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セレネとエンデュー 金と欲

リオンは用があり社長室のドアの前に立っていてすべて聞いていた。リオンは以前から父とセレネの関係は知っていた。雨模様だったが太陽が顔を出し従業員も庭園の手入れ。星緒社長とセレネが建物から出てきた。アルテミスの弟アロンが巻き髪のセレネとバッタリ会う。「あら?あなたはアルテミスさんの弟のアロンさんよね?」


「は・・はい」アロンはセレネの色気に圧倒された。


「アロンさんとこれから仲良くなりたいな?ダメッ?」


「仲良くしてください。困った事があれば何でも言ってください」緊張しながらアロンは現場に戻った。仕事の定時は17時だが星緒社長とセレネは早めに会社の門を出る。「セレネ1週間分の愛の手当てだ。封筒に2万入っている。久々に今から酒でも飲みに行かないか?」


「今日はクッキングスクールなの。いっぱい料理を覚えてアナタに食べて貰わないとね」セレネが笑顔で言った。

「そっか楽しみだな。最近臓器の調子が悪いんだよな・・早く回復しないとな。セレネの愛の料理を頂かないと」

2人は別々に帰宅した。セレネは早めに風呂に入りメイクを落とした。風呂から上がりビールを飲もうとしたら買い置きのビールがない事に気づいた。そのままノーメイクでスーパーに向かい店内でビールを買おうとした時に近くから男女のいちゃついた声が・・

「電球付け替えてくれるの?ありがとう!別に電球切れてないのに笑)」


ドンッ。セレネのカートとぶつかった。「ごめんなさい。よく見てなかったから本当にすいません」黒髪セミロングで白肌の童顔の女性が謝る。

「花柄ロングスカート踏まないでよね。あなたが買ってくれたスカートよ」童顔の彼女が彼氏らしき男に舌を出し笑顔で笑う。童顔の彼女の脇にいる男を見てセレネは固まった。


「エンデュー。今日は電球売り切れだから付け替えなくても大丈夫よ」


「ルナ・・ベッドルームの電球が切れたらルナの神秘的な顔や姿が見れないだろ?俺が困るの・・電球見つかるまでいろんな店を探すよ(笑)」


「バカ(笑)この後2人で部屋に戻って料理して・・」


「そのあとはルナを料理して(笑)」

「最近全然セックスしてくれないじゃん?私の事を嫌いになったの?」

「欲はあるけど愛してる女は俺の脇にいるだけで充分感じてるし満たされてるんだよ」エンデューが優しく笑う。


ただならぬ視線を感じたルナは「あの人ずっと見てるけどなんだろう?」

エンデューが「知らね。あの人オバハンだろ?」2人はレジに向かった。

セレネは「これは夢よ夢なんだわ」フラついて立っていた。「エンデューがなぜ?女?ウソよ。ホストの客だわ(笑)エンデューはお金が必要なのよ・・女と寝るくらいしないとね。だけどあの女の時はベッドルームに電気付けるのね。私の時は暗いままだった。エンデューは疲れてるのよ。目も疲れてるのよ。。私を見てオバハンって・・疲れすぎなのよ。エンデューは誰にも触れさせたくない。私のものよ。」涙が溢れるセレネ。エンデューにLINEしても既読も付かない。電話にも出ない。「エンデュ働きすぎよ・・何をしてるの・・」


悲しみと怒りが込みあげてきた。


「早く楽にさせてあげるね」セレネはスマホを片手に持ち玄関で寝落ちした。






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