3話 スーパー内の弁当屋
球体と一緒に出勤です
弁当の値段が間違えていると教えていただきました。ありがとうございます。
値段修正しました。
「おはようございます!!」
従業員専用スペースに入り、元気よく挨拶をする
「おはよう。今日も元気だねぇ」
店長室から出てきた男性が返事をする
この男性は平山さん。このスーパーの店長だ
ちなみにスーパーの名前は『スーパーヒラヤマ』である
「おはようございます。今日のエリアは何処ですか?」
僕は今日の担当場所を聞く
このスーパーにも各エリアで担当者がいるが、僕は決まったエリアでの作業はなく、その日のメンバーによって店長が采配して、そのエリアで仕事をしている
「今日は午前中は1階の飲み物コーナーとお菓子エリアを中心でお願いね。午後はいつも通り、休憩の交代要員に入ってね」
「わかりました。」
「じゃあ、今日もよろしくね」
指示を出した店長は店長室に入って作業を再開する
僕は更衣室で着替えて、飲み物コーナーの補充へと向かった
時刻は11時を過ぎた頃、店内の出入口近くで弁当屋が開店準備をしていた
このスーパーでは外部の弁当屋が入っており、昼時になると結構お客さんが買いに来るのだ
勿論店内にも弁当は販売されているが、スペースの都合で品数が少ない
そこで、店長の昔馴染みの人が別売りとして弁当屋を店内で開店しているのだ
この弁当屋は『日替わり弁当』しか置いておらず、種類も多い時でも4種類くらいしかない(2種類の時もある)
その日によって選べる品数が変わるので『日変わり弁当屋』なんて呼ばれていたりする
開店時間は11時からとなっているが、実際は11時に開店準備が始まる。
元々の品数が少ないので、陳列が終わり次第営業開始となるのだ
(お兄さんがいれば準備中でも買い物できるのは限られた人だけが知っている裏技だ)
早速今日の弁当を買うべく、お兄さんに声をかける
「おはようございます。今日は何があります?」
「おはよう。今日は4種でオススメは麻婆豆腐丼だね。他は焼き肉、焼き魚、揚げ物DXだよ」
「じゃあ、焼き肉の普通で」
「ご飯はどうする?」
ここの弁当はご飯の量を細かく選べるのでご飯は別売りになっている。
ご飯は各々『ミニご飯(100g)、小盛ご飯(150g)、普通盛ご飯(200g)、大盛ご飯(350g)、特盛ご飯(500g)、山盛ご飯(1㎏)』だ
勿論おかずのみ、ご飯のみの販売もしているので、その日の腹具合で選べるのが嬉しい
「ご飯も普通で。あっ!お茶も1本下さい」
お茶は500mlのみで、弁当屋オリジナルの1種類しかないが、弁当と一緒に買うと少し安くなるのも人気だ。
「焼き肉普通(330円)とご飯普通(120円)とお茶1本(70円)でセット価格の20円引いて、500円だな。袋の中に一緒にお茶入れて行くかい?」
「500円ちょうどです。入れちゃって大丈夫です。また木曜日に来ますね」
「毎度あり。木曜日もよろしくな」
僕は弁当を受け取り、一度更衣室のロッカーに弁当をしまいに行く。
(あとはお昼休憩に牛乳買わなきゃね)
と思いつつ、仕事に戻るのであった。
次回は休憩時間かな
プチ設定
スーパーの営業時間は8時~22時
休業日は基本的には年末年始
(30日22時閉店~4日7時開店)
志希は月火木金の週4の7時~16時(残業はたまにあり)で働いています
1話の割引弁当は朝~昼の弁当で14時に割引シールが貼られ、16時で総入れ替え。回収された弁当類は店員が購入可能だが、閉店時に廃棄される
弁当屋は毎週日曜休み
営業時間は11時~14時
商品売り切れの場合はその時点で撤収する