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雪を解いて春を招(よ)べ  作者: 空烏 有架(カラクロ/アリカ)
1時限目 始まりは短い夏
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*_登場人物紹介① リェーチカ&ユーリィ

愛称形でばかり呼ぶので本名が覚えづらいでお馴染み(……)のハーシ人たちを紹介するぜ!



挿絵(By みてみん)

●リェーチカ(Лечка)

本名:アレクトリア・スロヴィリカ(男性親族はスロヴィリーク)

部族:水ハーシ族

得意属性:現在はとくになし

成績:下

遣獣:リス♀ユーニ、ユキヒョウ♂サペシュ


水ハーシ族長家の四人兄妹の末っ子長女。実家では両親と兄たちにかわいがられ、明るくおしゃまな甘えん坊だったが、現在は首都の学校で世知辛い日々を送っている。


経済的な問題により、部族長家の人間(一応地元ではお嬢様の扱い)にもかかわらず学歴が小卒で止まっていた。最近になって長兄の薦めで紋唱術学校に通うことに。

中学校(にあたる教育課程)に通っていない&中途編入のため勉強は大幅に遅れを取っているが、毎日必死に頑張っている。


十歳から十五歳までの五年間は実家で家事担当をしていたため、家事全般は大得意。炊事洗濯はもちろん裁縫もできる。地元にいたころは内職として刺繍細工も作っていた。

友人はジェニンカとオーヨ。


*前作「幸福の国の獣たち」(時間軸は本作の二年前)では第二主人公ミルンの妹として登場。出番もわずかなモブでした。


・ユーニ

火属性のリス。かわいい見た目に反してかなり……な性格。詳細は第二章にて!

・サペシュ

音属性のユキヒョウ。大人しい性格っぽい。



挿絵(By みてみん)

●ユーリィ(Юры)

本名:イェルレク・ワレンシュキ

部族:白ハーシ族

得意属性:岩、雷など。むしろ優等生なのでこれといって不得意なものがない。

成績:上

遣獣:白馬♂エルゴル、オオハクチョウ♂ビョルネン

※エルゴルはワレンシュキ家自体と契約しているので厳密にはユーリィ個人の遣獣ではない。


白ハーシ族長家の長男。弟が一人いる。


クールな態度と怜悧な美貌から「氷の王子」の渾名をつけられている。本人は別にそれを気に入ってはいないが、興味もないので放っているらしい。

ハーシという国の国政のトップである『民族議長*』の息子であり、将来はその地位を継ぐことが半ば確定している。王子呼びはそうした立場を揶揄する(あるいは称える)ニュアンスもあるようだ。

*民族議会…ハーシの各部族の代表からなる行政機関。議員数は部族によって異なり、水ハーシはリェーチカの父一人だけ。


なぜか田舎の人間を毛嫌いしている。育ちが良いため自ら手を下したりあからさまに罵倒したりはしないが、彼の意向を察した取り巻きたちが勝手にあれこれ動くのを一切止めない。

その冷酷な支配者ぶりはまさしく「氷の王子」。


友人はギューク、マーニャ、ポランカ、セーチャ。

あとジェニンカとは幼馴染みらしいが、現在はリェーチカたちへの対応を巡って反目し合っている。ジェニンカ曰く「昔はああじゃなかった」。


・エルゴル

鬣から蹄まで全身真っ白な白馬。

属性は地。性格はダンディな紳士。

・ビョルネン

ごく普通のオオハクチョウ。

属性は水と風。性格も美しい姿に相応しい優男。




→ そして物語は第二章へ

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