表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/103

視聴者と次の試合

『すごい試合だったな』

『ね、迫力やばかった』

『縛りプレイなのに強すぎwwwwwwww』

『岩石巨人、地味だと思ってたけど結構好きになったかも』

『今回神回やろ』

『次は何で戦うのー』


「ヘマした部分はありましたが、なんとか勝つことができました!」


 試合が終わり、ロビーに戻ってきた。少しコメント返信でもしようかな。1回戦目のときは、試合をあまり盛り上がらせることができなかったため、すぐに次の試合に行ってしまったし。


 今回は1回戦目と比べ、かなり盛り上がったと思う。その成果を確かめるためにも、コメントを遡ったりして返信していこう。


『なんとかって、結構余裕だったようにみえたwwwwww』

『ね! 勝つって信じてたよ!』

『あの相手結構有名な人なんだけどなぁ』

『それな。たしか、長年中堅配信者やってる人だったよね』


 ほう、あれでも余裕そうに見えていたか。やはり接戦の方が盛り上がるし、次の試合はぶっ倒れるくらいしてみるのもいいかもな。


 そのためにも、2回戦目のような強い敵が当たることを願うよ。それはそうと、やっぱりあのひと有名人だったんだね。コメントでも何人かが対戦相手について語っているのが見えた。


「結構余裕そうに見えましたか?僕は、相手が最初からスキルを使っていたらと思うと、恐ろしくて仕方がないです。皆さんも驚きましたよね?あれだけ防御力高かったくせに、スキルの効果じゃないなんて!」


『まあそれはねー』

『あの展開は流石にビビった』

『くそおもろかったわ』

『妹と見ててめちゃ盛り上がった』

『相手、ちょっと怪我してるみたいですね。リハビリ配信で、普段行かない闘技場潜ってるらしい』

『まじか、どこ怪我してるん?』

『腕らしいよ』


 なるほど、スキルを使わなかったことに違和感を覚えていたが、怪我をしていたのか。たしかに、腕を怪我していたらあの巨大な武器を持っていることすらキツいはずだ。そりゃ使うの渋るよね。


 それから、あれほどの強さの人がDランク帯にいるのもおかしいと思っていたが、普段闘技場に行かないということで納得した。


 闘技場って、リハビリには最適なのかもしれないな。怪我をしてもロビーに戻れば元に戻るので怪我が悪化する心配もないし、怪我が治るわけでもないのでそのままの感覚で戦えるし。


 怪我をしないという点を利用して、スキルの練習がしたい時とか、実践するのは危険な技術を磨くのに闘技場を使うのもいいな。


『あと何試合くらいやるんですか?』

『次の魔物は誰〜』

『ふと思ったんやけど、ヴァリアンの剣術とか見てみてえw』

『うわ、それいいね。それだったら、魔物は身体強化くらいしか効果ないやつとかでやってほしいわ』


「『あと何試合くらいやるんですか?』2試合合わせて30分くらいしか経ってないので、あと2.3試合はやろうかなと思ってます!」


 あ、そうそう。そういえば、コメントに返信する時、返信するコメントを一度読んでからするといいって聞いたんだよな。実践するの、すっかり忘れてしまっていた


「『ふと思ったんやけど、ヴァリアンの剣術とか見てみてえ』『それだったら、魔物は身体強化くらいしか効果ないやつでやってほしい』お!いいですね。実は、こう見えて剣とかも軽く練習してあるんですよ。」


 これは結構面白い案だな。昔、人間界にいた頃は魔力不足で素の状態で戦わなきゃいけなくなることも割とあった。そのため、剣とかも練習してたんだよな。その成果を見せる時が来たようだ。


「ただ、今手持ちで使えそうな武器がこの【吸血騎士の血剣】くらいしかないのでこの剣と……魔物は、剣に合わせて吸血鬼にしたいと思います!」


 ほんとは吸血騎士にしたいけど、こいつはBランク魔物なので使えないし、そもそも倒したことがないんだよな。今度倒しに行ってやる。

 














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ