月と星❇アルテミスとオリオン
ウィークリーマンションの無機質な部屋に黒百合が無造作に横たわっている。黒百合は暗紫褐色で異臭を放つ花。
「アアッ・・ヨシキ・・こんな快感初めてよ・・」
「俺だからこんなに感じてるんだろ?」
「ヨシキにしかこんな恥ずかしい姿は見せられないわ」ウィークリーマンションの部屋に響く艶声。
「ヒカルのせいで感じ過ぎてる。まだまだ時間をかけておかしくして・・」白い紐が肩から徐々にすべり落ち花片がほころび始めた…純白の花片は男を惑わす。
この世には伝説や神話など世界にはいろんな話がある。北欧神話、インド神話。そして星や月空を舞台にしたギリシャ神話。1つの魂が2つに分裂して織りなす愛のツインレ神話。愛は時には快感や苦痛にもなる。すべては宇宙、星、月からのギフト。ギフトは時に薬や毒にもなる。ギリシャ神話にアルテミスという女性がいました。弓矢を持ち狩猟や女性の出産や豊穣を司る力を持っていたアルテミス。貞操や純潔を守り抜く処女神。弟のアポロンは太陽、光、芸術を司る芸能万能の神。アルテミスとアポロンは双子の姉弟である。アルテミスには恋仲の男性がいてその名はオリオン。海を司る力自慢の狩人。オリオンとアルテミスは恋仲であり結婚の約束もしていた。2人の恋仲に嫉妬した弟のアポロンはアルテミスに海から出ている黄金の岩を矢で撃ちぬけと伝え、アルテミスは矢を放った。放った先にはオリオンが命を落としていた。アルテミスは神のゼウスに頼みオリオンを星空に上げオリオンはオリオン座として輝き続けオリオンに会うために月は巡っている。
アルテミスとオリオンは時を超えて地球に転生した。前世の記憶と魂のブループリント(魂の計画書)は愛を紡げるのか。




