13話 半グレ狩り、始動
茂範「よっしゃ、片っ端から型にはめていくでぇ!!!!」
すると通行人から。
通行人「なんやあいつ」
茂範「……ほないこか、関西弁しかしゃべらん人」
伏黒「お前や」
俺は関西弁を話さないからな……
伏黒「しかし、いつぶりだ?こんな風に街を歩くのは」
茂範「知らんわ、でも、数年ぶりっていう事だけは覚えてるわ」
伏黒「そうだな……数年前は雀荘とか行ってお前がデカい手上がってたな、青天井ルールだったらすごかったぞ」
茂範「あれって、半グレじゃんか」
伏黒「だな」
すると変な歌を歌いながら半グレに近づいて行った。
茂範「ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガ」
半グレ「何だこいつ!?」
すると、茂範の渾身の一撃が奴の顔面をとらえた。
茂範「えい、茂範ペンチ」
そのパンチで半グレが一回転した。
伏黒「凄いな……」
茂範「だろー?伏黒ちゃん」
俺らは街中を離れ、住宅街に入っていった。
茂範「知ってるか?住宅街って、犯罪の温床だぞ、しっかりと目を凝らせ」
伏黒「ああ、それぐらい知っている」
俺らは公園前を通りかかったとき、中から明らかに大人の声が聞こえてきた。
伏黒「……大人か、公園に大人は犯罪の匂いしかしないな」
茂範「行くか?変人が叫んでるだけかもしれないぞ」
伏黒「いや、俺はせっかくだから、のぞいてみるか」
茂範「せっかくだからって、なにがせっかくなんや」
俺は公園を覗いた、そこには血まみれで倒れる青年と、おっさんと、あと一人、誰だかわからないが、誰かいた。
伏黒「行きます、茂範は負傷者のケアを」
茂範「わかったわ、ほなまたー」
俺はおっさんが遊具に入っていったところを見て、犯罪の匂いしかしないと、踏んだ。
伏黒(これ、女児が中にいるのか?なら警察を呼ぼうか……いや、それなら間に合わない、カチコミするか)
そして俺は、おっさんの背後から声をかけた。男は下半身に意識が持っていかれていた。
伏黒「もしもぉし、聞こえてますかぁ」
変態「誰じゃぁテメェ!」
そりゃ人気のない公園で犯罪するよな、そして奥に、女児が今にも襲われそうだった。
伏黒「……すごいもん見せてくれるじゃねーか、ボケが」
俺は変態の髪の毛を掴み、引きずり出した。
伏黒「毛根に気合入れとけよ」
俺は変態の髪の毛を、振り回した、変態は毛根に気合を入れていなかったからか、ブチブチとちぎれていった。
伏黒「……今すぐ出頭しろ、さもなければ、両腕を切り落とす……」
変態「自首します!!!!」
そして変態は逃げていった。
茂範「ここから大和組の事務所は近いよな」
伏黒「まずは闇医者だ、その前に女児を落ち着かせないと」
下着を脱がされていたが……間一髪だったんだな……




