51話 帰れ
次の日、俺は組事務所に向かった、なぜか人恋しいのか組員は集まっていた。
下田「ダンスゲームしよ」
大迫「やったことないゲームですよ……下田の兄貴……」
下田「どうしてもぉ?」
大迫「顔を近づけないでくださいよ」
天野「小指ないのに言いますね」
伏黒「ひでぇ」
さとり「ピースピース」
渋谷「一応若頭補佐なんだよな……ここで手を出したらセクハラだよな」
智一「おそらく手首とかへし折られると」
さとり「ピンポーン」
智一「一応上の者には敬語を使え」
さとり「わかりましたー」
その時、組事務所の前に既視感のある車が止まった。
伏黒「……窓ガラス割れている、まさかと思うが」
車から降りてきた人は、まさかの昨日ヤキを入れた走り屋の男だった。
伏黒「自ら来るとはな、度胸だけはあるな」
すると外回りを終えてきた四月一日がその暴走族の首根っこを掴み、組事務所に入ってきた。
四月一日「たむろしてたから捕まえたぞー」
走り屋「カヒュ……」
伏黒「おう、息吸えてないだろう、放してやれ」
走り屋の男は青白くなっていた。
伏黒「どうしてここに来たんだ」
走り屋「男を磨きたくなって……カヒュ」
伏黒「とりあえず、おやっさんのところに通すか」
俺はおやっさんのところにこの男を通した。
伏黒「こいつがここで男を磨きたいと言っているのですが」
おやっさん「帰れ!……と言いたいが、来るもの拒まず去るもの追わずだ、迷惑事は起こすなよ」
伏黒「ということは」
おやっさん「ああ、入ってもいいぞ、だが今怪しいんだ、半グレと戦争になりそうで、死ぬなよ」
走り屋「はい!」
気持ちのいい反応だな、いいな。
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