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〖総合一万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第十四章 新たな魔法使い

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473話 ここに住みたいかも···

料理開始~

今、志希と数人のメイドは戦場にいた


「はい!!カニ炒飯·天津飯·あんかけカニ玉出来ました!お願いします!!」


完成した料理をメイドが運んで行く


「はい。お待たせしました」


「次は唐揚げ定食とミックスフライ定食出ます!こちらもお願いします!!」


志希はフライヤーに移動して揚げ物を取り出して盛り付けてゆく


「志希様。豚汁がなくなりそうです。追加を作りますか?」


「えっと···豚汁は鍋の半分だけ仕込んでください。その後はなくなり次第終了でお願いします」


「かしこまりました。『豚汁は鍋半分追加で終了!!』終わり次第片付けて他に回りなさい!!」


皆があっちこっち走り回りながら料理を提供していると、出入り口から料理長が入って来た


「おぅ!!助っ人に来たぞ!!」


どうやら静社長がこちらの状況を見て助っ人を要請してくれていた様だ


「ありがたいです!!早速ですけど『しょうが焼き』をお願いします。作り方は前と同じなので」


「まかせろ!!こっちの酢豚も一緒に作るけどいいか?」


「「お願いします!!」」


料理長はさっと手洗いを済まし、注文を確認して作り始める


料理長は右側で『酢豚』を作りつつ左側で『生姜焼き』を焼いてゆく


「(さすが大人数を相手にしているだけはあるなぁ…動きが効率的だ)」


料理長が入った事で料理に張りつく必要がなくなった志希は山となった洗い物へと移動する事ができた




「あ~···料理長が来てくれたから少し楽になってきた~」


志希は下げられた食器を洗いながら一息つく


「ははは。こんなんで根をあげたら料理人は難しいぞ?ほい、『麻婆豆腐丼』上がり!!」


その後も笑いながら次々とこなしていく料理長の姿は『さすがの一言』で、志希は『料理は趣味程度でいいかな~』と思うのであった




夕食ラッシュも無事終わり


後片付けも済んだ頃、料理長は「また何かあったら呼べよ」と言い残して颯爽と帰って行ってしまった


今度お礼にプロテインでも差し入れしようかな···




志希は工事の終えた控室のソファーで半分溶けていた


「あ~···疲れた~。もうここに住みたいかも···ソファーふかふかだし、お風呂も広いし···眠くなってきた···」


明日は休みになったので、このまま『ここに泊まってもいい』とも言われている


「布団もあるし、泊まるかぁ~···。でも、家に帰った方がリラックス出来るよな~···」


鍵はオートロックなのだが『一応持っていて』と渡されてしまった


「明後日出社した時に鍵は返せばいいか···疲れを取る為にお風呂入ろう···」


重たい体を起こして風呂に向かい、万能薬を湯船に入れてダイブする


(あ"ぁ~···いきかえるぅ~)


「やっぱりお風呂には万能薬だね~細かい傷とかも治っていくよ~」


調理中にできた傷も癒されて消えてゆくのを感じる


(料理は作りなれていても、疲れからミスするからな~···)


すっかり綺麗になった手を見て「今日も1日お疲れ様」と自分を労う志希であった


次回『この狭さが心地いい』


次は27日投稿予定です

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