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第五話

 大樹が乱立している森の上空を馬が全力で走ったとしても追いつけない程の速さで1人の人間が飛行していた。言うまでもなくそれはリュックサックを背負った直人であった。多量の荷物を所持しているはずであったが空間魔法付の鞄のおかげで直人は非常に身軽な格好をしており、その姿だけを見ると飛行を楽しんでいるようにさえ見えた。もっとも、本人としては自分の周囲を守る結界に加え安定して飛行する為に必要な風魔法の制御でいっぱいいっぱいだったが。


 高速で飛行する物体を恐れてか空を縄張りに持つ魔鳥でさえ直人には近づこうとはせず、双方とって幸運な事に空中戦になる事からは避けられたようであった。高速飛行していた直人であったが、近隣の村まで後半日も歩けば付くといった所で高度を極端に落とし木に触れるか触れないかという所を飛び始めた。目立つ事は本意では無く、空を高速飛行する所を目撃されるリスクを下げる事が目的だった事は言うまでも無い。


 ただ、それも村から歩いて3時間程といった所で止め直人は森の中に降り立つ。風魔法を使い近くに人が居ない事を確認しつつ飛んでいるとは言え、この辺りは冒険者が活発に活動している付近でありいつ誰かに空を飛んでいる所を見られるか分からなかった為である。もちろん、結界には認識阻害の効果も備わっているが魔法使い相手だと見破られるリスクはゼロでは無かったからだった。


 長時間空を飛んでいた事もあり直人はこわばった身体をほぐす。手や足を入念に揉み、ようやく気がおさまったのか直人は森の外に向かって歩き出した。本音を言えばここで結界を張り休憩を取りたい所であったができる限りこんな場所で誰とも会いたく無かったので急ぎ足で村まで歩いて行った。その判断が効を奏したのか3時間後にはケレス王国との国境に近いヨスズ王国所属のイヤック村が直人の視界内に入って来たのだった。


「まずは門番に状況説明と……。武器も魔獣解体用のナイフくらいしか持ってないし身なりもきちんとした旅装に……なってるし問題は無いはずだ」


 直人は首を捻り全身くまなく見渡し、不自然な点が無いか確認していく。そして問題が無いと判断して村に近づいて行った。すると、村に近づく直人の姿を見つけたらしく同僚らしき男と話していた門番は意識を彼の方に向け声を掛けてきた。


「見慣れない顔だがどういった目的でこの村に?」


「冒険者として登録しようと思ってこの村まで来ました」


 探るように直人の事を見てくる門番に対して、不審にならない程度に愛想よく直人は返事をする。


「冒険者として登録せずここまで来たのか? 近くにギルドのある村や町は無かったのか?」


「いえ、ギルド自体はあったのですが、村の人達に危ないから止めなさい!と止められまして……。ですので、止められないくらい遠くまで来てから登録しようと思いここまで無登録で来ました」


 事前に作っていた想定問答集から答えを引っ張りつつ直人は門番の問いかけに次々と答えていく。下手に答えの最中に淀めば、後ろ暗い事があると証明するようなものであり直人は必死であった。もっとも、逆に何を聞いてもすぐに答える直人に不信感を抱いたらしく門番の問いかけはまだまだ続いた。


「……やけに説明がこなれてないか?それに旅装も綺麗すぎる気がするが?」


 一応、森の中である程度はくたびれるように使っていたつもりである旅装も門番の眼から見ればまだまだ綺麗な部類だったらしく、その事もあってか直人に対する視線は当初のものよりも強くなっていた。


「あぁ、その事ですか。酒場とかで出会った冒険者の人達から話を聞く度に門番さんが聞かれるのとよく似た事を聞かれるんですよ。旅装に関してはあまり代えが無いので定期的に洗うようにしてますし、そこまでの距離を旅してきた訳ではありませんからね」


 内心滝汗が流れていたが、ここでボロを出せば死ねると思い直人はなんでもないっという風に返事をしていく。そんな彼の様子にある程度は信用を見出したのか門番はようやく門を通してくれた。もっとも、門番は元々魔獣対策に置かれているに過ぎなく少々の不審者であれば村に入れる事は許されていたので直人の入村を許可したに過ぎなかった。そして、村の中で騒ぎを起こしても冒険者達が多くいる為捕縛は簡単だと判断していた事も大きな要素であったが直人が知るよしも無かった。




「ではとりあえず1週間宿泊でお願いします」


「1週間かい?なら朝食付きで5銀貨と60銅貨だね」


 直人は村人に教えてもらった村に1つしか無い宿屋に来ていた。幸いな事に部屋は空いていたらしく1日80銅貨で宿泊できる部屋を1週間予約することにしたらしい。


「まいどあり。それでさっそくギルドに登録に行くのかい?」


 女将はお金を一枚一枚きっちりと数え終えると話題を振る。


「いえ、今日は旅の疲れを取る事にして、明日から働こうと思っています」


 宿屋に訪れた時にさりげなく素性を聞かれた事で少し緊張しつつも直人はこれからの予定を話していく。宿屋の経営者が怪しい者を泊めたくないという理由で聞いている事は直人にも分かったので、なるべく警戒されないように振る舞った。なにせ、この宿屋が使えなくなったら直人は泊る場所が無くなりこの村から出ていく事になるのだ。そして、初めて訪れた村で不審者として扱われたという経歴が残ってしまう。そんな事は絶対に避けたいと彼は心から願っていたし、そうならない為に努力しようと心がけていたのである。


「そうかい。あんちゃんはぼぅとしてそうだから気をつけるんだよ」


 女将は豪快に直人の方を励ますように叩くと、その恰幅の良い身体を揺らしながら笑う。


「大丈夫ですよ。こう見えて逃げ足だけには自信があるんです!」








 女将に案内された部屋で荷物の整理……といってもほとんど全ての荷物は空間魔法内にある為鞄を床に置くだけであったが……も終り直人はベットに座る。


「残る資金が4銀貨と60銅貨か。ギルド登録料が1銀貨かかるし、薬草や剣も買わないといけないから確実に予算不足か」


 直人は掌に収まりきる全財産を見ながら思案にくれる。ポイントは魔法や肉体強化にほぼ全てつぎ込んだ為、持って来れたお金は金貨1枚であり銀貨に直しても10枚分しか無かった。この世界では1銀貨1万円相当である事を考慮すると、直人の所持金はギルド登録料を除けば3万6,000円相当しか無かった。


「魔獣の毛皮とか売れば良いだろうけど初心者が今まで貯めた毛皮とか爪とかの素材を放出すると目立つからなぁ……。やっぱり地道に稼ぐか。1週間は泊れるし……干し肉とかカシュの実とかあるからご飯には困らないからな」


 食料問題はいざとなれば魔獣狩りと緑魔法で確保できる直人にとって一番の問題は宿の資金だったらしい。かといって魔獣の素材を売る訳にもいかず、眉間に皺をよせ腕を組みながらうんうんと唸る。しばらく考えた結果、初心者でもできる薬草採取で稼ぐ事を決め直人は次の懸念事項へと思考を移す。


「問題は眼の色だけど、門番は気付かなかったしそこまで分からないものなのか?一応、青碧せいへき色は国家認定基準魔法使いとしては最低ランクとして登録されているはずなんだけどなぁ」


 一般人でも魔法使いの事を認知しているにしては眼の色は知らないものなのか?と直人は考えに浸るがいまいち結論が出ないようだった。


「気付かれないんだったら光魔法解いて蒼色に戻しても良いかなぁ……。いや、知っている人が出てきたら危険だからこのままだな。一度、気付かれたら今後も情報収集によって俺が高位の魔法使いであると発覚する恐れもあるしな……」


 色々考えている内にめんどくさくなったのか、直人はベットにどさっと寝転んだ。


「まぁ、ギルドの対応で分かるだろ。田舎とはいえ一応死の森に近いギルドだから魔法使いの情報なら網羅しているはずだから、そこで気付かれなかったら対応を考えるか」


 朝から空を飛び、更に長い距離を歩き、緊張だらけの対人コミュニケーションを取るという三重苦のせいで疲れ切っていた直人は身体の埃を拭う事さえせず、そのまま眠りについた。








 直人は、久しぶりに魔獣の唸り声や魔鳥の羽根を擦り合わせる音といった安眠を妨げる音声で目覚める事無くベットの中で朝をむかえた。彼は寝起きにも関わらず非常に爽快そうな顔をしており、身体を半分起こすと宿屋で迎える朝というものを満喫していた。ただ、いつまでもそうしている訳にはいかなかったのか、ひとつ伸びをするとベットから立ち上がり柔軟体操を始める。三十分ほどかけ朝の体操を終えたらしく直人は階下に降りようとして何か気づいたらしく突然足を止めた。


「森暮らしの習慣はなかなか抜けないな。柔軟体操は悪い事では無いから良いのだろうけど、他にも森暮らしの悪癖とかなかったよな……」


 直人は、いつでも戦闘できるようにという事で、毎朝行っていた柔軟体操以外に何かこっちの世界に来てから習慣できたかなと思考を巡らせる。魔法の訓練や筋力トレーニング等が習慣として浮かんだが、それらは特に奇異に映らないであろうがなるべく人が居ない所でやるかと思う程度に留まる。


「問題なさそうだな。というか今後も冒険者続けるならトレーニングは必要だし止める事はないか。さぁ、飯だ飯」


 空腹を訴えるお腹を押さえ朝食にありつくべく直人は階段を降り始めた。料金内なのだから食い逃してなるものかと。





 1階の食堂に入ると既に食事をしていた冒険者の装いをした男達に好奇の目を向けられたが、特に絡まれる事も無く空いている席に直人は座る。直人が食堂に入って来た事を見とめると女将は鍋から何かを掬い皿に盛り他の皿も乗っている木盆に載せ、彼の所まで運んでくる。


「朝食だよ。自信作だから味わってたべな!」


「ありがとうございます」


 座っていた長机にそっと置かれた皿の数々を見て直人は笑顔になる。あぁ、木を無理やりくり抜いたものでは無く、きちんと加工された食器だと。そしてフォークやナイフまで付いてきていると。周りの喧騒など全く気にならないほど直人はたったそれだけの事に感激していた。少しの間感激のあまり呆けていたがせっかくの料理を冷ましてはならないと、たっぷりのハーブと野菜が入ったスープをひと匙掬い口の運ぶ。


「うまいなぁ……」


 今まで森の中で作っていた自作のスープとは比べ物にならない味に唖然とする。使っている素材から言えば直人の方が明らかに鮮度も素材も良かったが、それでもプロの作る物には叶わない事が実証された形となった。そして、直人は一人静かに決意した。干し肉で食い繋がなくて良い程度には稼ごうと。


 じっくり味わいながら食事をしていたせいか、直人が食べ終わった頃には食堂にほとんど人は居なかった。どうやら自失している時間が長過ぎたらしかった。その事に気づき直人は居心地悪そうに頭を軽く掻く。直人が食べ終わった事に気付いたのか他の食器を下げていた女将が彼の食器も下げに来た。


「えらく真剣な顔をして食べていたけど、そんなに気にいったのかい?」


 女将も直人の食事風景を見ていたらしくからかうように声をかける。直人は羞恥による頬の赤みをごまかすように多少大げさに笑う。


「とっても美味しかったです。ハーブの入ったスープは色々食べましたが、ここまで美味しいのは初めてです。それに、サラダのドレッシングも好きな味でした」


「そんなに言われると嬉しいじゃないか! それで昼飯と夕飯はどうするんだい? クエスト時に食べる用の食事も受け付けているから欲しかったら注文してちょうだい。両方とも銅貨10枚からやってるからね!」


「よかった。是非頼もうと思っていたんです。では、昼食は森の中で食べる事になると思うので携帯用のでお願いします」


 直人は銅貨を渡しながら昼食の注文をした。


「よし、少し待っておいておくれ。30分も掛らないよ。それと、明日から待ちたくないなら夜の内に言っておいてよ。そうすりゃ、朝食の時に一緒に渡せるからね!」


 女将の勢いに押されつつも、わかりましたとだけ答え直人はギルドに行く準備を整える為2階の客室に1度戻り、昼食の入った袋を受け取るとギルドへ向かって歩き出した。





「おっこれか」


 てくてくと女将に教えられた道を歩いていると、ギルドの建物が前方に見えてきた。建物の前に掛っている木の看板を確認すると、ギルド紋章である杖と剣が交差している絵が描かれておりギルドであることに間違いなかったようだ。両開きの扉を押して入ると何人かの冒険者が何かボードの前で話し合いをしているだけで、直人の想像とは違い意外に静かな所だった。緊張の糸が少し緩んだのか周りを観察しているとギルド職員らしき女性が近くに寄って来た為、直人はそちらに意識を向けた。


「本日の御用件は何でしょうか? 依頼ですか? それとも冒険者の方ですか?」


「ギルド登録に来ました。今日から冒険したいと思っています」


「そうですか。では、こちらへどうぞ」


 ギルド職員は何か扉のある部屋に手を向け直人を促す。直人はギルド登録は受付でするという知識があった為、違う部屋に行く事に抵抗を覚えたが今後の事を考えるとここで騒ぎを起こす訳にはいかないと黙ってギルド職員の誘導に従い部屋に入る。何があっても対応できるようにと部屋に入った瞬間、念入りに部屋の様子を確認しながらギルド職員に不思議そうな顔をしつつ質問する。


「ギルド登録というのは受付でやると知り合いに聞いたのですが、何か問題があったのでしょうか?」


「いえ、そういった訳ではございません。ただ、一人で行動される魔法使いの方は珍しく、そうと気づくとパーティに引き込もうとする冒険者達の間で勧誘合戦となってしまいます。ですので、どこかのパーティに所属していない魔法使いの方や新しく来られた魔法使いの方がギルドにいらっしゃいましたら応接室でお話をさせて頂いているということです」


 どこか申し訳なさそうな顔をしつつ謝ってくるギルド職員に直人は苦笑しつつ謝罪を受け入れた。若干微妙な空気になった事を払しょくするようにギルド職員は後ろの棚から登録書類を取り出すとことさら明るく説明を始める。


「一度に全てお話してもたぶん覚えきれないと思いますのでギルドについて大まかにですが説明させていただきます。全ての説明が終わった後に分からない事があればご説明しますし、後日分からないことが出た場合は受付の方にご質問ください」


 直人が頷くのを確認すると詳しくはこの冊子にも書いてありますのでお読みくださいと、薄い冊子を彼の方に差し出す。その冊子の表紙には『ギルド冒険者利用ガイド』と書かれていた。ぱらぱらと内容に軽く目を通すと案外文字数が多くしっかりとした説明がなされているなぁと直人は感心する。


「では、説明を始めます。簡単に言ってしまえばギルドとは依頼の仲介をする所です。もちろん素材や魔道具の売買や冒険者の支援もしますが本質的には依頼の仲介業とご理解ください。そして、仲介という性質上、依頼はなるべく完遂してもらいたいのです。冒険者と依頼者双方の利益になるように。ですので、冒険者には依頼数や難易度に応じてランク付けをし受けられる依頼を制限させて頂いております。その上で、冒険者が望まれる仕事をギルドが提供し、仕事の仲介料を頂きます。これがギルドの基本的な仕組みとなっていますがここまではよろしいですか?」


 脳内の情報と照らし合わせ間違っていない事が分かると直人は一つ頷いた。意外とこの段階で躓く冒険者も多いらしく直人が一発で理解した事で、何度も同じ事を説明するという苦痛から逃れられたと言わんばかりにギルド職員は笑顔になった。プロ意識としては決して誉められないであろうが、その気持ちが分かるので直人も苦笑する。


「続きましては冒険者ランクに関してなのですがSSSランクからGランクまであり、自分のランクと同一の難易度の依頼なら10個、1個上の依頼なら3個、2個上の依頼であれば1個クリアするとランクが上がります。何の特技も能力も無い方ですとGランクスタートですが、神眼を有している魔法使いの方であれば簡単な魔法さえ使えればDランクからスタートになります。もちろん、国によっては違いますが魔法学院を出たり師匠に教えを受けていたりと一定レベル以上と認められた場合にはBランクからスタートとなります」


 ギルド職員は直人に対してどうしますかと視線を向けてきた。魔力量が一定以上の者に出てくる神眼と呼ばれる眼を持つ直人はどうやらDランク以上になる事は確定らしかったが、修行の如何によってはBランクから始める事も可能らしい。もっとも、いきなりBランクとなればパーティの勧誘や他の冒険者の嫉妬等の厄介事が舞い込む事が予想されていたので直人はDランクで良いとの旨を伝える。


「そうですか。では、ギルドカードの発行手続きに入ります。こちらの登録用紙に記入をお願いします。得意な魔法や武装に関しましては望まれなければ無理に記入する必要はありません。ただ、記入して頂きますと得意とされているもので高機能な武装や魔法具が入りましたら優先的に声をかけさせて頂く等の便宜を図らせて頂いておりますし、後日変更も可能ですのでその点よく考慮の末ご記入ください」


 自己の能力を安易には開示しない事が常識となっているこの世界ではギルドでも能力に関しては積極的に詮索しないという。だが、開示した者には一定の利益を図るといった手口や冒険の噂等で冒険者の力量を把握するという方式を採用していた。その事が分かっている直人は苦笑いしつつも最低限の項目を埋めるとギルド職員に紙を手渡す。


「これから得意な武器とか見つけていきたいと思うので、何かしっくりくるものが出てきたら登録させていただいますね」


「分かりました。では、ギルドカード発行手続きに入りますので1時間ほどお待ちください」


 ギルド職員に付き従い一緒に直人は応接室から出る。彼がギルドに入って来た時にはいたボードの前に立っていた冒険者達も今は出かけたのだろうか、既にギルド内に彼らの姿は無かった。人目を気にせず依頼を見れるなぁと思い覗き込むと、色んな依頼が張られていた。依頼は、素材目的や防衛関連の魔獣討伐、治療や実験目的の薬草採取、そして力持ちや特殊技能持ち用の村内や近隣の村からの援助要請などなどであった。魔獣討伐なんて積極的にすればどうしても目立ってしまうという事もあり、直人は薬草採取依頼で報酬の良さそうなものを探す。森の中に生活していた時に薬草の採取を問題なくこなしていた為、薬草依頼で活躍する事を決めたらしかった。ボードに張っている依頼を全て見渡すと直人は気に入った薬草採取依頼を3つほど剥がし、受付に持っていった。


「今ギルドカード作成中の者ですが、常時継続依頼であるこの3つの依頼を受けます」


「はい。分かりました。えーと、ギルドカード発行と同時に依頼を受けられるように手続きしますのでもうしばらくお待ちください」


 しばらくぼぅと待っていると鋼のプレートを持ったギルド職員が現れ手渡してくる。


「冒険者登録完了しました。なお、さきほど受付にて受けられた依頼も手続きは完了しております。これからの直人様の活躍をギルドは望んでいますので頑張ってください」


「はい。頑張ります」


 直人はギルド職員に軽く一礼すると扉を開けギルドから出て行った。

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