176話 男だけの観光って···何するの?
待ち合わせ時間10分前到着は基本です。(多分
9:50 ホテルのロビー
ホテルのロビーで、文鳥と戯れながら誠さんを待つ
周りのギャラリーは無視だ。
もう何も怖くない!!
違う···もう周りを気にしない!!
でも写真はダ·メ·だ·ぞ♪
···翼をください。蝋で固めた翼を···
太陽目指してFly Away!!
ピッピッ?
(ありがとう···その仕草に癒される。この文鳥飼いたいなぁ···)
でも僕はお世話出来ないから、飼えない···
せめて今だけ癒されよう···
スリスリ···
頬を寄せるが文鳥は嫌がらずにいる。
白達も一緒にスリスリ···
元気充填完了!!
でももう少しだけ···スリスリ···
「···おはよう。朝から凄い人気だね?」
文鳥と戯れていたら、いつの間にか誠さんがいた。
「···おはようございます。いつから見てました?」
「文鳥と戯れ始めた頃かな。見てて癒されてたよ。」
「わりと最初の方じゃないですか!?声かけて下さいよ!?」
「はっはっはっ。そろそろ行こうか?時間的に開店しているだろうからね。」
そう言って誠さんは外へと向かう
文鳥を受付に預けて後を追う
今日は護衛がいないので、僕と2人だけで出かける。
何かあっても対処が出来る様に結界を薄く広げておく···
「さて、何しようか?朝食は済ませているよね?買い物は···何かあるかい?」
「そうですね···とりあえず歩きませんか?僕は何があるのかわからないので···」
誠さんは知っていても、僕は初めての土地だ。
何がどこにあるのか、わかる訳がない。
「それもそうだね。気になる店があったら入ってみよう」
誠さんはそう言って隣を歩く
端から見ると『親子か、年の離れた兄弟に見える』かもしれないな···
しかし、男だけの観光って···何するの?
歳が近ければゲームセンターとかだろうが···体を動かす?
旅行に来てゲーセンやスポーツは···何か違う気がする。
ゴルフとかならあるだろうけど、僕はゴルフを全く知らない···
そんな事を考えながら誠さんの隣を歩く···
暫く歩くと、誠さんがある店の前で立ち止まった。
「ここなんてどうだろう?海外でないと、体験出来ないと思うよ?」
目の前には『射撃場』と書いてある看板があった。
どうやらこの店は『屋内で射撃が出来る店』の様だ
「僕にも出来るんですか?ガスガンでさえ撃った事ないんですけど···」
「ちゃんと説明を受けて、プロとやれば大丈夫だよ。」
確かに海外でしか出来ない事だけど···銃はなぁ···
それに、ここから何か嫌な気配を感じる···
「······せっかくですが、やめておきます。何か怖いので···」
「そうかい?それならあっちのゲームセンターに行こうか?ゲームの射撃なら大丈夫だよね?」
どうやら誠さんは銃を撃ちたくて仕方ない様子だ···
「それなら付き合います。」
そう言って2人はゲームセンターに入り、ガンシューティングをプレイする。
誠さんのガン捌きはかなりの腕前で、高得点を出していた。
しかも結構ノリノリで撃っていたので、日頃のストレスでも解消しているのだろうか?
(今度リラックス効果のある匂い袋でもプレゼントしようかな?)
次回『誠さんの好きな物』




