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雪を解いて春を招(よ)べ  作者: 空烏 有架(カラクロ/アリカ)
2時限目 田舎娘は試験で賭ける
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*_登場人物紹介② ジェニンカ&オーヨ

今後この二人の関係が変化するかはリェーチカにかかっている、と言っても過言ではない?

主人公を支えてくれる大切な友人たち。



挿絵(By みてみん)

●ジェニンカ(Женинка)

本名:ヨザンナ・ピトヤシュカ(男性親族はピトヤシュキ)

部族:白ハーシ族

得意属性:光

成績:中

遣獣:イヌ♂ジュール


自他共に認めるリェーチカの親友である、白ハーシ族の少女。


両親ともに高級官僚であるいわゆるお嬢様。そのわりに気さくで活発な性格のため、あまりそう見られないことが多い。

ちなみに父親は外交関係、母親は農水産関係の局にお勤めだそうです。


宿敵(?)ユーリィとはお隣さんであり幼馴染み。今でこそ険悪だが、彼女曰く「昔は今ほど冷たい人じゃなかった」そうで、時々懐かしむような言動をすることも。

そもそも今現在対立しているのはリェーチカの肩を持っているから、というのが大きい。リェーチカが編入するまでは真っ向対立することは少なく、どちらかというと距離を置いていた。


友人はもちろんリェーチカとオーヨ。なお、オーヨからの好意には気づいていないもよう。

二人からは救世主と崇められているが、そんな彼女にも意外な弱点が……?


・ジュール

氷属性の大きな白犬。グレートピレニーズとシベリアンハスキーを足してサモエドで割ったようなイメージで、毛が長いため眼元が隠れている。

なぜか江戸っ子みたいな口調なのは東ハーシにおける獣の方言らしい。



挿絵(By みてみん)

●オーヨ(Оё)

本名:オレート・ザフラネイ

部族:赤ハーシ族

得意属性:樹

成績:上

遣獣:ココウモリ♀ナヤ


赤ハーシ族の少年。地方出身で、五人兄弟の真ん中。

中流家庭の子(しかも兄弟数が多いので暮らし向きは楽ではない)だが、頭の良さゆえに推薦を受けて奨学生として上京した。地元では期待の星的な存在らしい。

ところが不幸にもその賢さによって白ハーシたちに眼を付けられてしまった。


性格はものすごく控えめで大人しい。学校では白ハーシからの嫌がらせによって大人しさに拍車がかかり、ジェニンカの庇護を受けるまではまともに喋れなかったレベル。

そんなわけでリェーチカと同様、もしくは彼女以上にジェニンカを英雄視している。と同時に、自分は男なのに*女の子に守られているのは恥ずかしい、とも内心で思っていた。のを模擬戦でセーチャに指摘されて苦しむことに。

*まだ発展途上のハーシという国、とくに紋唱術が普及しきっていない地方においては、男女の役割分担への思想が強い。そこで育ったオーヨにとってジェニンカは先進的すぎるのだ。


友人はリェーチカとジェニンカ。リェーチカに対しては近しい立場ゆえの安心感と、勉強という唯一の特技に関して自分を頼ってくれる心地よさがある。

ジェニンカには眩しさとともに恋心を抱いているが、打ち明ける勇気はまだないようだ。


・ナヤ

小型のコウモリ。エサは虫などを好み、血は吸わないタイプ。

属性は雷。性格はおっとりマイペースなのんびり屋で、ややギャルっぽい口調で話す。




→ 物語は第三章へ

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