天道からの案件 (12月23日11:30)
――20XX年12月23日 11時30分 青少年特殊捜査本部 1課2係7班
「で、ここからが本題ってか、提案なんやけど。晴野、霧島。――潜入捜査してくれへん?」
「へ?」
「潜入捜査??」
天道の発言に晴野と霧島が驚き言葉を返す。
天道は別のバインダーの中から、2枚の履歴書のようなものを取り出した。
晴野と霧島に1枚ずつ渡す。
そこには男女の経歴と設定が羅列されていた。
「これ、潜入用に作る身分や。一旦俺のところで止めとるから、まだ確定ではないけど。違和感あったら多少は聞くで。無いなら覚えて?…あー、あと、こっち内部資料な?判明している限りの簡易的なものやけど。」
受け取った晴野はさっと目を通した後、天道に気になったことを質問する。
「――なぜ言い方頼み系?いつもなら『仕事だ』って強制するくね?」
「危険やからや。――参加には個人の判断を仰ぎたい。」
「なるほど。」
「りょ。」
どうやら個人の意見を尊重してくれるらしい。
霧島と晴野が返事を返した。
天道は他の班員を眺め、発言する。
「……あー、他も見るぅ?あんさんらもサポートで関わるし。」
「見る!!気になる!!」
東雲が食い気味に即レスをかまし、天道が若干引く。
顔に「遊びやないんやぞ」って書いてある気がする。
「絶対に班外に言うなよ??潜入は死と隣り合わせやからな?」
「……マジ?」
「マジ。大マジや。」
霧島の返しに、天道はさらりと切り返す。
けっこうヤバい仕事なようだった。
天道が机の上に広げた資料は以下のような感じだ。
・女(晴野):スピリチュアル好きの大学生(XX大学)。学外サークルで宗教の存在を知り、宗教施設に行く。
生年月日、住所、家族構成――。
・男(霧島):毒家族から逃げ出した。障害持ちの虐待されていた弟がいる。ホストとして歌舞伎町で働いているが、後に信者として出家する。
生年月日、住所、家族構成――。
「……でも、何で晴野と霧島サブだけなの?僕たちは??」
東雲が天道のほうを向き、素朴な疑問をぶつける。
班員が察している今後の天道の事情を考慮するなら、全員何らかの役目が与えられるはずだ。
メインは晴野と霧島なのだろうが、2人だけで済むとは思えなかった。
天道は東雲の質問を受け、理由を答える。
「渦雷を外したのは受験があるからや。雨宮は上品すぎるし、人生経験が無さ過ぎて囲い込まれる危険性がある。東雲は引きこもりコミュ障やからそもそも論外。雪平は洗脳されるか、思いっきりいらんこと言って殺されるか追い出されそうや。」
「…なら、私は?」
嵐山は不思議そうに天道に問う。
その他班員に関しては的確な判断と理由があるようだ。
だが、人生経験なら晴野より嵐山の方が上だし、特捜に就職している為スケジュールに都合がつきやすいのだ。
晴野はガサ入れ前の1週間にテスト期間が重なってしまう。行くなら嵐山になるはずだ。
どうしてなのだろう。
天道は嵐山に視線を向け、一瞬ためらい、口を開く。
「……嵐山は……教祖の好みドストライクだからや。」
「――え?」
嵐山の疑問に、天道はとても言いにくそうに言葉を返した。
帰ってきた想定外の言葉に、嵐山は固まる。
他の班員も驚いていた。
天道はため息をつき、頭をかきながら発言する。相当気まずいらしい。
「……資料見てみぃ。髪が長くて、胸――あー、スタイルのええ、美人の姉ちゃん…いっぱい囲っとるやろ。信者でハーレム作っとるやろが…。」
天道はセクハラにならないよう、上手く言葉を濁しながら発言した。
資料を見てみると、確かに教祖は美人に囲まれていた。――って、これ、ハーレムの写真だったのか!?
「うげ。」
「きんもっ…。」
「ねぇわ……。マジねぇわ…。」
班員はドン引きする。
嵐山の顔は引きつっている。
「調査対象は信者幹部と教祖。教祖周辺をうろつく仕事や。セクハラいなして手玉に取るような――キャバクラみたいな夜職の経験が無いなら、絶対に行くな。やめろ。同じ理由で雨宮もや。動きたいんは分かるけど、絶対に現場に行くな。…2コンボ発生しとるやろ。未成年に手を出さんとは言い切れん。その上、雨宮のお家はお金ありそうやし……未来の正妻候補にされるぞ。」
天道は言いにくいながらも、きちんと説明した。
あまりの内容に、場の空気が固まった。
渦雷は教祖の周辺に女性が多い写真があるとは感じてはいた。
だが、まさか本当にハーレムを形成していたとは。
テロを起こした某カルトでも、信者の中で美しい女性を見繕っては、本部に呼び寄せて囲っていたとも聞く。
…本当におぞましい。
雨宮はセミロングヘアだ。
ツインテールをほどけば、髪型で教祖のストライクゾーンに入ってしまう。
スタイルは好みの対象外だろうが、教祖は欲が強いように思う。未成年に手を出される可能性も考えられた。
ヤバい。
ヤバいヤバいヤバいヤバい。
ストライクゾーンに近い2人は危険だ。
「嵐姐さんと雨宮は後方だ。頼む、絶対に行かないでくれ。」
「理解したわ。後方にて頑張らせてもらうわね。」
「承知いたしましたわ。ああ、寒気が……っ。」
真っ青になった渦雷が2名の行動を決定し、頼む。
嵐山と雨宮は身震いしながら同意した。
「ヲイコラ。私なら良いのかよ。」
晴野が地味にキレる。
まぁ、私、美人でもスタイルが良くもないけどな?でも酷くね?と言いたげだ。
そういえば、晴野も女子だった。
だが、天道は【あのDVD】とその後の突入への空気感を見たうえでの判断なのではないのだろうか。
霧島のことも気付いている気がする。
天道は不貞腐れる晴野に視線を向ける。
「髪型からして好みの真逆やん。…ガサツやし。教祖はそこそこ品があるっぽいんが好みのようやぞ。お前みたいな雑草ちゃうわ。」
「ヲイ!!!悪かったな雑草で!!」
私だって女だわ。キモいオッサンに会いに行きたくないわ!!と晴野の顔が語ってる。
だが、天道は至極冷静に切り返す。
「手ぇ出されてない女性との共通点が多いから大丈夫やろ。それに――雨宮奪還の映像を見た。」
「――マジ!?天道も!?」
晴野は驚いた。
まさか、天道が見ているとは思わなかったのだろう。
「あれだけ動ければ上等や。それに、突入への空気感も。……同じ秘匿班に入ったであろう霧島を付ける。コンビネーションの練習にもぴったりやろ。」
やっぱり。バレてたな。
まぁ、あれだけわかりやすく動けばバレてるか。
焔さんなりの筋の通し方だったのかもしれない。
晴野は何かを諦めたかのように、言いたいことを飲み込んだ。
すると、東雲が唐突に仕事に口を挟む。
「……ねぇ、天道。この潜入に、僕も参加、できない?」
唐突に口を出した東雲に、天道は驚き、呆れた。
「いや…だから、あんさんは行けへんやろが……。どうやって教祖と信者幹部に関わるんねん……。」
「そうじゃなくて。このカルトのページに【引きこもりも障害も前世のカルマ】って書いてあるでしょ。だから、晴野の腹違いの弟設定で、髪黒く染めて、どっかの寂れた分室に引きこもれば、かなりリアリティ出そうでしょ?」
東雲はタブレット端末でカルトのページを表示し、モニターに映し出す。
「…晴野のリアルが複雑な家庭環境だったってことも活かせるし、更にリアリティ出るんじゃない?逆に霧島の方を一人っ子にして、スピ好きとか悩み持ちにしたほうが説得力出るでしょ。コレ。」
霧島が病んでいる設定には、どうあがいても無理がある。
それならいっそ、役割を逆転させたほうが自然だった。
「え、複雑なん???……いや、待て。盛りすぎるのは良くないんやないか?」
「いや……。天道、個人資料にないから知らないだろうけど、うち…再婚複数回ありの毒親毒大家族だったから、正直東雲――ヴォイドの提案は嬉しいっす。その方がかなり自然にできると思う。」
「え。マジ??」
「マジマジ。経験値ばっちり豊富っすよ。……悲しいことに、まともなの、兄貴ただ1人だけだったんだよなー。いえぁ。」
「えぇ……。あー、お疲れ様どす……。」
死んだ目をした晴野に対し、天道は上手く言葉を返すことができなかった。
家庭環境が壮絶すぎる。
だが、晴野の焔に対する懐きっぷりには、ものすごく納得した様子だった。
「――ん?てか、それなら晴野と東雲は一緒に暮らすことになるで??え、大丈夫なん??……倫理的に。」
天道は気付き、止めに入る。
だが、晴野と東雲は全く気にしていなかった。
「あ!2LDK希望で!!私も1人部屋欲しいっす!!」
「へ?問題ある??……あ、ハッカーが2名抜けるの、ヤバめ??」
「速度が速い回線繋いでクレメンス!!!」
「あ、禿同!!パソコン一式もクレメンス!!」
「……いや……あー。……うん。何も起こらないならそれでええわ……。」
「……??まぁ、いいや。えっと、バックアップは任せて。」
天道は諦めた。
「霧島サブの設定、どうする??霧島サブに毒家族持ちのメンタル弱ってる男は、どう考えても無理でしょ。」
「ああ。悪いがしっくりこない。」
「似合いませんよね。すぐばれると思います。」
「うちは家族仲、いいからな。」
東雲、渦雷、雪平の意見に、霧島は同意した。
「ホストも合わないわよね。実際に見たら場違いというか、落ちぶれた感を凄い感じるでしょうね。だからこその病んでいる設定だったのかもしれないけれど。」
「ええ。夜の世界より、経営者の方が向いているのではなくて?」
嵐山は霧島の職業に疑問を呈した。
雨宮は霧島の職業を経営者にすることを勧めた。
確かに経営者の方がホストより向いているし、むしろ家が上流階級だけど事業を起こした青年の方が似合っていた。
一般的なイメージからしても、しっくりくるのだ。
「あ、もし霧島を起業家にするなら、IT関係の仕事こっちに振ってくれたら仕上げるよ。偽装の為に多少コーディングは覚えてもらうけど。」
東雲が霧島のプロフィールと仕事内容を提案した。
確かに、霧島が仕事をしている間に東雲が仕上げれば、晴野といる間暇しなくて済む。
また霧島とも関わることで、オペレーターとして班と潜入担当との指示のやり取りができる。
「お、助かる。IT系ベンチャー社長(個人事業主)を名乗ることにするわ。」
「え!コーディング、私もやりたい!!」
「晴野は設定的にバイト三昧っぽくない??」
「あー確かに。無理かぁ。」
「確かに、身分は【バイト複数掛け持ちの高卒フリーター】の方が説得力ありそうだな。」
弟を養っている設定上、どうしてもお金が必要になる。
一般的に、この状況で稼ぐなら、フリーターという設定の方が受け入れられ易いように思えた。
「うーん。だとしたら、有名どころはコンビニ、ファミレス、スーパーのレジ打ちあたりでしょうか?」
「夜の仕事は辞めたほうが良い。潜入もあるから多分、ボロボロになるだろ。あと単純に危険。」
「せやなー…とりあえず、こっちも公安に関わりがある人が経営する店舗で働けるか、探してみるわ。」
「オナシャス!!」
晴野は天道に返答した。
大学の授業時以外はバイト三昧になりそうだ。
「霧島の方は天道がクライアントか、どっかの企業の接待を装って接触するほうが自然だけど……晴野はどうなるんだろ。基本バックアップに連絡役が着くよね?配達員にでも誰かなりすます??雪平とか。」
「確かに。…ですが、車でバレませんか??僕…トラックも車も運転できませんし。荷物だって、他の家に届けに行かないと不自然です。」
「あ、そっか。【色】が見え過ぎるのか。」
雪平は共感覚の持ち主で、そのなかでも人や物、文字や感情に【色】が見える感覚の持ち主だった。
ゆえに運転などが苦手だった。
さて、どうするか。
「あ!閃いたー!!!」
「ん!?何や何やどないした??」
晴野が大きな声で言い、天道は晴野に聞き返す。
どうやら名案があるらしい。
晴野は楽しそうにワクワクしていた。
「最近はパパ活という非合法な売春があるっす!!そこで、今回関わりがある公安を通して、情報共有と金銭の獲得するのって、どう!?」
「なるほど。買い手――接触役を公安の人にするのか。」
「そっそ!!あれって良く知らんけど、きったねぇ性欲まみれのオッサンに、頭と身体の緩い女が意味不明に高いもの強請って、たっかいレストランで食事して優越感に浸って、最後ホテル行くんでしょ??」
パパ活って、そんなんだったっけ。
何かもっと怠惰と自己顕示欲にまみれていたような…。
…キラキラに見せてるのを外したらこんな感じか。的を得ているな。多分。
あと、本当にそうするしか手段がない人間も若干いると思うぞ。……大多数が晴野の言う通り、釣り合わない物欲と見栄の為だと思うが。
「んで、ホテルに入ったらさ?室内で気兼ねなく情報交換できるし!!」
「――!!!」
情報を交換する、接触の機会が確保できる!!
「なんなら、緊急案件が出たときのアクセス地点を、ホテルの室内にしてみたりできるじゃん!万が一、偽自宅周辺を宗教BBA共に見張られてた時にも、とっても柔軟に対応可能じゃん!!」
潜入中に入るかもしれない緊急案件にも対応可能!!
すぐに部屋から出てくるのは怪しいため、時間を潰すのにも最適だ。
それに、摘発も潜入も協力者も、なぜかいつも潰されているのだ。
信者を監視して裏切りの兆候を的確に潰している可能性が高い。
つまり、飲み込まれるだけでなく、見張り(晴野の言う宗教BBA共)が居る可能性が高いということ。
偽装工作を完璧にすることが必要だった。
パパ活なら、年齢的にも怪しまれない。それに――
「晴野、名案よ!公安に買わせた高い鞄とかをメ〇カリで売れば、資金獲得のうえに、そのまま宗教にお布施できるじゃない!カルト宗教の金蔓…信頼度も上がるわ!」
そう。
高いものを強請れば、それを現金化したあと、お布施に転用できる。
沢山お金を持っていても、不思議ではなくなるのだ。
信者に問われてぼかして回答しても、こっそり晴野の後ろを付いてきた時点で「やっていること」を察することができるのだ。
それに、後をつけてきたら、その分監視を確認できる。
中々外に出ない信者が追尾に動いてくれれば僥倖だ。特定できる。
「嘘だろ。まさかの資金洗浄もセットかよ。」
「すごい!!多数の見知らぬ男性と関わっても『生活の為』や『お布施の為』と言い逃れできます!!」
「怪しまれずに、金も情報交換の場も手に入るのは便利だな。」
「ホテル内で食事して、そのまま室内へ行くのでも全く違和感ないしな。名案だろ!」
「それに、摘発直前にある大学の試験期間中は【太パパとの旅行】って名目で追及回避できそうじゃん!?」
晴野は悪い顔で笑った。
つまり、宗教に対して更なる資金援助しますよ。儲かりますよと暗に提案していることになる。
教祖は欲が強そうだ。
本来なら止めるだろうが、献金の額がとても多かったら?――見逃される可能性が高い。
稼ぎ頭をみすみす潰しはしないだろう。
また、パパ活をすることで清楚とは真逆の方向性の人物像になる。
教祖の好みがはっきりしているため、教祖に手を出される可能性も低くなる。
より安全に潜入できるのだ。
「!!」
「晴野、天才!!!」
「いえぁ!!献金、逃げ道、共にゲットだぜ!!」
晴野は昨今問題になっている個人売春を別方向に利用し、潜入に役立てることにした。
発想が柔軟すぎる。
裏側を見ればただの仕事なので、こちらとしても安心できた。
「ア……アイディアが、今どき過ぎる……!なんやそれ……。」
天道は驚き、呆れた。
まさかこんな抜け穴を見つけて、つじつま合わせに利用するとは思わなかったのだろう。
2課1係で既に使われてる可能性はあったが、このやり方はかなり便利そうだった。
「――わかった。接触役の公安、選定しておくわ。…演技以外でセクハラかまさん、まともそうな奴を。」
「助かるっす!!演技以外のきっもいセクハラは要らねっす!!」
「…なるべく安全そうなの見繕うわ……。いろんな意味で心配や……。」
天道は男女が室内で2人きりになることを心配しているようだった。
…公安には分別の付かない、頭の緩々なのしか居ないんだろうか?
恐らくしっかりとコンプライアンスを考えているからなのだろうが…。
仕事だから仕方ない気もするが、用心はするべきだろう。
もしかしたら女性の公安警察官を、事前に室内に手配しておいて貰えるかもしれない。
この辺りは天道の采配に任せることにした。
「あ。なら、帰りがけにデパ地下のお惣菜でも強請ってみれば??買ってもらえるんじゃない?」
「!!僕、ローストビーフ食べたい!!!たくさん!!」
「私も宝石みたいにキラキラしたお高いお惣菜、食べたいっす!!高級チョコも!!やべぇ、心躍る!!!!」
嵐山の提案に、東雲と晴野が乗る。
「危険なことするんだし、予算も降りるんだから、とことん楽しみなさい。あ、演技は忘れないでね?」
「おkっす!『XXさぁ~ん、あれ買ってぇ?』『きゃ~!かっこいぃ~♡』って言ってみるっす!!バカ丸出しで、乞食のように意地汚くたかりまくってやんよ!!」
晴野は楽しそうだ。――って、何だその気色の悪い甘ったるい声は。
渦雷は引いた。女子、怖い。
「何だろう……。晴野の将来が心配になってきた……。」
引きながら霧島が呟く。
「大丈夫ですわよ。だって、お兄様がいらっしゃるではありませんか。」
「多分、焔さんが居ればおかしな方向には行かないんじゃない??今までみたいに。」
「そうか。それならいいんだ。…うん。」
霧島のつぶやきに反応した雨宮と東雲の言葉を聞き、霧島は納得することにした。
「晴野さんは将来、旦那さんを尻の下に引いてそうですねー。」
雪平はのんびりと思ったことを口に出した。
渦雷も同じことを思った。
さて。以下が新しく決まった設定だ。
・晴野:
高卒フリーター。毒親毒家族持ち。
両親が蒸発したため、引きこもりの弟と暮らしている。
最近安めの家賃のアパートに引っ越した設定。
必死に馬車馬のように働いて、弟を養っている。
アルバイトだけでは食べていけないので、パパ活もしている設定。
大学の試験期間中は【太パパとの旅行】ということにして勉学に専念する。
・東雲:
晴野の弟。引きこもり。
部屋の前に食事を置かせる。ネット厨で、廃課金。
姉の金を食いつぶす設定。
晴野が連絡なしで帰宅したら、演技開始。(キレたり暴言吐いたり。)
実際は霧島のサポートとして、システム開発を請け負って、実績作りに貢献する。
・霧島:
企業して1年ほど経っている社長設定。
会社はIT系ベンチャー企業。主にアプリ開発をしている。
元大手でプログラマーとして活躍していたため、経験豊富で優秀ではあるが、新米社長で社員を雇うほどの収入はなく、業績が不安定という悩みを抱えている。(簡単なコードは東雲に習って書けるようになっておく。)
経営も1人でやっており負担が大きく、宗教に興味があったため、カルトにのめり込む。元々はマンションの一室で仕事をしていたが、資金の用意が整ったため、最近オフィスを構えた設定。
架空のサイトや納品のコーディング、開発は東雲が作成する。
・天道:
IT企業の営業で、霧島を接待する。
霧島の実力を知っているため、霧島の会社を傘下に入れて、自社の下請けにしようと画策する。
月1~2ほどの頻度で霧島を接待している設定。
接待の際に情報交換を行う。霧島への接触役。
・公安の人:
晴野のパパ活相手として活動。複数名用意要。
金、ブランドもの、食事を与え、ホテルに連れ込むオッサン(変態)設定。
実際は晴野への接触役。
また、緊急案件が降りたときは、その上司か代理の人がホテルへ連れて行き、ホテルの室内にて任務にあたる。
下りた予算を食いつぶされる、ちょっと可哀想な役割でもある。
役割は決まった。
次は潜入についての目的や、情報をまとめよう。




