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第08話『タイムスリップ(2)』
図書室の中は凄く広くて、本がどっさり入っていた。
美穂『手分けして探しましょ~』
夕菜『う、うん』
私たちは1時間くらい探しただろうか…
なかなか本は見つからなかった…。
夕菜『今日は諦めようよ』
美穂『嫌だよ、昔のこの、恐怖の学校のこと知りたいんだもん』
そのとき私たちはある1冊の本に目線が止まった。
まさか…あれじゃん!?
夕菜は美穂が止める間もなくすばやくノートに書いた…
美穂『どうして書いたのよ~…私、恐怖の学校なんて……』
その瞬間、
急に古い本と願いのノートが光りだした。
いつの間にか二人は眠りに落ちた……
何時間がたっただろうか?
次の日になった学校では大騒ぎになっていた…
先生『おい、夕菜と美穂は見つかったか?』
先生は顔が真っ青になりながら
汗だらけの状態で生徒に聞いて回っていた
先生『一体どこに行ったんだ…』