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第十話 アレクサンダー王子との結婚
「アリアナ、結婚してくれ。オレが、必ず幸せにしてやる」
アレクサンダー王子は、片膝をつき、私の方へ、美しいエメラルドの指輪を差し出した。
彼の頬は僅かに赤みを帯びており、強烈な色気を醸し出していた。
田舎娘の私に、その色気に抗うことなどできない。
「……はい」
私の薬指に、その指輪が装着された。
― ― ―
こうして二人は結婚し、ウィンザー公爵とウィンザー公爵夫人となりました。
二人は、子宝にも恵まれ、アルデンティア王国一のおしどり夫婦として、幸せに暮らしましたとさ。
一方、断罪されたエミリーとクロエは、王都の物乞いに堕ちました。
物乞いだけでは腹を満たすことも儘ならず、お金を作ろうとしましたが、どの男にも見向きもされず、腹を空かせておりました。
そんな時、盗賊の男が二人を拾い、二人も、子宝に恵まれましたとさ。
めでたしめでたし。
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