第八話『ヴァンパイア』
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俺は驚いた何故って俺が作った拠点の下に隠し通路があり
さらにはその奥が村だって?
ドーコさん気付いてたかな、聞いても返事してくれないし…
そんな事を考えていたら村に着いた
確かに魔物が支配していてゴブリンを奴隷のように扱っている
「おいお前、あの魔物はなんだ?」
吸血鬼みたいなやつだが
「あいつはヴァンパイアです」
やった当たってた!
確かにヴァンパイアは太陽に弱いからここを支配するのはわかるな
まぁここは相手の出方次第かな
「おいそこのヴァンパイア!来い」
一斉にゴブリンとヴァンパイアがこっちを向いた当たり前だ
「私の領地に許可なく入るとはいただけませんね」
領地ね…
「さっさと出て行ってもらえませんか?邪魔なんで」
邪魔なやつはどっちなんだよ
「陰気臭い雑魚は奴隷の価値もありません」
あ?あいつ雑魚と言ったな?許さん!
俺は雑魚と言う言葉が嫌いで嫌いで仕方なかった
ゲームでも雑魚と煽られ学校でも雑魚呼ばわり
雑魚と言う言葉はまさに地雷なのだ
「スキル『コード』スキル創造: サン・フレア」
《スキル『コード』で新たなスキル『サン・フレア』を創造しました》
「スキル使用『サン・フレア』対象:ヴァンパイア」
俺がスキルを使った瞬間、村は太陽に包まれたように燃え光った
しかし対象を設定したのがよかったのかヴァンパイア以外は燃えて無かった
「なんですか?!そのスキルは…まさか…」
最後まで言う前にあいつは灰になった
「いい気味だ…」
自分でも驚いている怒りのパワーは怖いものだ
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