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願いのノート  作者: キリ=ルチル
願いのノート【6話-10話】
10/30

第06話『謎の少女(2)』

でもよく見ると美穂ではなかった。


夕菜「すみません、勘違いだったようで…」


謎の少女「わたし………に……」


夕菜「え、何!?」


謎の少女「私にノートを返して!>」



私は一瞬何を言っているのか分からなかった。


謎の少女「そのノートを使いすぎると大変なことになるわよ」



その言葉を聞いて、私は願いのノートのことを話しているんだと確信した。



夕菜「な、何で願いのノートのことを……?」


話した時、美穂の声が聞こえてきた。



美穂「夕菜、遅れてごめん~」


夕菜「いや、良いよ。さっきの続きなんだけど、あれ!?」



私が美穂に目を離した隙にあの謎の少女はいなくなっていた。




美穂「どうかしたの?」


夕菜「いや、何でもないよ!」


私たちは映画館に行き楽しんだ。


そして帰り道……。



美穂「じゃあまた明日ね」


夕菜「うん、また明日。」



私は家に帰ってからも、謎の少女で頭がいっぱいになっていた。



お風呂に入っている時も食事しているとき。



「ノートを使いすぎると大変なことになるよ」




私は、そのことを想い出しながら、眠りについた。

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