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〖総合一万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第ニ章 魔法と運命の出会い?

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17話 ファンタジーの代表格に化物扱いされたんだが··

魔法の練習をしよう

「世界樹先生···魔法の練習が···したいです」


「黒に言って下さい。」


冷たい!!世界樹先生が冷たい!!


「黒さんや。魔法の練習がしたいんじゃ」


『空間生成···環境調整···完了。いってらっしゃい。』


黒に頼んだら足元に空間生成されて落とされた···


何の説明も無しに落とすのはやめて欲しかった···


とりあえず周りを見る。うん。何も無い


何処までも続く大地には草一本無かった。


『ここなら魔法使い放題。遠慮はいらない。好きなだけ練習する』


上から黒が降りてきて、肩に座る


何で1人だとこう···淡白な喋り方なのかな?


『1人は···恥ずかしい···から』


可愛い!!飴(レモン味)あげる!!


ウェストポーチから飴を出して黒にあげたら、6人が突撃してきた


どうやら常に情報共有しているようだ。


ちゃんと飴あげたよ?


僕のウェストポーチには『世界樹の実』と『飴』を入れてある


これは外出先での非常食だそうな


『世界樹の実は劣化しないので、少数でもいいから持ち歩くように』と世界樹に言われたのが事の始まり。


『常に持っていた方がいい』との事で、ウェストポーチが採用された


ウエストポーチの理由は


·空間魔法を誤魔化す為に(隠れ蓑として)必要


·人前で出すのに不自然にならない程度の見た目が必要


·慣れれば空間魔法で保存可能だが、僕はまだ出来ないから


·とにかく持ってろ


1つ目が最重要で、あとはおまけ程度な理由だ


···最後は理由じゃないよね?


世界樹の実と飴は別々に清潔な巾着袋(雫の消毒、灯の低温、風華の乾燥、白の時間停止、黒の空間拡張、琥珀の重量軽減を付与)に入れてある


今回出番の無かった電には世界樹の実を収穫、袋詰め作業を手伝ってもらった。


ヤバい物を作ったと自覚はしてる。でも皆が手伝う気満々だから、止むに止まれずだったので、許して欲しい


飴は人前で『実』を食べても『飴』だと誤魔化す為である


用意した飴は市販品の『白糖飴玉』(丸い飴で、砂糖が表面をコーティングしている)を採用。


これのレモン味が好きで、見つけた時に大量買いした


世界樹の実は魔力を持たない人には飴玉になるらしく、食べても市販品の飴玉と同じ(ちょっと美味しい程度)だとか···


追加で聞いた事だが、世界樹の実は飴玉のように固いが、『魔力適性持ち』が触れると葡萄のような柔らかさになる(すぐに食べられる様に)らしい


次に、『なぜ僕が魔法を使えるようになったのか』を説明しよう。


まずは『世界樹の聖域と精霊』が関係していた


大雑把に言えば『聖域で長時間過ごし、世界樹の実を1つでも食べ、精霊と契約すると魔法が使える』らしい


つまり『条件が揃えば誰でも魔法が使える』と考えられるが、実はそうではない


まずは、その人に『魔力の適性』があれば『魔力』を持てるらしい


つまり『適性無ければ魔力持てません。魔法も使えません。』と言う事だ


次に『魔法』はもっと面倒で


·『魔力適性が必須』で、魔力適性がないと『魔法適性』は無い


·『魔力適性』があっても『魔法(属性)適性』がないと『精霊と契約』が出来ない


·精霊は自分の属性の実を常に持っていて、契約の時に実を相手に食べさせる


·魔法は精霊と契約すると、『契約した精霊の属性魔法』が使える。


との事···


そして僕なんだが···


世界樹先生曰く


·志希さんは魔力適性(未解放)があり、世界樹(種)の聖域(ある程度の範囲はある)で長時間生活(就寝)して、心体共に変化し、魔力に適応した。『魔力適性解放』


·『世界樹の実』を食べる。『魔法(全属性)適性解放』


·『世界樹の実』により2つの適性が『化物クラス』に成長。


·化物適性のお陰で『特属性精霊』(全属性)と契約も出来た。


·複数の『特属性精霊』と契約するなんて『化物以外あり得ません』


だってさ···



ファンタジーの代表格に化物扱いされたんだが···(泣



ちなみに『普通の精霊は、僕の魔力(無意識に漏れてる)が強すぎて近くに来れない』らしい


白達に抑えてもらっているが、まだ強いらしく、自分でも抑える事が出来る様になれば、普通に触れあえるとの事。




話を戻して、魔法の練習をしよう。


世界樹先生の教えを思い出し、まずは光の球を練習する


右手を前に出して掌を上にして集中···


思い浮かべるのは電球···


明るく照す優しい光···


身体から何かが抜けた様な感覚がすると、掌には優しい光を放つ電球があった


「できたけど···見事に電球だね。いやいや、なぜに電球!?確かにイメージしたけど!?そのまま形になるのは違わない!?」




次回『魔法の練習終わり』


第ニ章始まりました。



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