先生(コメディ)
この物語はフィクションであり、実在の人物とは一切関係ありません。
ある日、
先生
「私の書いた本が海外で売り上げ一位になったんですよ」
生徒
「凄いですね!」
先生
「でも私なんてまだまだですよ」
後日、
生徒
「最近は、学歴だったり自分の頭の良さを自慢する人が多いですね」
先生
「そんなことだから日本経済は何十年もずっと停滞したままなんですよ。ちなみに私は学校の勉強は抜群に良くできて、東大卒で、IQは150以上でメンサの会員ですけどね。でも私なんてまだまだですよ」
生徒
「凄いですね!」
先生
「ちなみに私の書いた本は海外で売り上げ一位になりましたけどね。でも私なんてまだまだですよ」
後日、
先生
「日本のお笑いとテレビは本当に面白くない!」
生徒
「最近の若い人達はほとんどテレビ観ないみたいですね。テレビはローガイがいっぱい出ているから観ないって言ってる人達も居ます」
先生
「私が日本のお笑いとテレビを批判するのは許されますけど、年とった人達のことをローガイと言って批判するのは許せないですね」
生徒
「すみません…」
先生
「ちなみに私の書いた本は海外で売り上げ一位になりましたけどね。でも私なんてまだまだですよ」
後日、
先生
「日本人はトイックの勉強なんてしてるから英語を話せない人が多いんですよ」
生徒
「トイックは勉強してて楽しくないですね」
先生
「トイックを批判して良いのは私のように英語を話せる強者であって、あなたのように英語を話せない弱者はトイックの批判をしては駄目ですよ」
生徒
「すみません…」
先生
「ちなみに私の書いた本は海外で売り上げ一位になりましたけどね。でも私なんてまだまだですよ」
(終わり)