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神に感謝する少女
外に出たのはいいが、私は目の前に広がっていた光景に驚愕した
ホテルか!っていいたくなるドアの数に窓から見える真っ赤のバラ園
私は一体どこに来てしまったのか
「すごい・・・」
テレビでしか見たことないような豪邸に思わず言葉が出てしまう
ここ、本当にどこ?
私、野原にいたよね?
頭が?でいっぱいの私は顔の表情にはでないものの、
焦っていた
「気にってくれた?」
い、いつのまに・・・
気づかなかった
アダム・レイヴァンといった男はそこら辺の女ならときめくと思う笑顔を浮かべていた
ゾワァ・・・
なんだかわからないが寒気がした
誰かに狙われているような
だが、それも一瞬のことですぐになくなった
「ねぇ、ここどこ?」
それを今、一番聞きたかった
ここはどこであなたは何者なのかを
男はまたあの笑みを見せ
「ここは、アース帝国にある殺人ギルド『Discord of apple』で僕、47代目マスターのアダム・イヴァンの家だよ?」
とこてんと首をかしげて言ってきた
あぁ、神様いるなら・・・多分いると思いますが
私は感謝しますよ、二回目の人生は退屈しなさそうです