41話 鈴音さんには負けたよ···
PV5000達成しました。
ありがとうございます。
まだまだ未熟ですが、頑張って投稿していきます
それでは本編をどうぞ
買い物行こう
地下駐車場で車に乗る
「志希様。どちらに行かれますか?」
鈴音さんが行き先を聞いてくる
「そうですね···この時間に開いていて、この仮証で買い物出来るスーパーとかあります?」
時刻は8:30大体のスーパーは開いているだろうが、ここ近辺の情報が無い僕にはわからない。
なので素直に聞いてみた。
「そうですね···。24時間営業のスーパーはありますが、近辺ではまだ開店しておりません。一番早くて9:30だと記憶してます。」
あと1時間か···なら24時間のスーパーに行った方が良いな
「では、24時間営業のスーパーでお願いします。」
「畏まりました。では出発します。」
車は静かに走り出し、出入り口で確認を受け、スーパーへと向かった
「目的地のスーパーまでは30分ほどです。何か音楽等聴かれますか?この車には音楽データを受信·保存可能ですので、どのジャンルでも可能です。」
「えっと、ではおまかせします。僕はあまり音楽聴かないので」
「畏まりました。ではスーパーヒラヤマ店で良く流れている曲にしましょう」
何それ嫌がらせ?気が休まらないよ?
なんて思い、バックミラーを見ると、鈴音さんが笑っている
どうやら冗談のようだ。
ならば仕返しに
「やっぱり演歌とかがいいです。こう、海の男を歌ったやつとかいいですね」
どうかな?まず聴かないだろう?
「畏まりました。では···『音声入力。音楽。ジャンル演歌·海の男で検索後、再生実行』···志希様。しばらくお待ち下さい」
鈴音さんがそう言うと、暫くして車内に演歌が流れてきた。
どうやら音声認識で操作出来る様だ。スゲー!!
鈴音さんは涼しい顔して···いや、歌を口ずさみながらチラチラとこちらを見ていた。
鈴音さんには負けたよ···
なので「歌うまいですね。綺麗な歌声で僕は好きですね。」って褒めたら少し照れてた
これは、一矢報いたかな?
流れる演歌を聴きながらスーパーへ向かう···
今夜はお魚にしよう···
後日、鈴音さんから聞いたのか、社長から『演歌歌手の歌謡イベントがあるからいかないか?』と誘われた。
あのメイドめ···
次回『鈴音さんは可愛いなぁ···』




