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転生嫌われ令嬢の幸せ漢飯(日常)  作者: 赤羽夕夜
婚約破棄編

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75/90

あったかごはん

「うンめ~!!」

「あったかい!ちょっとからいけど、甘くて美味しい!」

「これおかわりできるの!?」

「ええ、沢山あるから慌てずにゆっくり食べてね」


人数は多いので、調理は厨房じゃなくて外ですることにした私たちは、おばさんたちが持ってきた食材を余すことなく使うために、和風カレーリゾットを作ることにした。


リゾット系であれば汁でお米が膨張するし、具がいい嵩増しになる。漢方とかによく使われるスパイスも入れれば満腹感も申し分なし。


トマトとか白菜とか、日持ちしない野菜ばかりなので、ピッタリのレシピだ。


隠し味には鰹節でとった出しに少量の味噌と醤油、おばさんたちのお土産で渡す予定だった蜂蜜も少し入れてある。


150人前後分のリゾットを作るのは苦労しそうだと思ったが、皆が手伝ってくれたので意外に早くできた。


嵩増し料理は功をそうしたようで、結構大量に作れたと思う。


最終的には完売したが、皆お腹いっぱいに食べられたようで、私的にも安心だ。


「ミアさんは料理上手なのですね。少ない食材で簡単に皆が食べられるものを作るなんて……今日は色々助かりました」

「いえいえ。私が食べたいものを作っただけなので……料理ならおじさんたちの方が上手です。本職ですし」

「なにいってんだい。ミアちゃんの料理の方が美味しいに決まってる!謙遜も時には嫌味だよ!自信持ちな!」


ぱしん、と背中を叩かれる。ちょっと力が強くてむせてしまうと、おじさんが心配して背中を撫でてくれた。


「あ、そうだ。マルテさん。もしよかったら、おせっかいかもしれないけど、今日のリゾットのレシピや嵩増しレシピを教えましょうか?やりようによっては食材の節約にもなりますし……」

「いいんですか?ミアさんがよければぜひお願いしたいです。今日のリゾットも美味しかったので、また子供たちの為に作ってあげたいですわ」


話はまとまったので、後日レシピを書いて孤児院宛てに送るという話に。私はリゾットを堪能して、後片付けをしようと立ち上がるが、スラム街の子供たちが「片付けは自分たちでやる」と名乗り出てくれたので任せることにした。


色々あったけど、1日楽しかったなぁ。

孤児院やスラム街のこと、少しお父様に相談してみて、解決策がないかも考えないと。


と、色々考えつつ、私たちは帰路についた。


……すぐに帰るつもりが、結構長引いてしまって、帰ったのは21時手前。お母様にこっぴどく叱られたのはまた別の話……。

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