮かべた室長は、あの人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべていた。


 「よかろう。貴様らは晴明様の贄にしてくれるわ。そこで見ておれ、復活を!」


 木角は勝ち誇ったような顔で中央に鎮座している殺生石に近づく。

 ヘムロッドさんの金属片ゴーレムから逃れて、僕に指をぐちゃぐちゃにされた陰陽師達の何人かも段々と体勢を立て直し始めていた。

 絶望。そんな感情が僕の中に広がる。


 思わず顔を(そむ)けてしまったのだけど、背けた先にいた笠酒寄が怪訝そうな表情をしていた。

 腑に落ちないというか、異物が混入してしまった、みたいな表情だ。

 追い詰められた状態で、笠酒寄もおかしくなってしまったのだろうか? 


 「……なにか、来るよ」

 「……え?」


 笠酒寄の呟きに気の抜けた返事をした瞬間、雷でも落ちたかのような轟音が響いた。

 思わずそちらに視線をやる。

 もうもうとホコリが舞っていた。


 天井に大穴が空いているから、おそらくはあそこを『何か』が突き破ってきたのだ、ということぐらいは想像できた。でも、何が?

 ゲホゲホと何人かが咳き込む。これだけのホコリが舞っているのだから無理もないだろう。僕も多少涙がにじんできた。ヘムロッドさんは平然としていたのだけど。


 「おのれ! 何が起こった⁉」


 想定外の事態だったのか、木角の怒声が響く。

 多分、復活した木角以外の陰陽師なのだろう。ぶつぶつと何かを呟くように詠唱する声が聞こえた。

 直後に強い風が吹いて、ホコリは吹き飛ばされる。


 視界が晴れたとき、人数が一人増えていた。


 僕達と木角の間、天井の大穴の真下にいたその人物は、白衣を着ていた。

 白衣の裾から、ジャージを着ているということは分かる。そしてその髪は長く、とてもきれいな金髪だった。

 言葉が出てこない。……いや、これもヘムロッドさんの用意したゴーレムなのか?

 木角はさげすんだような笑みをヘムロッドさんに向けた。


 「ふん、貴様もこりない男だな。このような子供だましが儂に通用しないことがわからぬとはな。よかろう、その勘違いを正してやろう……やれ」


 木角が、動ける陰陽師達に合図を出す。

 一斉に陰陽師達は何かをブツブツと唱え始めた。だけど。


 「せっかくの劇的な登場なんだ、雑魚にはご退場願おうか」


 ここしばらく聞いていなかったその声が響くとのほぼ同時に、白衣の裾から鋭く光る刃が飛び出した。

 くぐもった声が上がり、陰陽師達は次々と膝を突いた。


 「元々は対魔用なんだが、人間が食らっても魔術が行使できなくなる。魔力を乱されてしまうからな」


 淡々と解説してくれる。刺さっているのは十五センチぐらいの刃みたいないモノだった。

 あれは、室長が使っていたモノに間違いない。

 くるり、と白衣の人物はこちらに振り向いた。


 「待たせたな、、コダマ、笠酒寄クン。あとついでにヘム」


 まるで待ち合わせに十五分遅刻してきたみたいな気軽さでそんなことを言ってのけたのは、今度こそ本物の室長だった。百怪対策室室長、ヴィクトリア・L・ラングナーだった。


 


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