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第七話

「では、ここでお別れですね。今までありがとうございました」


 今まで護衛として乗っていた馬車に向けて直人は一礼する。そんな直人を依頼主らしき初老の男性は残念そうに答える。


「やっぱり専属護衛になってもらう訳にはいかんかのぉ? 報酬は月金貨8枚に危険手当を別途支給しても良いのじゃぞ」


「いえ、しばらくこの街に住んでみようかなと思っているので残念ですが……」


「そうか。なら仕方がないのぉ。ま、気が変わったらジェラール商会にまで連絡をくれ。お主ならいつでも歓迎してるからのぉ」


「はい。その時は是非よろしくお願いします」


 男性は直人と専属契約を結ぶことが出来なかったが、神眼持ちの魔法使いと知己になれただけで儲けものと勧誘を諦め馬車に乗り込むと目的地に向けて出発した。門で馬車を見送っていたが馬車の姿が見えなくなると直人は街の中心部に向けて歩きだす。


「さて、まずは換金から始めますか」





 あまり一人旅ばっかりしていると経歴等を調べられた場合に不審に思われる可能性を否定できなかった為、直人はヨスズ王国を出てケレス王国に入ると護衛の任務に着き何度か雇用主を変えながら1月の時間を掛けユピリスまでようやくたどり着いた。毎回、護衛の任務が終わる度に継続する事を強く求められたものの、その要請に頷く事無く1回限りの護衛で終りとしていた。ずっと一緒の商隊や旅芸人のグループと居ると別れづらくなりそうで怖くなったからだ。


 直人は思わず空を見上げた。真の意味でここから異世界生活が始まるのかと感傷に浸りながら。あの白い空間に突然招かれてからこのユピリスに辿りつくまでは一種逃亡生活にも似た日々だったと。襲われても生きていけるように魔法や体術の訓練をし、疑われないように設定を考え演技をして、自分の能力を高く見せ過ぎないように自重しながらもまともな人間と見えるように実績を積み重ねてきたのだ。だが、これからは一か所で生活する事ができる。その事を考えると直人は嬉しくて涙が出そうだった。もっとも、ギルド登録してからまだ3カ月弱しか経っておらず経歴といっても弱いものでしか無かったが、逃亡生活ような暮らしを続けていくには直人の心は既に限界を迎えていたのだった。


 直人は宿屋に一旦戻り、ホーリーバードの入った1メートル程の袋を2つ背負い領主館に向かって歩き出した。この世界では有用な魔獣の売却先は主に3ヵ所ある。1つ目は冒険者ギルドに売却する方法、2つ目は商業ギルドに売却する方法、そして3つ目は領主館で買い取ってもらうという方法である。魔獣から取れる牙や毛皮は武器や防具そして薬の材料として活用される為、冒険者ギルドや商業ギルドに売却する事が一般的である為1つ目と2つ目の方法で売却される事が殆どである。


 しかしながら、その街を納める領主も前者のギルドと同様に領軍の為に武器や防具を、疫病対策の為に薬を求めているのだ。もちろん、通常は商業ギルドや冒険者ギルドに依頼をして素材を集めるという方法を採用している為領主館で普段から魔獣の売買が行われる事は無い。ただ、例外があるのだ。それは、あまりにも貴重な魔獣の素材や鉱石等である。そういった物は滅多に市場に出てこない割に求める者が多く売り出されると同時に売り切れてしまう。それを買った者が国益になる行動を取れば良いが、回り回って敵国や犯罪者などに流れてしまえば国益に損ねるどころか安全保障や外交の問題に繋がってしまう可能性がある。そして、冒険者ギルドや商業ギルドはその性質上利益ある行動を優先する為、道楽な貴族に流れる等、必ず国側にその商品が回ってくるとは言い切れない。そこで、一定以上のレア度を誇る物に関しては入手の可能性を上げる為に領主館で買い取る事にしたのだ。


 売却価格といった点では領主館よりも商業ギルドや冒険者ギルドの方が高く買い取ってくれる事も多い為、単純に金銭を得たいと考えれば3者の買い取り価格を聞いてから1番高い所に売りに行く事が望ましい。だが、冒険者の多くは例え売値が安くなろうとも領主館に売る事を選ぶ。何故なら、金銭で得難いものが得られるからである。借地権を買うにも家を建てるにも、そして奴隷を買うにしても国に恩を売っておいた方が話を進めやすい。都市はかなりの余裕を持った広い土地を有しているが、城壁に囲まれている以上土地は有限である。その為、国は土地を使う権利である借地権を通じて土地の管理を行っているし、建物に関しても許認可制を持って管理している。故に、より良い場所に住居や店を構えたければ国になんらかのコネを持っていた方が良い事は明らかであった。そして、他にも国が許可を与えている物や管理している物を手に入れるにもコネがある方が良いといえた。従って、生涯なんら国にお世話にならないと考えている人を除けば貴重な物を手に入れた場合は領主館に売りに行くという選択をする事は至極当然だといえ、直人もその選択をする者の中に含まれていた。


 領主館の受付で買い取りをしてもらいたい旨を伝えると応接室まで案内され、こちらでお待ちくださいと担当者が来るまで待たされる事になった。直人は受付嬢が淹れてくれた紅茶を飲むでも無く、白磁色のティーカップを持ち上げるとその鮮やかな細工を感心したように見入る。これから喫茶店を開こうとしている直人にとって茶器の類は興味の対象であったようである。ティーカップの裏に刻まれている刻印を見て職人の名前を確認しているとドアをノックし担当の者が入室してきたので、直人は名残惜しそうにティーカップを置いた。


「はじめまして、買い取りを担当しているブノアと申します。それで、本日は買い取って欲しい物があると伺ったのですが」


 ブノアと名乗った男性は椅子に座るやいなや笑顔で直人に話しかける。直人は袋からホーリーバードを2匹とも取り出すと机の上にそっと置いた。1匹目置かれた時点で驚いた顔をしていたが、2匹目を机に置くとブノアは信じられないと言った顔をしたが、次第に嬉しそうな顔になっていく。


「ホーリーバードですか! しかもほぼ無傷の2匹! どうやって捕まえたのですか!?」


「昨日、この街に着いてから森に入ったのですがその時に運よく発見しまして。不意をついて1匹を風魔法で気絶させた所、近くに居たもう1匹が仲間を助けようと襲いかかってきてくれたので苦戦はしましたが何とか仕留めたのです。運が良かったとしか言いようがありません」


「なら私も運が良いと言わざる得ませんね。なにせ、滅多に手に入らないホーリーバードを2匹も領主館に持ち込んでくれた冒険者がいるのですから!」


 ブノアは嬉しそうな顔を崩さないまま直人の了承を取るとホーリーバードを検分し始めた。傷の有無や大きさ等を慎重に調べ上げると査定の結果を直人に告げる。


「2匹ともほぼ傷はありませんし、欠損部位もありません。そして、大きさも素晴らしく1匹は金貨650枚、もう1匹は金貨550枚で買い取らせてい頂きたいと思っています」


「それで結構です」


 売買交渉を万が一にも失敗してはならないと考えていたブノアはあっさりと直人が頷いた事で胸をなで下ろす。もし渋った場合はどこまで金額を釣り上げるかと悩んでいた事が無駄になったものの容易に交渉が纏まる分には問題が無かったらしい。ただ、それでも神眼持ちでホーリーバードを2匹も捕獲してくるような有能な冒険者に安く買いたたかれたと不満を持たれては国益に反すると判断し、ブノアは価格面以外でサービスをする事に決めたようだ。


「それで、ナオト様は冒険者で特に拠点を持たれていないと受付嬢から聞きましたが今後はどうなされるかお決まりですか?」


「ハーブや薬草採取をしている内に飲食店に興味が出てきたので、この都市で喫茶店でも開いてみようかなと思っています。幸い、ホーリーバードで資金が出来たのでそれを開店費用に充てようかと。確かケレス王国では冒険者ランクC以上で土地と建物の所有が認められていましたよね?」


 実力があるにも関わらず冒険者を辞める事にブノアは驚いたものの、都市内に神眼持ちの魔法使いを抱え込めるという利点も大きいと考え直人を優遇する事に決める。なにせ、魔法使いの子供は魔法使いに生まれる可能性がそうでない子供に比べて圧倒的に高く、魔法使いが増える事は商業的にも国防的にもプラスに働くからだ。ただ、他国の工作員の可能性もあるので監視は必要だとも考えていたが。ブノアは直人にどんな土地や建物が良いか色々条件を聞くと、ハーブや薬草を育てたり庭園を作るスペースが欲しいといった要望が出て来たので一旦部屋を出て都市内で売り出されている建物や土地を記載したファイルを持って戻ってきた。そして、細かい要望を聞くと目ぼしい物件を見つけたらしく資料を直人に向けながら説明をする。


「半年ほど前に農作物を取り扱っていた商人が破産して手放した物件がありますね。この物件自体は商業ギルドに行けば買えると思いますよ。それに、この商人は取り扱う商品の関係上農業地区に館を構えていた事もあり、周囲は農作地であり、周囲の農作地の借地権も館と一緒に借地権も商業ギルドに売却されてますね。3年前に流行った疫病のせいで農耕放棄地となっている為荒れていますが、その分安く買えると思いますよ」


「それでも、こんなに広い農地の借地権30年分ともなれば相当高くなりそうなので少し厳しそうです。それに館も広そうなので管理が……」


 希望する条件を全て満たす物件であったが今度は価格が心配となり不安げな顔をする。そんな直人を励ますようにブノアはここぞとばかりに援護射撃をする。


「価格に関しては商業ギルドとの交渉次第ですが多分全て入れても金貨1,000枚に行かないと思いますよ? 都市側としても力を入れているのですが残念な事に3年前の疫病のダメージが残っている為、農作物から撤退する動きはあっても進出する動きはほとんど無いのが現状です。ですので、農地の借地権は下がっていきますし館自体も郊外にある為普通の商会の本部としては使い勝手が悪いのでそこまで値段は行きません。ただ、価格が心配というのであれば借地権に関して20年分か25年分を領主館で買い取らせて頂く事もできますよ。あと、館の管理に人が必要であれば奴隷も安く提供しましょう」


 その後、他の物件も色々見せて貰ったが最終的に商業ギルドとの交渉結果を待ってから直人は決断する事にした。ブノアも直人の判断を支持し商業ギルドと話が付いたらもう一度話をしようと持ちかけ、後日もう一度話し合いをする事に決まった。もし、その時点で価格面でまだ悩んでいるようなら自国民の魔法使いに対する補助金制度を提示し、ケレス王国の国民としてしまおうとも企んでいたが、直人はそんなブノアの内心には気づく事は無かった。










 商業ギルドの担当者の説明を聞きながら直人は目の前の館を見上げた。その館は元々商人が所有していたといった事もあり貴族の館のように華美では無いが十分に立派な建物であり、直人は予想以上の大きさにただただ驚くしか無かった。


「あ、あの。本当にこの物件が回りの土地も入れて金貨700枚で良いんですか?」


「はい。農業地区と隣接している関係上、倉庫くらいしか使い道が無いんですよ。ここにこの館が建てられた理由は農作物を扱う物として常に現場を見たいと言った商人の方の一種酔狂的なものなんですよ。商会の本部にするには不便で、倉庫にするにも一々この場所を経由する必要が出るんですが、宿屋等にしては豪華する。それに、周りの土地も含めての販売なので売却には領主様への申請も必要で非常に買い手が限られるんです。ですので、ナオト様が希望されている条件であればこの館が最も良かったりしますよ?他の場所であればこの館の4分の1程度の大きさでここと同じ価格だったりします」


「はぁ……」


「あとこう言っては何なんですが所有しているだけでは損失が積み重なってしまうので安くなっているという部分もあります。建物は古くなっていきますし、借地権の有効年数も消費されていくのでギルドの方としてはなるべく早く売りたいのでこの価格を提示させて頂いております」


 先に中を見てから話をしましょうと担当者に連れられて邸内の確認をする。一部屋一部屋見ていくが、特に装飾等も無く実用性といった観点から設計されている事が窺えた。全部の部屋を見て回ったが2階建てで全部屋数12部屋もあり、見るだけで直人は疲労感を覚えた。あくまでも、精神的な疲れではあったが。


「どうでしょうか?この物件に決めて頂けるのであれば喫茶店とナオト様が希望されていた木塀も割安で提供する用意がございます」


 初めはこんな豪華すぎる館なんか眼中に無く、あくまでも普通の一軒家と農業をできる土地を希望していた直人であったが担当者の説明を聞きこの館にした場合のメリットを考える。担当者の言葉が嘘で無いとするならば同様の金額を出した所で他の物件にした場合でも少し大きめの一軒家くらいしか買えない。領主館でブノアから聞いた情報とも一致し、さらにブノアが言っていた価格よりも金貨300枚も安く非常に良心的な値段とも言えたのだ。そういった要素が直人にこの物件を簡単に諦める事を躊躇させた。まだ悩んでいる直人の背を押すべく担当者はもう一声かける。


「不便と言いましても商会の本部を置くにしてはといったものなので喫茶店であれば十分人を集められる場所かと。それに、その直人様が望まれているような農地や庭園を作れる場所で貴族用の物件以外でとなりますと、やはり農業地区の近くになってしまいます。そういった面ではこの物件が一番適していると思いますが……」


「では、ここにします……。喫茶店や木塀の件もお願いできますか?」


「はい! ではギルドの方に戻ってから相談しましょう」


 契約が取れてほっとしたのか満面の笑みを浮かべ担当者は直人を連れてギルドに向けて歩き出した。





 商業ギルドでの話し合いの結果、喫茶店と木塀を含めて端数割引もあり金貨1,000枚という大金の支払いとなった。だが、日本円にして1億円ほどの大金を費やしたものの直人としては不満を抱いては居なかった。もともと、ホーリーバードで稼いだ金の大半はこの都市で使う予定だったからだ。直人は別に贅沢がしたいとか働きたくないといった願望からホーリーバード等の希少性の高い魔獣や鉱石を探していた訳では無く、ただ生活基盤を作り上げたいとの願いからホーリーバードを狩ったのだ。敵国の工作員として疑われる事も考慮して、普通であれば敵国には持ち込まないような希少性の高い物が必要と考えただけである。そして、希少性の高い物品を売り家と店に費やするというのが当初からの予定であった。


 節約をしてホーリーバードで得た大金をそのまま持ち続けると盗賊や強盗そして詐欺等の被害にあう可能性が非常に高くなるばかりでは無く、ケチや守銭奴といった評価にも繋がりかねない上に、経済への影響もあると直人は考えた。もちろん、たった金貨1,200枚程度で都市の財政に大きな打撃を与える事は無いが、金の巡りを悪くするという事は都市側としても望ましく無いと考え、わざわざ権力者の心証を害する必要も無いと判断したのだった。ゆえに、得た金貨1,200枚の内少なくても1,000枚前後は何らかの形で近い内に処分する事に決めており、金貨1,000枚の支出に対して直人は特に何も感じなかったのである。それは、あくまでも生活費くらいであれば冒険者として稼げるという裏付けがあったからとも言えたが。


 それに、直人にはこの物件を断れない事情も存在していた。それは、ブノアの存在である。ホーリーバードを持ちこんだ事に対して優遇措置を図ってくれるという事でこの物件を紹介し、さらには金銭的に厳しければ借地権を一部領主館で買い戻しても良いとまで言ってくれたのだ。もし、ここで直人が特に大した理由も無くこの物件を買わなければブノア……強いては領主館のメンツを潰す事になるのだ。そうなってしまえば、ユピリスには今後住み難くなる事はほぼ確実であるし、彼らが直人の事をどう評価するかは分からないが下手をすればケレス王国自体にその評価が残り続ける可能性があった。結局の所、ブノアが勧めてくれた時点でこの物件を買う事は確定していたともいえたのである。







「そうですか! それは良かった! 郊外にあるとはいえ良い所だったでしょう?」


「はい。館も良かったのですが、それ以上に厨房のパン焼き窯やオーブンとかが魅力的でした」


「やっぱり喫茶店とかだと焼き立てのお菓子とかが決め手ですからね!」


 資金的にも問題無く物件を買う事ができたと報告に来るとブノアは自分の事のように喜んだ。たとえ打算まみれであったとしても喜びを共有してくれる事に悪感情を覚えないようで、直人もまんざらでは無い様子である。しばらくは、喫茶店の魅力といったテーマで話していたがブノアはふと気付いた様子で直人に質問をする。


「それで店員や使用人はどうされる予定ですか? なにか伝手でもあったりなどは?」


「商業ギルドの方で斡旋をしてくださると言うので喫茶店が出来る頃に使用人を募集してみようかなと考えています。それまでは自分で館の掃除くらいはしようかと」


 直人の返事を聞き、それならいっそ奴隷を買ってはどうですかとブノアが勧めて来た。


「奴隷……ですか?」


 とまどいながらも直人はブノアの提案を検討する。ケレス王国では奴隷制度があり、その奴隷は国がその所有権を有していた。奴隷になるのは基本的に両親が奴隷だった場合、両親が国に奴隷として子供を売却した場合、罪を犯して逮捕され奴隷の身分に落とされた場合に限られる。昔は普通に奴隷商等に奴隷の売買を見とめていたが、人攫いや詐欺並びに脅迫等の方法で不法に奴隷身分に落とされる者が続出した影響で今では国側がその権利を有するまでになったのだ。そして、国側は奴隷であっても少しでも商品価値を高める為に優秀な物には勉強をさせ、器用な者には技術を習得させていた。ゆえに、このケレス王国では店員代わりに奴隷を買ったり、国側から派遣奴隷として一時的に借りるなどの方法で奴隷を使役する事は一般的であり、その点直人の喫茶店の店員や館の使用人に奴隷を使ってはどうかとブノアは提案してきたのだ。


「高くはないのですか?」


「意外に安いですよ。能力等によって異なりますが大体平均的な者で金貨50枚って所ですかね。なにか特殊技能を持っている奴隷だとその技能によって値段が上がりますが」


「意外に安いんですねぇ」


 日本円にして奴隷が1人500万円ほどで取引されている事を聞き直人は目を瞠る。そんな直人の様子にどこの国でも大体このくらいの価格ですよとブノアは教えてくれた。奴隷がもっと高価だと思っており躊躇していたが、このくらいの価格であれば普通に人を雇うよりも割安だと判断しブノアの提案を受け入れる事にしたらしくどんな奴隷が居るのか具体的な質問に移った。乗り気になった直人を見て好機だと思ったのかブノアは得意のセールストークでお勧めの技能を持った奴隷の売り込みを始める。その結果、割引価格込で3人の女奴隷を金貨100枚で直人は買い取る事になったのだった。

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