8話 精霊さんとこれから
精霊と相談だ。
さて、大体の事は話したので、精霊さんと今後の事を話そう
「精霊さんはこれからどうする?世界樹は今はこのままで良い(?)として、精霊王の方は手がかり無いよね?探しに行くの?」
精霊さんは精霊王の行方を追っているのだから、探しに行ってしまうのは当然である。
しかし、それが少し寂しく思う
また一人の家···バイトから帰って来て、疲れた体と心のなかで食べる孤独の夕飯
たった1日だったが、一緒の食事は楽しかった。
『行きませんよ?ここにいます。精霊王様が仰っていたのですよね?』
━さらばだ優しき人よ『また会おう』
『精霊王様は約束を必ず守ります。つまり、貴方といれば精霊王様と会えると言う事です。わざわざ探しに行かなくても、いずれ会えるのであれば、移動する意味は少ないと思います』
(成る程。確かにその考えは無かった)
「じゃあ、ここにいてく『それに牛乳とチョコが食べられないのは嫌です』···ソウナンダ···タイヘンダネー」
台無しだよ!!本音はそこだろ!?こちらの答えに被せて来たよ!!しかも『くい気味』に来たよ!!
食い気だけに(ドヤァ
···なんかしんみりした気分がぶっ飛んだ
「じゃあ、改めてよろしくね」
『はい。こちらこそ(牛乳とチョコを)よろしくお願いします』
···ブレないね。この精霊
その後追加でわかった事
·精霊側が見える(接触出来る)様にしない限りは基本的に見たり触ったりは出来ない
·精霊は何でも食べられる(好きな物はある)
·家の世界樹はまだ成長中だが、聖域は出来ている(範囲は家を包み込むくらい
·世界樹が在るので、他の精霊も来る可能性がある(高確率
·世界樹の聖域内では食べ物が基本悪くならない。
·世界樹は対象を選別·設定出来るので、指定すれば成長·熟成·発酵などは出来る
·世界樹の聖域内では治癒力が高まり、病気·怪我はしないうえに、外部からの侵入も防ぐ(聖域内に入った瞬間完治も可能)
·聖域内での物の破壊は不可能(選別可
·聖域内は常に清潔に保たれる(掃除いらずでGや虫等も侵入不可
·悪意に対しての自動防御(対人·対物、外部からの監視·盗聴等
·ご主人様(この場合は志希)を幸せにする力がある(良縁とか
·ご主人様以外には普通の観葉植物に見える(ご主人様の許可があれば本来の姿を見れる)
·明るさ調整可能(消灯から家全体を照らす事も可能(簡単に言うと壁·天井·床が光る
·全ての機能を音声操作可能(声真似·録音声自動拒否
·『会話可能』(成長不足の為、未解放)
···世界樹さんすげ~。ほぼ全能じゃん
次回『そうだ!買い物に行こう(夕方)』