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3.知りました。




あれから数日がたった。

孤児の僕はセル爺さんのもとに引き取られることになった。






もともと森の中で倒れていた理由はわからないこともあり、セル爺さんは何か恐ろしい目にあって記憶喪失になってしまったのかもしれないと言っていた。

僕自身何も知らないからそういうことにしておこうと思う。年齢はわからないが見た感じ3歳で間違いないだろうというので僕は今日から3歳児だ!


そういえばセル爺さんはなんで僕がエルフとわかったのかということを聞いてみた。すると何故か「流石はエルフだけあって幼いころから知能が高いな」と妙に感心されてしまった。

しまったと思ったが、そういうことにしておこう。確かに普通の子どもは気にしないよね~~~


なんでもセル爺さん曰く、僕には魔力があるからだといわれた。魔力ということはつまり魔法ですか!?

しかも数多の種族が存在するだけでなく魔獣が普通に存在しているファンタジー世界にテンション上がったが話が進まないのでじっと我慢して話に耳を傾けることにした。


ドワーフは普通に魔法が使えないそうだが、セル爺さんは半分人間の血を引くこともあり、魔力もちらしい。

魔力もちということは魔法が使えるということで今までの経験上である程度魔力持っているものの判断が出来るそうだ。何故、それで僕の種族がエルフとわかったかというと実は耳が尖がっている種族ってエルフ、ドワーフ、ゴブリン、オーガくらいで後はその種族のハーフくらいらしい。

そしてその中でも魔力を持っているのはエルフだけ。容姿的に考えると魔力もちは人間とのハーフもしくはエルフと考えた方がいいらしい。

それだったら僕はエルフ以外のハーフという可能性も出て来るそうだが、意外なことに魔法の潜在能力値の違いがあってハーフでもヒューマ(人間)の魔力値に比べたらかなり劣るということらしい。

僕の魔力値はかなりのもので純血種かハーフかの違いになるのだ。

それでは何故エルフと断言できるかというと実はエルフは絶滅しているというじゃありませんか!?

だから人との接点はないにも等しいので消去的に純潔種のエルフということになる。

そしてここが本題です。何故エルフが絶滅したのかというと・・・・・・・・


「エルフが絶滅したのはただ単に優れた容姿を持っていることから奴隷として乱獲されてしまったからじゃ」


「!?」


「ワシがお前さんに教えた潜在魔力値に関しては今となってはそれを知るものはないからのじゃから上級の魔法さえ使わなければばれんじゃろう。エルフと知られれば奴隷として捕まりかねないから気を付けないといけないのう」


なんですと!?

エルフが奴隷として乱獲されたことで絶滅とかマジかよ~~~~~!

僕って実は他の人に知られたらやばい立場ではないか!!

しかも見つかったら奴隷確実とか嫌すぎる(泣)







そんなこんなでこういう話を聞いたが気持ちを落ち着かせ、これからセル爺さんに魔力の使い方やこの世界の常識などの多くのことを知るためにまた自分の身を守るために是が非でも教えを乞うことに決めました。



そして僕はまたもや某漫画のオカマのヒーハーといった時のポーズをとり心の中で呟いていたはずなのに最後の部分だけ声にだして言っていたのでした。無意識って怖いなぁと思いました。踊ってないだけマシだなと思いながらセル爺と目があった。

セル爺にはまたもや白い目で見られてやっぱり癖か?といわれた。本来なら良識あるあと二年で大人の仲間入りをするはずだった僕の精神は羞恥心でいっぱいになり、穴があったら穴に入りたいと思ってしまったのは蛇足です。





これからは気を付けようと思います。たぶん・・・・・





誤字脱字がなければ幸いです。ブログにも掲載しているのを少々訂正したものですが、いったいどこに向かって走るのかなぁと書いていたら最初は○態に走りかけて焦りました。(^ω^;)

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