46話 野球観戦
波下「にゃっこうおろしのぉ!!!!」
試合が始まったのはいいが、応援歌とかわからない、だから俺一人でポツンといるしかできなかった。
観客「歌えやボケェ!」
観客「アホんだらぁ!!」
関西の一般人の方が極道じゃないかこれ?」
波下「まぁまぁ、ええやないか、おっと、始まったな、とりあえず応援や」
伏黒「そうだな……」
1回表、猫神ニャンターズは早々に満塁になった。
波下「行けよ灰谷!」
応援歌が流れ始め、俺はまたしても浮いていた。
伏黒「は……はひ」
もうこれ野球ファン全員極道だろ。
波下「火山灰にも負けず~敵機にも負けず~」
何言ってるんだ。
波下「あら、三振やないか」
周りからヤジが飛びまくった。
観客「灰谷じゃなく廃谷だろ!」
波下「うまいやん、メモや」
伏黒「どうしてメモなんだ?」
波下「野球場は話のネタになるんや、こういうところで情報を取るんや」
伏黒「そうか……野球面白いな」
波下「そやろ~」
見事に野球の沼に沈みこまれた。
伏黒(……なんだあれ、痴漢か?」
隣の席のグループにいる男が、たまたまそこに座ることになった女子に痴漢をしていた、クソだな。
伏黒「なぁ、俺ちょっと暴れてくる」
波下「そうか、伏黒も感づいてたんか、いこか」
俺らはまるで動く壁のように席を立った。
観客「見えんやんけボケ!」
波下「はいはい、正義執行しときますよー」
俺はその痴漢野郎の席の近くに向かった。
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