27話 ヤクの取引
伏黒「はぁ、散々な目に合ったな、最悪だ」
俺は巡回を続けた、その時、誰かがボコられる音がした。
伏黒「なんだ?ってかここ路地裏じゃねーか……いやだが行くしかねーよな」
俺はめんどくさそうに、向かった。
伏黒「何してんた……?」
俺は圧をぶつけながら半グレ風のヤツに向けた。
半グレ「ああん?なんだおめー」
伏黒「その小僧、どこに連れて行こうとしたんだ?」
半グレ「お前には関係ないだろぉがてめー」
小僧はなにかうるっとした目でこっちを見ていた、何を言いたいんだ!
半グレ「ほら、行くぞ」
体を無理やり押してる感がする。
伏黒「その小僧、どこの子だ?」
半グレ「だから俺の子だ!」
小僧は何か目の奥が曇った、本当に何が言いたいんだ!!!
伏黒「なら小僧の名前、行ってみろ」
半グレ「えっとぉ……一ノ瀬?」
伏黒「小僧、どうだ?合ってるか?」
小僧「一瀬」
ノが付いてないじゃん。
伏黒「ノが付いていないノ無し野郎が、髪の毛ノーにしてやる」
俺は髪の毛をドスで切った、おまけに頭皮をはぎ取った。
半グレ「ひぃぃぃすいませんでしたぁぁぁ」
あいつは泣いて逃げた。
伏黒「……本当の名前は?」
小僧「一ノ瀬」
伏黒「あいつ本当のこと言ってたんだ」
一ノ瀬「でもあいつに連れ去られそうになった」
伏黒「そうか、いい嘘だな」
そして俺は小僧に何をしていたのかと問いを投げた。
伏黒「何をしてたんだ?」
一ノ瀬「お母さんがあの悪い人が新しい人だよって、でも違うんだ、本当のママはママなんだ」
伏黒「人身売買か、なら親元に返すのは危ないな」
一ノ瀬「僕の代わりに白い粉を渡してたんだよ?」
伏黒「クソ……母親はどんな体だった?」
一ノ瀬「ガリガリだったよ?」
伏黒「薬物か……しかし、少年は渡世を見たら腐る、だから俺の事は忘れろ」
一ノ瀬「うん、わかった!」
伏黒「……カスミの家で泊まらせるか」
あそこなら渡世と関わりのないからな……
伏黒「よし、俺が居候してる家に行こうか」
一ノ瀬「……知らない人について行ったら駄目なのに」
伏黒「あーもう、行くぞ」
そして俺は知らなかった、追い返した半グレがある事件を巻き起こすことを……
感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!




