11話 駆逐命令
おやっさん「集まったようだな、まずどうして集まったか、分かる奴いるか……下田はどうした」
渋谷「外で泣いてます」
おやっさん「自爆か、ならよし」
すると横からこんな声が聞こえた。
大迫「伏黒の兄貴がカタギと結婚することですか!?」
伏黒「あいつ、後でヤキ入れておきます」
渋谷「ああ、頼んだ」
おやっさん「それは禁句だ、後でアルハラ5分だ」
渋谷「このシマでチャカが出まわっとる、その出所を調べろって事ですね」
おやっさん「なんで一言一句あってるんだ、怖いわ」
渋谷「おほめいただき光栄です」
おやっさんは少し引いていた、そりゃ一言一句合っていたら怖いからな。
伏黒「下田のカシラが戻ってきたな」
おやっさん「さて、その話は渋谷が終わらせたからな……話す内容少なくなったな」
完全に渋谷がこの集まりを短くした要因だ。
おやっさん「伏黒、行ったんこい」
伏黒「はい!」
俺は奥の部屋に連れていかれた。
伏黒「どうかしましたでしょうか、おやっさん」
おやっさん「……お前、あるんだよな」
伏黒「何をでしょうか……」
おやっさん「ゾンビが居た時の記憶を」
伏黒「はい……ありますが」
するとおやっさんがこんなことを言った。
おやっさん「それの首謀者、カスミの親だな、カスミの警護にまだついておいてほしい、結婚はしていい」
伏黒「いじってるのですか?」
おやっさん「いや、夫は極道と言えるようになったら、親は寄り付かない」
伏黒「結婚しろと」
おやっさん「そばにいるだけでもいい、だから守ってやってくれ」
伏黒「どうしてそんな守れとか言うんです?」
おやっさん「その話になるか……俺も信じたくないが、カスミはな、俺のものすごく遠い親戚だ」
伏黒「……ほぇ?」
おやっさん「そんな声を出すのも無理はない、昔、俺の家系は大橋家と霧霜家に分かれたんだ」
伏黒「なるほど……だからあんなかわいがっていたんですね」
おやっさん「だってさ、実質孫じゃんか……」
伏黒「そうですか……」
おやっさん「安全を確保できるまで、守ってやってくれないか、一応お嫁さんにでもいいぞ」
伏黒「守りますが……期待はしないでくださいね」
おやっさん「硬いねぇ……」
そして俺はカスミの家に向かった。




