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プロローグ
冬眠終わった
「この世界に僕という存在は必要なのか?」
いつもこんなことを考えながら日々を過ごしていた。僕の名前は竹島交一19歳フリーターだ。特にこれといった才能はなく、ただ平然と淡々と今を生きている。「ちくしょう、なんでこうなった」心の中の俺が心の中で叫ぶ。学生時代は副委員長やら指揮者がとかやって学生ライフを満喫していた。しかし社会人になると行きたい職につけずモタモタしていたら、いつの間にかほぼ無職に近いフリーターで四畳半の部屋にいた。そして今に至る。この生活から抜け出したいけど行動しない。このがんばれない性格に自分も飽き飽きしていた。その時に宅急便から小さな段ボールが届いた。差出人は不明だったので少し警戒したが世界のクソ人間が一人減るだけと考えているうちに開けていた。そこには
「ニンゲンヲヤメタイナラノメ。」
という紙と何かカラフルな小さな玉が瓶の中にいくらか入っていた。
少しとまっどたがこのまま生きていくのも嫌だったから瓶の中にある玉すべてを飲み込んだ
瞬間的に床へ倒れただんだん何も考えられなくなってそのまま意識が消滅した。